円滑化法終了から1 年、中小企業の経営支援では税理士・公認会計士の役割が大きく “企業再生の実務家”集う公開討論会4/8 初の一般公開

中小企業の経営体質強化を支援する税理士・公認会計士の全国組織『あんしん経営をサポートする会』 は、企業再生の実務家を招き、同会の税理士らとともに、それぞれの立場で中小企業の再生の実務対応について、公開討論会を来る4 月8 日(火) TKP 市ヶ谷カンファレンスセンターで開催します。

 中小企業の経営体質強化を支援する税理士・公認会計士の全国組織『あんしん経営をサポートする会』(事務局:東京都中野区 MAP経営内 以下 同会 http://www.ansin.jp)は、企業再生の実務家を招き、事例を踏まえた公開討論会を来る4 月8 日(火) TKP 市ヶ谷カンファレンスセンターで開催します。

 中小企業金融円滑化法が昨年3 月末で終了して1 年となります。円滑化法終了を見据えて、2012 年8 月30 日施行された「中小企業経営力強化支援法」(以下、同法)では、国が認定した専門家が中小企業の経営改善支援をすることで、金融機関が資金繰り支援などを連携して行うこととしました。同法による経営革新等支援機関は2 月24 日現在で20,873 機関に上ります。この中で、税理士・公認会計士の割合は85%となっており、中小企業の経営支援に重要な役割を担っています。当初中小企業庁では、円滑化法を利用する中小企業・小規模事業者30 万~40 万社のうち、認定支援機関による経営改善計画策定支援の対象を2 万社と想定していました。しかしながら、認定支援機関による経営改善計画策定支援事業の現状は、2 月14 日現在で、問い合わせ・相談件数9,408 件、策定支援決定件数が1,804 件にとどまっています。認定支援機関の数に対して支援決定件数が少ないことから、メイン金融機関との事前調整をはじめとする認定支援機関の実務対応の事例共有が課題となっていました。

 同会では、年2 回~3 回定期開催している会員の勉強会「MAPサロン」が70 回目の節目を迎えることから、今回初めて一般にも公開し開催することとなりました。第2部では、東京都再生支援協議会より濱田法男氏、企業再生の実務家として元・りそな銀行出身の原口圭一氏をゲストパネラーに迎え、同会の税理士らとともにそれぞれの立場で中小企業の再生の実務対応について討論をしていただきます。

 この他の主な活動として、東京、大阪をはじめとする全国で、「中期5ヵ年計画立案セミナー」を定期開催しています。このセミナーは、経営計画を経営者自らが作成するという点が特徴。株式会社MAP経営(本社:東京都中野区、代表取締役社長 浅野泰生 以下MAP経営 http://www.mapka.jp)が開発した専用ソフトを利用し、1 日で本格的な経営計画書を作成します。専用ソフトは、複数のシミュレーションを比較検討することもでき、経営者の意思決定をサポートします。同会では、中期5 ヵ年計画立案後の経営サイクル確立が重要と考え、単年度計画立案や達成管理のサポートも行い、中小企業の継続的な経営体質強化を支えています。

■中小企業経営力強化支援法による中小企業対策(経営改善計画策定支援事業)について
・認定支援機関による経営改善計画策定支援事業について(中小企業庁HP/2013 年12 月13 日更新)
・中小企業金融等のモニタリングに係る副大臣等会議(首相官邸HP/経済産業省-会議資料)
・経営革新等支援機関の認定状況について(中小企業庁HP/経営サポート「経営革新支援」)

■ 公開討論会「第70 回MAPサロン」について

日時: 4 月8 日(火)13:00~17:30
場所: TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター
(JR 総武線 市ヶ谷駅 徒歩3 分、東京メトロ有楽町線 市ヶ谷駅 徒歩1 分)
定員:300 名
参加費:3,000 円(1 名/税込)、会員無料
内容:
13:10~ 第1 部:経営改善計画策定に伴うメイン金融機関と交渉手順とそのポイント
 東京都再生支援協議会 サブマネージャー 濱田 法男 氏
15:15~ 第2 部:「再生実務家×再生支援協議会×会計人」 公開討論会
 元・りそな銀行 原田 圭一 氏
 東京都再生支援協議会 サブマネージャー 濱田 法男 氏
16:50~ 第3 部:MAP経営よりインフォメーション
申込み FAX もしくは、MAP経営HP http://www.mapka.jp/ からのお申込みとなります。

