講師にとって声は仕事道具!授業の質にも影響が…塾講師たちが見せる「のど」への気遣い、約9割がのど飴を活用 東進ハイスクール安河内哲也先生が語る、のどへのこだわり

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(本社:名古屋市、以下当社)は、このたび、塾・予備校に勤務する現役講師117名を対象に、「のど」に関する意識・実態調査および、東進ハイスクールの人気講師・安河内哲也先生へのインタビューを実施いたしました。

▼ニュースサマリー
1、 【調査結果紹介】 塾・予備校の現役講師に聞く、「のど」に関する意識・実態
・指導に力が入り声を枯らしてしまった結果、かえって授業に支障をきたしてしまった経験のある講師は多い。
・「講師にとって、のどを気遣うことは仕事の1つだと思いますか?」という質問では、96%が「そう思う」と回答。
・「普段、のどへの気遣いを意識していますか?」という質問では、約9割が「している」と答え、
 具体的な対策方法としては、「のど飴をなめる」が87%と最も多い結果に。

2、 【インタビュー】 東進ハイスクール・安河内哲也先生が語る、「のど」へのこだわり
・のどを痛めてしまうと、講演の質が下がったり、英語の発音がうまくできなくなったりと、仕事に支障をきたしてしまうことが。
・「声」がとても重要な仕事なので、普段からのどを痛めないように注意を払っている。
・腹式呼吸を意識したり、マイクで強弱をつけたりと、のどを痛めないような話し方を意識。
 のどに異常を感じた場合には、のど飴をなめたり、頻繁にうがいをするなどして悪化しないように努めている。

【調査概要】 
・調査期間:2013年10月9日(水)~10月16日(水)
・調査方法:インターネット
・調査対象:20~50代 男女117名 ※現在、塾・予備校で講師業をしている方(アルバイト含む)


1、【調査結果紹介】 塾・予備校の現役講師たちの「のど」に関する意識・実態

■講師の約6割が「指導に力が入りすぎて声を枯らした経験あり」…受験シーズンは要注意!?
まもなく受験シーズン。入試を控えた学生たちはもちろん、生徒を教える教師たちにとっても、大切な時期がやってきました。実際に今回の調査で、塾・予備校の現役講師たちに、「講師として最も指導に力の入る季節はいつですか?」と聞いたところ、53%と半数以上が「冬」と回答しています。

そして、受験本番を前にますます指導に熱が入るこれからの季節は、声を枯らしてしまうリスクも増えるようで、「指導に力が入ると、声量が大きくなったり、しゃべる量が増えたりすることはありますか?」という質問には92%が「ある」と回答。また、「指導に力が入りすぎて、声を枯らしてしまった経験はありますか?」という質問にも59%が「ある」と答えました。

さらに、「声を枯らしたり、声が出づらくなったりしたことで、仕事に支障が出たことはありますか?」と聞くと、58%と約6割が「ある」と回答。具体的なエピソードとしては、「受験直前に伝えたいことが多く、つい大声でしゃべる量が増えた結果、声がかすれて授業にならなくなった。(50代・男性)」、「全く声が出なくなり、黒板に書きながら授業を進めた。(40代・男性)」、「声がかすれて、英語の発音が悪くなり、説明も伝わりづらくなって困った。(50代・男性)」などがあがりました。指導に力が入り声を枯らしてしまった結果、かえって授業に支障をきたしてしまった経験のある先生は少なくないようです。

そこで、「講師にとって、のどを気遣うことは重要だと思いますか?」と聞いたところ、98%とほとんどの講師が「そう思う」と回答。また、「講師にとって、のどを気遣うことは仕事の1つだと思いますか?」という質問では、96%が「そう思う」と答えました。「声」が仕事道具とも言える塾・予備校の講師たちは、のどへの気遣いをとても大切にしていることがわかります。

■塾・予備校講師たちの「のどへの気遣い」事情を調査!約9割が「のど飴」を活用
そこで、「普段、のどへの気遣いを意識していますか?」という質問では、87%が「気遣っている」と回答。

