【調査レポート】 100万人を超えた海外在留邦人と、拡大する海外赴任対応サービス。

海外で生活する日本人は近年増加の一途をたどり、2012年現在では約120万人に上る。(外務省 海外在留邦人数調査) 「日本の食品を取り寄せたい」「子供に日本と同水準の教育を受けさせたい」など、彼らのニーズに応える新しいサービスが広がりつつある。その現状について調査した。

海外で生活する日本人、「海外在留邦人」は2005年に100万人を超えた。
その後も増加の一途をたどり、2012年現在では約120万人に上る。(外務省 海外在留邦人数調査)
グローバル化の進展にともなって企業の海外展開も加速し、今後もますます海外で生活する日本人の数は増える見込みだ。
そんな中、彼らにターゲットを絞ったユニークな企業が登場している。

1.留守宅の管理を任せる
海外赴任が決まった際に、一番最初に考えるのは「住居」の問題である。現在住んでいる家はどうするのか?赴任先での住居はどうやって手配するのか?など、初めての経験に戸惑うケースも多い。

「リロケーション・インターナショナル」http://www.relocation-international.co.jp/

転勤等によって発生するあらゆる問題を解決するリロケーションサービス。
入居者との対応をまかせられ、貸出期間も自由に設定できる点が評価され、利用者を集めている。
1984年に創業し、首都圏と関西にて現在約10,000戸を管理している。


2.日本の品を海外に取り寄せる
海外ではどうしても手に入らない食品や日用品などを、代わりに日本の店舗で購入し空輸してくれるサービスも登場した。

「御用聞キ屋」http://www.goyokikiya.com/

海外発送、買い物代行サービスとしてユーザーを拡大中。
ダイエーのネットスーパーの7000品目が購入できる他、独自に商品をセレクトしている。
子供の玩具や赤ちゃん用食品など、「やっぱり子供に与えるものは安心安全な日本のものがいい」という親のニーズに応える。


3.日本のテレビを楽しむ
海外にいても日本のテレビは観たいもの。子供と一緒に日本のテレビを見ることで、自然と日本語の学習にも役立つ場合もある。

「JSTV」http://www.jstv.co.uk/

欧州・中東・北アフリカ・ロシアで唯一の日本語衛星放送局。1日24時間、ニュース・ドラマ・教育・スポーツ・子ども番組等、様々な日本の番組が楽しめる。
主なニュースは日本と同時放送。チャンネルは“JSTV1”と“JSTV2”の2チャンネルあり、“ラジオ日本”も24時間放送している。


4.子供に十分な教育環境を提供する
最後に、海外赴任の際にネックとなることも多い「子供の教育」だ。
従来、子供が小学生以下の場合は家族とともに赴任することもあったが、中学生以上となると日本にとどまるケースが多かった。
しかし近年では、「英語環境に身をおくことで、グローバル人材に育ってくれれば」という、親の考え方の変化により、中学生以上でも家族が帯同するケースも増えている。
しかし海外における教育水準は、日本の同年齢のレベルと比べると低い。特に理系科目において差が激しく、帰国後の学習に支障をきたすケースもある。
そこで、海外にいながら日本の教育を補習として受けられるサービスが登場している。

「東大ダイレクト」http://www.todai-direct.com/

インターネットを通じて、東大生家庭教師に直接指導を受けられるサービスであり、アメリカ・ポーランド・イギリスなどでの指導実績がある。
ペンタブレットを用いて、パソコン画面上で図を書いたり、添削したりすることが可能。講師は全員現役東大生で、大学受験クラスの内容までカバーしている。

企業情報

企業名 学校運営機構株式会社
代表者名 鈴木 淳
業種 教育

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