USB3.0対応FPGAボード「SX-USB4」のオプションボードを発売開始

長野県の最先端技術開発ベンチャー企業、プライムシステムズ社は、6月20日、USB3.0対応FPGAシステム開発ボード『SX-USB4』向けオプションボード『SX-UNIV4』の販売を開始しました。

昨年11月20日に発表したSX-USB4ボードはユーザが使用できるI/Oピンを0.5mmピッチのメザニンコネクタに収容しています。　このコネクタを変換する目的で、オプションボード『SX-UNIV4』を開発しました。　SX-USB4は、シングルエンドまたはLVDS等の差動信号を収容した120pinのメザニンコネクタと、高速トランシーバI/Oを収容した60pinのメザニンコネクタを装備しています。　新規に開発したSX-UNIV4では、120pinコネクタを一般的な2.54mmピッチの96ピンに変換し、トランシーバI/OをSMAコネクタと極小同軸コネクタ（UMCC）に変換します。

高速トランシーバは送信8ch、受信8chを利用でき、それぞれ2chをSMAコネクタに収容し、残りの6chを極小同軸コネクタ（UMCC）として利用できます。これにより、追加回路なしで最大6.4 Gbpsの高速信号を複数チャネル運用することができます。

SX-USB4にオプションボード「SX-UNIV4」を接続すると、さらに既存製品の画像入出力ボード「IMG-Pro6」を接続できるようになり、画像処理を効率的に行える開発システムを構成することができます。

【主な特長】
■ SX-USB4システム開発ボードのトランシーバ回路を、SMAコネクタまたは極小同軸コネクタにより利用できます。
・送信8ch：　SMA　2ch、UMC（U.FL相当）：6ch
・受信8ch：　SMA　2ch、UMC（U.FL相当）：6ch
・専用入力クロックch：　SMA　1ch

■ シングルエンド信号や差動信号は、2.54mmピッチに変換できるので、一般的なユニバーサル基板やMIL系コネクタにより拡張が容易になります。
・シングルエンド信号として　80本のI/Oを利用できます。
・差動信号として　受信9ch+クロック入力ch、送信10chを設定して運用できます。
（この差動信号は送信・受信それぞれ26ピンMILコネクタに収容することができます。）

【価格と供給時期について】
製品名：SX-USB4オプションボード
型番： SX-UNIV4
標準的な価格： 25,000円(税別)　
供給時期：　2013年6月20日以降

ニュース・リリースのURL　：　http://www.prime-sys.co.jp/press/contents/pr_sxuniv4.htm
SX-USB4製品情報　：　http://www.prime-sys.co.jp/products/sxusb4.htm
IMG-Pro6製品情報　：　http://www.prime-sys.co.jp/products/option/imgpro6.htm