福島にサン・チャイルドを運ぼう!ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012 サポーター募集スタート

ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012実行委員会は、今夏に開催される「福島現代美術ビエンナーレ2012」において、アーティスト・ヤノベケンジの巨大モニュメント作品『サン・チャイルド』の運搬・設置費用の援助を行なっていただけるサポーターを募集します。

ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012実行委員会(運営:KENJI YANOBE Archive Project運営チーム)は、今夏に開催される「福島現代美術ビエンナーレ2012」(本展会期:2012年8月11日~9月30日予定、メイン会場:福島空港)において、招聘アーティストであるヤノベケンジの巨大モニュメント作品『サン・チャイルド』の展示を実現するため、運搬・設置費用の援助を行なっていただけるサポーターを募集します。
参加サポーターには、特製ドローイングをはじめ、『サン・チャイルド』に関する特別特典が提供されます。また、ヤノベケンジの制作準備~会場への展示へと至るリアルタイム・ドキュメントを、作家メッセージとともに登録メールアドレスに特別配信。プロジェクトの全貌をサポーターが共有できるように報告されていきます。


■募集口数: 限定200口

■支援金額: 1口1万円

■サポーター特典:
(1) ヤノベケンジ福島現代美術ビエンナーレ2012特製ドローイング
手描きメッセージ付き、230×220mmプリント、エディション200
(2) 『サン・チャイルドができるまで』展リーフレット(茨木市教育委員会、2012)
(3) ヤノベケンジ作品カタログ一冊(サイン入り)
a.『サン・チャイルド』カタログ(Akio Nagasawa Publishing、2012)
b.『ミュトス』展カタログ(入善町文化振興財団、2010)※品切れ品
c.『幻燈夜会』展カタログ(大原美術館、2010)
a~cのいずれか一冊希望のものをご提供します。

■募集期間:8月8日まで
(申し込み数が限定数に達した時点で終了いたします)

■使用目的:
『サン・チャイルド』の運搬・設営/『サン・チャイルド』の設営スタッフ交通費/本サポートシステム構築費/本プロジェクトの参加サポーターへの特典発送費 等
※詳細な使用明細は公開いたしませんのでご了承ください。

■お申し込み方法
○クレジットカード決済の場合
http://tenpo.ne.jp/KY001/project.html
にアクセスの上、「今すぐ購入」ボタンをクリックしてください。

○銀行振込の場合
「お申込口数/お名前/ご住所/電話番号/メールアドレス/特典3の希望」を記述のうえ、メール( kenjiyanobearchiveproject@gmail.com )またはFAX( 020-4623-6963 )でご連絡の上、下記の銀行口座にお振込みください。

■注意事項:
(1)申し込み後のキャンセル及び返金は受付いたしかねますのでご了承ください。
(2)申し込みはクレジットカード、銀行振込に対応しています。
(3)お支払いは一回払いでお願いいたします。
(4)領収書希望の方は実行委員会までメールでご連絡ください。
(5)サポーター特典発送は8月以降を予定

■お問い合わせ:
株式会社テンポ テンポプレス内
ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012実行委員会
TEL:03-6279-4975/E-mail: kenjiyanobearchiveproject@gmail.com


■詳細情報は下記にアクセスしてください。
http://tenpo.ne.jp/KY001/project.html

■掲載用の写真は下記よりダウンロードください。
http://tenpo.ne.jp/KY001/press.zip

その他、 http://kyap.tumblr.com/ に掲載されている写真の貸出についてもご相談ください。


       
【資料】

■ヤノベケンジの『サン・チャイルド』について

ヤノベケンジが3.11東日本大震災後に初めて制作した巨大な“希望のモニュメント”作品です。未曾有の震災に留まらず、福島第一原発事故や放射能汚染を受け、それを乗り越えるために「いま必要なアート」として、2011年10月に完成させました。『サン・チャイルド』は、これから再生・復興していくすべての人々へ力強い希望と勇気を贈り、また来たるべき新しい未来への祈りが込められた作品です。福島の地で披露されることがもっとも相応しい作品だと言えます。
また、ヤノベケンジは作家活動の初期(1990年初頭)から核や放射線汚染の社会問題を扱っています。1997年、ガイガーカウンター付放射能防護服『アトムスーツ』を自ら身にまといチェルノブイリに訪れるなど、原発事故後の実態を誰よりもよく知っているアーティストでもあります。