■ゲスト講師・パネラーのプロフィール

東京都再生支援協議会 サブマネージャー
濱田 法男 氏(元・三菱東京UFJ銀行支店長 本部融資部等歴任)
略歴:昭和35 年生まれ。昭和59 年に旧・三菱銀行に入社。融資部、国際業務部、法人業務部、法人営業部の副部長及び企画・総括セクションを経験。平成24 年3 月三菱東京UFJ銀行を退職、(株)濱田マネジメントタクティクスを設立。東京都中小企業再生支援協議会にサブマネージャーとして現在に至る。

株式会社イナバ産業 経営企画室 部長
原口 圭一 氏(元・りそな銀行「平易な中小企業再生読本」著者)
略歴:昭和34 年生まれ。昭和58 年に旧・大和銀行に入社。法人部、法人部信託代理店所轄、早稲田大
学ビジネス情報アカデミー非常勤講師。平成25 年りそな銀行退職、現イナバ産業を経営企画部
部長就任後、急激な業績回復を実現、現在に至る。

■ 中期5 ヵ年経営計画 立案セミナー(通称:「将軍の日」)概要
経営者・後継者のための中期5 ヵ年計画立案セミナーは、経営理念をもとに、自社の強み・弱み(SWOT分析)から課題抽出をし、経営者が自社の「中期(5 ヵ年)の経営計画(戦略)の立案」を1 日で行います。MAP経営が開発した経営シミュレーションシステムを利用することで、経営者が自分の考えをその場で具体的数値に落とし込みシミュレーションするため、戦略を何度も練り直すことができるのが特色です。本セミナーは、1994 年に、会計事務所が経営者向けに経営計画立案を「自社で実践する場」として、取り組みを始めたことに端を発します。2004 年からあんしん経営をサポートする会とMAP経営は、本セミナーの単独開催が難しい小規模会計事務所の「運営」をサポートするために、集合形式の本セミナーをMAP経営の事業所を有する拠点(東京・名古屋・大阪・福岡)で定期開催を始めました。中小企業の支援実績は、全国の約60 会計事務所の単独開催と合わせて2014 年2 月現在で、4000 社以上に上ります。本セミナーの運営ノウハウは標準化されており、名称を『将軍の日』として2004 年にMAP経営が商標登録。あんしん経営をサポートする会の会計事務所に提供されています。

■ あんしん経営をサポートする会について
名称:あんしん経営をサポートする会(http://www.ansin.jp
事務局:東京都中野区本町2-46-1 サンブライトツイン23F(MAP経営内)
事務局長:高山 範雄(株式会社MAP経営 代表取締役会長)
代表者:会長 岩永 經世(株式会社IG プロジェクト)
設立:1997 年
備考:『あんしん経営をサポートする会』は、『将軍の日』と呼ぶ中期5 ヵ年経営計画立案サポートをはじめ、達成管理のサポートをする全国の税理士・公認会計士により組織された任意団体です。入会は、MAP経営の開発した専用ソフト『MAP経営シミュレーション』の導入会計事務所が対象で、2014 年2 月末現在の会員数は961 事務所となっています。

■ MAP経営について
会社名:株式会社MAP経営 (http://www.mapka.jp
所在地:東京都中野区本町2-46-1 サンブライトツイン23F
代表者:代表取締役社長 浅野泰生
資本金:1 億4412 万7500 円
設 立:1989 年3 月
事業内容:コンサルティング事業、研修事業、ソフトウェア開発・販売事業
備 考 :MAP経営は1989 年3 月、前身の会計事務所から企業の経営計画策定のシステム開発会社として分社し設立。独自の経営シミュレーションシステムの開発、販売を主力としています。現在、会計事務所(税理士・公認会計士事務所、コンサルティング会社)1700 社をはじめ、地域金融機関90 行庫、民間事業会社70 社、中小企業再生支援協議会などに導入されています。

企業情報

企業名 株式会社MAP経営
代表者名 浅野泰生
業種 その他サービス

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