全国初、佐賀県武雄市で市議会の同時音声字幕配信を開始 ~モバイル型情報保障サービス(e-ミミ)~

株式会社アイセック・ジャパン(本社:沖縄県うるま市 一瀬宗也社長)は、6月3日から全国に先駆けて、佐賀県の武雄市(樋渡啓祐市長)の市議会で同時音声字幕配信を実施すると発表した。 高齢者や聴覚障がい者など「聞え」に問題のある方の市議会への参加を支援する目的。同時に議事録作成の早期化を可能にする。

●背景、システム概要
高齢者や聴覚障がい者にも「開かれた議会」をめざす佐賀県武雄市が、音声の同時文字通訳を行う株式会社アイセック・ジャパンに業務委託したもの。
同時に、同時文字通訳で作成される速報版議事録を使用することで、今まで次の議会までかかっていた議事録の発行の期間を大幅に短縮することを目指します。

当システムは、聴覚障がい者など「聞え」に不自由を感じている人向けに、国立大学法人筑波技術大学が実証実験したものを株式会社アイセック・ジャパンがビジネス化して提供しているものです。

本年度中に2~3市、来年度には10市の議会の同音声字幕配信を予定している。

【「聞え」の課題】
全国に障がい者手帳を持つ聴覚障がい者は36万人といわれているが、高齢化社会の進行に伴い「聞え」に不便を感じている人は600万人にも上ると言われている。

【当システムの仕組み】
(1)議会での音声を電話を通じて、沖縄県うるま市にある株式会社アイセック・ジャパンの遠隔情報保障センターのオペレーター(文字通訳者)が聞く。
(2) 音声を聞いた文字通訳者は2名ペアで交互にパソコンに文字を入力することで、同時音声文字通訳を行う。
(3)文字通訳した内容はインターネットに配信される。
(4)字幕の必要な方は、スマホやタブレット端末、パソコンなどインターネットに接続した端末でURLにアクセスすることで、どこでも内容を確認することができる。

【当システムの特長】
(1)電話(スマホ・携帯電話・固定電話)とインターネットが受信できる端末があれば、日本国中どこからでも、特別な設備なしに利用が可能である。
(2)音声認識と異なり、人手により文字通訳を実施しているため、応答時間が非常に早く(2~5秒)、かつ、誤訳がほとんどない。
(3)配信と同時に、速報版議事録ファイルができているため、議事録の作成が容易にかつ早くできる。

【会社概要】
商号    : 株式会社アイセック・ジャパン
代表者   : 代表取締役社長 一瀬 宗也
本社所在地 : 沖縄県うるま市字川崎468番地 いちゅい具志川じんぶん館1F
設立年月日 : 2008年9月
主な事業内容: 同時音声文字通訳サービス、IT研修
資本金   : 17百万円
URL     : http://www.iscecj.co.jp/

企業情報

企業名 株式会社アイセック・ジャパン
代表者名 一瀬宗也
業種 ネットサービス

コラム

    株式会社アイセック・ジャパンの
    関連プレスリリース

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域