IWNC、在上海・日系企業が抱える人材育成課題に関するレポート

教育

IWNCは、2月3日〜4日、在上海の日系企業総経理（事業責任者）を対象に、上海に於ける人材開発をテーマとした公開コースを上海にて開催。総経理対象の事前サーベイの結果、現地スタッフとのコミュニケーションに課題があるという結果を得ました。今回、この課題を踏まえ、プログラムを作成・実施いたしました。

現在、中国で日系企業向けに人材育成の問題解決を図る、専門的な組織開発機関が数少ない状態です。その中で、IWNC（東京都港区、石川博久・代表取締役社長）は、18年間培った経験と、そのネットワークで、日系企業の中国ビジネス発展に寄与できると考え、今回、COLABO（上海悠濃灣商務咨詢有限公司）との協働により、在上海の日系企業総経理（事業責任者）を対象に、上海に於ける人材開発をテーマとしたオープンコースを上海にて開催いたしました。

【現地スタッフと邦人スタッフのコミュニケーションに課題】
在上海の総経理の方々に事前サーベイを実施した結果、下記のような課題が挙がりました。

1. 現地スタッフと邦人スタッフ間のコミュニケーション： 50％
2. 現地スタッフのリーダーシップ： 50％
3. 組織全体のパフォーマンスアップ： 33％
4. 邦人スタッフのリーダーシップ： 25％
5. 現地スタッフのマネジメント力： 25％
6. 経営者ご自身のマネジメント力： 25％
7. 邦人スタッフのマネジメント力： 13％
8. 現地スタッフと邦人スタッフ間のチームワーク、融和： 9％

在上海日系企業の抱えている問題として、具体的に上記の課題を感じられている総経理の方が多いようです。本オープンコースでは、上記課題を踏まえたうえで、「パーソナルリーダーシップ開発」に焦点をあてたプログラムを作成・実施し、総経理の方々にIWNCのソリューションの効果性を体感していただきました。

【在上海日系企業向けオープンコース概要】
■ 日時： 2007年2月3日・4日（1泊2日食事付き）

■ 場所：上海メリディアンホテル（LE MERIDIEN SHE SHAN SHANGHAI）

■ プログラム内容
・効果的なチームとは
・効果的なリーダーシップとは
・カルチャーを越えてマネジメントする　中国-日本
・組織開発／人事戦略についてのディスカッション

本オープンコースでは、IWNCの中国人ファシリテーターと日本人コンサルタント／ファシリテーターとの協働体制により実施いたしました。

〜オープンコースに参加された総経理の方々からのコメント〜
【組織目標の達成と同時に、現地スタッフの達成感をもUPさせたいと感じまし
た】
・「思考の枠から出る！自分の立場から何がもっとできるか？」が大きな気づきです。
・双方の信頼関係を作っていく為の大事な心構えを再認識しました。
・組織目標の達成も大事だが、より現地スタッフの達成感をUPさせたいです。
そのためにも、このプログラムは必要だと感じました。
・ IWNCのプログラムをやることで、社員の間の目標統一、協力が出来るように
したいです。

今回のオープンコースを実施した後、現地総経理の方々に、人材育成の必要性を感じていただけたと確信しました。

【在中国日系企業向け人材開発プログラム実施の運営体制があります。】
これからもIWNCは、国内外を問わず、さまざまなサービスの提供、開発を通じて企業のビジネス発展をサポートしつづけたいと考えております。

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株式会社 IWNC （IWNC JAPAN）
担当　村田、吉田まで
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