DTSとオンキヨー、「DTS Neo:X」の11.1ch出力に完全対応した世界初のAVレシーバーを提供

DTS,Inc.(日本法人:dts Japan 株式会社)は、世界で初めて11.1ch出力に完全対応したオンキヨー製AVレシーバーにDTSのオーディオ技術「DTS Neo:X」が採用されたことを発表しました。ネットワーク対応AVレシーバーの新製品「TX-NR5010」、「TX-NR3010」に搭載。

高品位のエンタテインメントを実現するデジタル音声コーデックおよびサウンドソリューションの開発企業であるDTS, Inc.(本社:米国カリフォルニア州カラバサス、日本法人:dts Japan 株式会社、以下 DTS)は本日、世界で初めて11.1ch出力に完全対応したオンキヨー製AVレシーバーにDTSのオーディオ技術「DTS Neo:X」が採用されたことを発表しました。オンキヨーのネットワーク対応AVレシーバーの新製品「TX-NR5010」、および「TX-NR3010」は、DTSの先進のオーディオ・ソリューション「Neo:X」を採用しており、11.1chに対応するほか、あらゆる視聴体験を可能とします。総合的なアップミキシング・ソリューションとしてさまざまなオペレーションモードを備えることで本製品のメリットを明確に提供することができます。

・「シネマ」モード:透明感のある明瞭な台詞や周囲の空気感を表現し、映画の視聴体験が向上します。
・「音楽」モード:広がりのあるサウンド空間で深みが加わり、サウンドの臨場感が向上します。
・「ゲーム」モード:サウンドに明確な方向性を作り出すことで、ゲームプレイ時に圧倒的なインタラクティブ体験が得られます。

オンキヨーサウンド&ビジョン株式会社 代表取締役社長の奥田伸明氏は、「『DTS Neo:X』技術を採用した当社のホームシアター・レシーバーの最新ラインナップでは、創造性と独創性をオーディオ製品に取り入れ、高品質オーディオ機器の開発というオンキヨーの伝統を忠実に守り続けていることをお分かりいただけます。DTSは、これまでにない視聴体験を作り出すことでオーディオ業界の発展に継続的に寄与しています。このパートナ―シップにより、コネクテッド・コンシューマーと呼ばれるネットワークに慣れ親しんだ今日の一般消費者も、アンプによる今までにないサラウンドサウンドでの体験を存分に楽しむことができます」と述べています。

オンキヨーの「TX-NR5010」と「TX-NR3010」は、9chの増幅出力とプリアウトによる最大11.4chのアナログ出力に対応しており、オーディオファンもうならせる音場空間を実現するだけでなく、ユーザーはスマートフォンやタブレット、PCからインターネットに接続し、家庭用のサラウンドスピーカーからデジタルメディアファイルのストリーミングを楽しむこともできます。「DTS Neo:X」は、単一アルゴリズムで2.0/5.1/6.1/7.1chから9.1/11.1chに変換する世界初の技術です。垂直方向へのエフェクトが際立っており、飛行機が頭上を飛ぶ場合などに迫力のサウンドが得られるほか、雷やバックグラウンドのテーマ・ミュージックなど周囲の音響も強化されており、サウンドトラックの深みとリアリズムが向上します。その結果、独自のサウンド体験が得られ、熱心なホームシアターファンは既存のネットワーク対応デバイスを連動させて、お好みのオーディオ環境を作り出すことができます。

DTSのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高執行責任者(COO)、ブライアン・タウン(Brian Towne)は、「『Neo:X』は次世代のオーディオ技術であり、これまでにない3Dサラウンドサウンド環境を実現できることがオンキヨー社の最新製品により証明されています。両社のオーディオ・ソリューションを統合することで、普段のリビングルームが映画館やコンサートホールへと生まれ変わり、その場にいるようなサウンドをご体験いただけます。当社のオーディオのスペシャリストと研究開発チームが作り上げたものは、本当の意味で革新的な最先端の技術です。これにより、プレミアムオーディオを求めるコネクテッド・コンシューマーのご要望に引き続きお応えします」と述べています。
「DTS Neo:X」11.1chテクノロジー対応のオンキヨー製レシーバー、「TX-NR5010」と「TX-NR3010」は、オンキヨーの販売業者を通じて7月の発売を予定しています。メーカー希望小売価格は、いずれも2,999ドルです。日本国内では、「TX-NR5010」(メーカー希望小売価格367,500円)のみ7月に発売される予定です。

オンキヨーについて
オンキヨーは1946年の創業以来、人類の共通語ともいえる音楽の理想的な再生装置の開発を目指しています。業界最高水準の品質を維持することに努め、また独自の技術と革新によって、新しい価値を創造し、常にお客様に驚きと感動を提供することを理念としています。そして今日では、デジタルとアナログの技術を融合し、また他社の先端技術などによるシナジー効果によって、従来のオーディオの枠を超えたさまざまな製品開発に取り組んでいます。オンキヨーにつきましては、 www.onkyo.com をご覧ください。

DTSについて ( www.dtsjapan.co.jp )
DTSは、高品位のエンタテインメントを提供するデジタル音声コーデックおよび、サウンドソリューションの会社です。国内外の主要AVメーカーのマルチチャンネル・サラウンド・プロセッサーには、ほぼ全てDTS音声デコーダーが搭載されており、DTSの技術を使用した家庭用AV製品は、世界で数億台を超えています。その技術は、ホームシアター、カーオーディオ、PC、ゲーム機、DVDプレーヤー、テレビ、デジタメディアプレーヤー、セットトップボックス、スマートフォンなどのAV関連のハードウェアと、DVD、Blu-ray Disc、サラウンド音楽ディスクなどのソフトウェアに採用されています。DTSは1993年の設立で、米国カリフォルニア州カラバサスに本社を置き、中国、フランス、香港、日本、韓国、台湾、イギリスに支社を有しています。

企業情報

企業名 dts Japan株式会社
代表者名 小玉章文
業種 エンタテインメント・音楽関連

コラム

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