サバ州東海岸における「スールー王国軍」銃撃事件の背景と意味

日本マレーシア学会(JAMS)関東地区臨時研究会・地域研究コンソーシアム共催(一般歓迎)2013年3月9日(土)14:00-17:00 立教大学池袋キャンパス5号館1階5126教室/発表者:山本 博之氏(京大)コメント:落合 直之氏(JICA)

日本マレーシア学会(JAMS)関東地区臨時研究会(一般歓迎)
2013年3月9日(土) 14時~17時 地域研究コンソーシアム社会連携部会共催
立教大学池袋キャンパス5号館1階5126教室
題目: マレーシア・サバ州東海岸における「スールー王国軍」銃撃事件の背景と意味
発表者:山本 博之氏(京都大学地域研究統合情報センター准教授)
コメント:落合 直之氏(独立行政法人国際協力機構(JICA)経済基盤開発部参事役兼ジェンダー平等・貧困削減推進室副室長)
要旨:2013年3月、マレーシアのサバ州東海岸で「スールー王国軍」を名乗るフィリピンのムスリム武装集団とマレーシアの治安部隊の間で銃撃戦となり、双方あわせて14人の死者が出る事件が発生した。その翌日には、別の村で地元警察と武装集団の銃撃戦が生じ、双方あわせて少なくとも13人が死亡した。さらに戦闘はほかの地域にも広がりつつあるとの報道もある。意見の食い違いの解決を私的暴力の行使に頼らない文化を作り上げてきたマレーシアにおいて、2013年に入って死傷者が出る暴力事件が続いていることをどのように理解すればよいのか。現在進行中なので情報が不十分な面もあるが、「領有権紛争」「スルタン位の継承」「イスラム武装集団」などと語られているこの事件について、今回の出来事をどのように把握すればよいのか、また、今回の出来事がマレーシア社会(サバ社会)のどのような変化を露わにしているのかを考えてみたい。

企業情報

企業名 立教大学観光学部舛谷研究室
代表者名 舛谷鋭
業種 教育

コラム

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