360°全方位を撮影可能なネットワークカメラ 「AXIS M3007-P」を発売 煙探知機を思わせるデザインと低価格と併せ導入コストの抑制に期待

ネットワークカメラのリーディングカンパニー、アクシスコミュニケーションズ株式会社 (本社：東京都新宿区、以下アクシス) は、360°全方位をカバーする映像を実現したネットワークカメラ「AXIS M3007-P」を発売します。AXIS M3007-Pは、すでに発売されているAXIS M3007-PVと同様、 5メガピクセルのセンサーと専用レンズを搭載し、1台のカメラで全方位の映像を撮影することが可能です。AXIS M3007-PVから耐衝撃性能を省略することで、煙探知機を思わせるような、目立たない形状のケースとなりました。従来の固定カメラのように複数台を設置することなく広範囲を撮影でき、またPTZカメラのようにレンズの向きによって死角が生じることもありません。さらにお求めやすい価格を実現しており、映像監視システムの導入コストを抑えることが期待されます。

AXIS M3007-Pは、天井に設置することで全方位をカバーし、全周映像やパノラマ表示に分割した2画面映像、撮影エリアを分割した4画面映像の表示が可能です。また壁面に設置することによって、180°のワイドなパノラマ映像も得ることができます。いずれの場合でも、5メガピクセルセンサーの広大な解像度による鮮明な映像を得られます。また、デジタルPTZ機能を搭載しており、撮影範囲を任意に変更したり、ズームイン・アウトを行うことも可能です。映像圧縮方式はH.264とMotion JPEGに対応しており、複数の映像ストリームを同時に配信することが可能です。カメラへの給電はPower over Ethernet (IEEE802.3af)により行われ、ネットワークケーブル1本で給電と映像伝送の両方を行います。

AXIS M3007-Pのカメラ内部にはmicroSDHCカードスロットが搭載されており、microSD/microSDHCメモリーカードを挿入することでカメラ映像をメモリーカードに録画することが可能です。さらに、アクシスのネットワークビデオ製品に広く搭載されている、映像分析モジュール用プラットフォーム「AXIS Camera Application Platform」にも対応しており、人数計測やヒートマップ、侵入検知などのサードパーティー製アプリケーションをカメラにインストールして、映像を用いたインテリジェントシステムを構築することができます。

AXIS M3007-Pの主な特長
・ 煙探知機を思わせる、目立ちにくい形状
・ 5メガピクセル解像度による360°全方位映像
・ 1600x600ピクセル解像度によるパノラマ2画面の同時表示
・ 800x600ピクセル解像度による分割エリア4画面の同時表示
・ デジタルPTZを搭載
・ microSDHCカードスロットを内蔵し、映像をmicroSD/microSDHCカードに録画可能
・ NAS、ネットワークビデオレコーダー、ビデオ管理ソフトウェアへの録画にも対応
・ H.264およびMotion JPEGによる映像圧縮
・ Power over Ethernet(IEEE802.3af)に対応し、ネットワークケーブル1本で給電・映像伝送
・ AXIS Camera Application Platform対応のサードパーティー製アプリケーションを利用可能


今回発売される製品の価格及び出荷開始時期は、下記の通りです。
製品名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　希望小売価格(税別)　出荷開始時期
AXIS M3007-P 固定ドームネットワークカメラ　84,000円　　　　　2013年1月中旬


■アクシスコミュニケーションズ株式会社について
Axisはプロフェッショナルなネットワークビデオソリューションを提供するIT企業です。グローバルなネットワークビデオ市場を牽引するリーダーとして、アナログからデジタルビデオ監視への移行を推進しています。Axisの製品とソリューションは主にセキュリティ監視とリモートモニタリングに焦点を絞り、革新的でオープンなテクノロジープラットフォームを基盤としています。
Axisは、スウェーデンに本社を置き、世界の40ヶ国以上の拠点で1000名以上のスタッフが従事し、179ヶ国以上の販売パートナーと協力関係を築いています。Axisは、1984年に設立され、NASDAQ OMX Stockholm（ティッカーシンボルAXIS）に株式上場しています。より詳しい情報は、http://www.axis.com/をご覧ください。