東日本大震災から３年。被災によって生活･教育環境悪化。壁を乗り越えようとする子供が語る夢と東北の復興。－仙台市内で被災児童対象の教育クーポン贈呈式を開催します－

宮城・岩手・福島の被災児童生徒の教育支援を行う公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン（代表者：今井悠介・奥野慧、本部：兵庫県西宮市）は、2014年3月21日（金）に被災した児童生徒を対象とした「教育クーポン贈呈式」を仙台市内で開催します。この取り組みは、企業や個人からの寄付金を原資に、東日本大震災の被災によって経済的に困窮した小学生～高校生に塾や習い事等で利用できる「教育クーポン」を提供するものです。当法人は震災後の2011年からこれまでに延389名の被災児童等に9,725万円分の教育クーポンを継続的に提供してきました。

今回の式典では、2014年4月1日以降支援を受ける予定の子どもにクーポンを贈呈するとともに、ショートスピーチやパネルディスカッション等を通じて、子どもたちに自身の震災の体験、震災から3年経った今の生活、将来の夢・ビジョン等について語っていただきます。

東日本大震災から3年が経過し、少しずつ復興に向けて歩みを進める地域がある一方で、子どもたちをめぐる問題は、一見しただけではわかりにくく、時間が経つごとに複雑化・深刻化しています。未だに生活・教育環境を十分に改善できていない子どもや経済的な事情で将来をあきらめざるを得ない状況の子どもが相当な人数存在しています。今回の式典では、困難な状況にありつつも、壁を乗り越えようとする子どもたちが自身の思いを社会に発信し、これからの「東北の復興」について社会全体で考える機会にしたいと思います。
皆様におかれましては、当式典にお越しのうえ、ご取材・ご報道いただきたく、お願い申し上げます。


【ＣＦＣクーポン贈呈式の概要】
◆日 時：2014年3月21日（金）14:00～16:30 （13:30開場）
◆内 容：教育クーポン贈呈、被災した子どもによるショートスピーチ、パネルディスカッション（仮テーマ：東北の未来）、懇親会 他
◆会 場：仙台市シルバーセンター 第二研修室（宮城県仙台市青葉区花京院1-3-2）
http://www.sendai-hw.or.jp/silver.html
◆主 催：公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン仙台事務局（仙台市青葉区本町1丁目13-32 オーロラビル1106）
http://www.cfc.or.jp/