オープンソースプログラムの公開

　村田機械（本社：京都市伏見区竹田向代町136　社長：村田大介）は、高性能音声認識ソフトウェアとして定評のある「Julius」をベースとした、音声認識システムの実用化に不可欠な単語辞書データを生成するためのプログラム「vocab2htkdic.rb」を開発しました。「vocab2htkdic.rb」はオープンソースプログラムとして、村田機械のホームページ（http://www.muratec.co.jp）で公開します。

　村田機械は、人と機械とのより良好な関係を目指して、様々なインターフェイスの開発に取り組んでおり、今回の「vocab2htkdic.rb」も、新しい音声認識システム開発の一環として開発したものです。
　「vocab2htkdic.rb」は、最新のUNIX系OS環境でも使用でき、多言語データ対応を可能にした「Julius」用の辞書データ生成プログラムです。
　「Julius」が、オープンソースソフトウェアとして、その開発プロセスが公開され、多くの研究者に利用されているのと同様に、「vocab2htkdic.rb」についてもオープンソースとすることで、さまざまな要望やバグ報告など積極的な意見交換、活発な議論が生まれ、広く研究者に利用されるプログラムへと進化することを当社では期待しています。

【村田機械株式会社　概要】
［代表者］代表取締役社長　村田 大介（むらた だいすけ）
［事業内容］繊維機械、工作機械、クリーン搬送システム、ロジスティクス・ＦＡシステム、情報機器の製造販売
［本社所在地］〒612-8686 京都市伏見区竹田向代町136
［設立］1935年(昭和10年) 7月15日
［資本金］9億円
［売 上 高］単体1,351億円／連結1,698億円[2006年5月期]
［従業員数］2,200人／グループ:4,500人[2006年4月現在]
［事 業 所］東京、大阪、名古屋、福岡ほか国内100ヶ所、海外30ヶ所
［生産拠点］犬山工場(愛知県)、加賀工場(石川県)、大分工場(大分県)、竜王工場(滋賀県)、美濃加茂工場(岐阜県)、上海工場(中国)
［URL］http://www.muratec.co.jp

【本件についての問い合わせ先】
村田機械株式会社　広報室／北川・根尾・高嶌
TEL:075(672)8138(ダイヤルイン)／FAX:075(672)8691
〒612-8686　京都市伏見区竹田向代町136