具体的にどのようなことをしているかを聞くと、「のど飴をなめる」が87%と最も多く、「うがいをする」(72%)、「水分をこまめにとる」(68%)、「マスクをする」(42%)、「部屋を加湿する」(36%)などの回答を上回りました。

そこで、「普段、のど飴を携帯していますか?」と聞いたところ、「いつも携帯している」が21%、「季節によっては携帯している」が27%、「のどの状態によっては携帯している」が33%となり、合計で約8割がのど飴を携帯することがあることがわかりました。多くの塾・予備校講師が、手軽に対策できる「のど飴」を重宝している様子がうかがえます。しかし一方で、「教室内が飲食禁止のため、自分だけ飴をなめるわけにはいかない。(40代・男性)」、「授業の間の休憩時間が短いため、のど飴をなめる時間がない。(50代・男性)」という声もみられ、最も声を使う講義中に利用できないことに不便さを感じている講師も多いようです。


2、【インタビュー】 東進ハイスクール・安河内哲也先生が語る、「のど」へのこだわり

また今回は、「英語なんて言葉なんだ、こんなものやれば誰だってできるようになる」などの名言で知られる、東進ハイスクールの人気講師・安河内哲也先生にも、普段の「のど」への気遣いについてお話をお伺いしました。

◆講師の仕事における「声」・「のど」の重要性についてお聞かせください。
私はほぼ毎日のように、100人以上の聴衆の前で、またカメラの前で、英語日本語混じりで、しゃべる仕事をしています。私の仕事はズバリ「しゃべり屋」ですね。こんな私にとって、「のどを痛めてしまうこと」は大問題。風邪をひくなどして、声にハリがないと講演の質が下がってしまいます。また、英語の発音もうまくできなくなってしまい、講義に支障をきたして迷惑をかけてしまいます。

講師業をはじめてすぐの頃は、対策不足が原因の失敗をたくさんしました。20代の頃には、200人の生徒の前で、突然声が出なくなり、授業を一時中断したという苦い経験もあります。また、ガラガラの声で英語を読み、生徒達から、何を言っているかわからないと言われたこともありました。手足にけがをしても講演はできますが、声が出なくなってはどうしようもありません。空気が乾燥してのどを痛めやすいこれからの季節は、特に注意が必要だと思っています。

◆「のど」への気遣いについての工夫をお聞かせください。
前述の通り、「声」がとても重要な仕事ですので、普段からのどを痛めないように注意を払っています。ホテルに泊まる際なども、加湿器をオンにして寝るなど、保湿に気をつけています。また、のどに異常を感じた場合にはのど飴をなめたり、頻繁にうがいをするなどして悪化しないように努めます。また、風邪だと思った場合には、早めに病院に行き薬を処方してもらいます。さらに、のどを痛めない話し方も重要です。腹式呼吸を意識することで、のどに負担をかけないように話しています。また、マイクを口に近づけたり離したりする事で、うまく強弱をつけています。ですので講演の際には、できるだけ事前に、スピーカーの位置や種類、音量を確認するようにしています。私の仕事ではマイクはのどを守るための命綱なのです。また、講演の前には水分を摂り、のどを潤すようにしています。

【安河内 哲也(やすこうち てつや)】
東進ハイスクール 東進ビジネスクール講師、TOEIC運営委員会セミナー講師、日本英語検定協会教材監修者、
国際発音検定顧問、(株)ティーシーシー 取締役、言語文化舎 代表、Mainichi Weekly・東洋経済コラムニスト。
1967年生まれ。TOEICスコア1390点満点 (LR+SW)。東進ハイスクール・東進ビジネスクールのネットワーク、及びTOEIC運営委員会や英語検定協会での講演活動を通じ、実用英語教育の普及活動に従事。執筆活動は、学習参考書に留まらず「勉強の手帳」(あさ出版)「できる人の教え方」(中経出版)等のビジネス書、多読用英文ライトノベル『霊感少女リサ』『ミラクルアイドルメグ』(東進ブックス)など多岐に渡る。

企業情報

企業名 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
代表者名 岩田 義浩
業種 食品関連

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