『サン・チャイルド』は、子どもが放射能防護服『アトムスーツ』のヘルメットを脱いで左手に抱え、右手に新しい光(太陽)を持った全長6.2メートルの巨大彫刻作品です。胸にあるガイガーカウンターはゼロを表示しています。そこには、いままさに放射能防護服が必要であるこの厳しい現実の中だからこそ、放射能防護服がいらない世界を希求しよう、と。次世代のを担う子どもが新しい希望の太陽を持ち、たとえ傷だらけになってもたくましく明日の空を見据えるという、来るべき未来像の象徴として、これまでにないアーティスト、ヤノベケンジの真摯なメッセージが込められています。

すでに、ヤノベケンジが幼少期に育ち大きな影響を受けた太陽の塔の前や、岡本太郎記念館、大阪府咲州庁舎、ビキニ環礁での水爆実験によって被ばくした第五福竜丸を設置した都立第五福竜丸展示館、阪急・大阪モノレール線の南茨木駅前、チェルノブイリ原発事故を起した旧ソ連の首都モスクワなど、ヤノベケンジと核問題に関係のある場所で展示されています。特に南茨木駅前はパブリック・モニュメントとして2012年3月11日より恒久展示されています。

ヤノベケンジは、3.11以前より福島県立美術館にて展覧会に多数の作品を出品し、3.11以降も美術館が子どもたちが安心して遊べる機能をもつ場所として行う展示及びワークショップに参加。福島大学・渡邊晃一氏による協力も得ながら継続的に現地の人々と対話をしてきました。さらに、ヤノベケンジの所属する京都造形芸術大学ウルトラファクトリーの学生やアーティスト、学外研究者とも連携して、放射能に関する勉強会「アトミックカフェ」や、乳酸菌を散布する装置によって放射線量を低減させる可能性を探る「The Cloud Tank Project」なども行ってきました。



■希望のモニュメント『サン・チャイルド』を福島に運ぶために

今回、福島現代美術ビエンナーレの招聘作家としてヤノベケンジが選ばれたのは必然と言えるでしょう。また、『サン・チャイルド』を生で見たいという現地の人々の多くの声も寄せられています。

しかし、全長6.2メートルの巨大な作品は、運搬費用、設置費用だけでも100万円以上かかり、それを負担する経費は福島現代美術ビエンナーレ事務局にはありません。ヤノベケンジはこのような場合、今までほとんど語ることはしませんでしたが、自身のお金を持ち出して作品を展示してきました。その費用は総額数千万円になります。しかし、このクラスの作品に自費で出費し続けると肝心な制作活動自体ができなくなってしまします。

そこで、今回の『サン・チャイルド』を「福島現代美術ビエンナーレ2012 SORA」で展示するという趣旨に賛同して下さる方からの資金的、精神的なサポートを受け付けたいと思っています。
『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012のサポートをして下さった方には、オリジナルドローイングのカードをはじめ、感謝の印としてサポーター特典を用意しております。

是非、福島に希望の光を届けるためにも、『サン・チャイルド』光臨プロジェクトin福島現代美術ビエンナーレ2012にご協力いただきますようよろしくお願いします。多くの人々の思いによって福島空港に降り立つ『サン・チャイルド』は希望の光となって福島のSORAを飛翔することでしょう。

ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012実行委員会
(運営:KENJI YANOBE Archive Project運営チーム)



■『サン・チャイルド』展示切望の声
「福島現代美術ビエンナーレ2012」実行委員長 渡邊晃一様より

希望の光! サン・チャイルド

2011年の3月11日、未曽有の大震災は、福島第一原子力発電所による事故をも引き起こしました。今、福島に住む私たちにとって放射性物質の飛散による被害は甚大な問題を抱えています。県外に避難し、生まれ育った「空と大地」に戻ることができない子どもたちが多くいます。

目に見えないものの不安な気持ちを、目に見える美術の「光」で支えていきたい。サン・チャイルが手に持つ「太陽」と、空と大地をつなぎ、しっかりと立ち上がった巨大な勇姿の子どもの像は、震災後に福島の再生、復興を目指す私たちにとって「希望の光」となる象徴的な作品です。
福島現代美術ビエンナーレ2012―SORA―  http://wa-art.com/bien/bien2012/index.html
本展会期:2012年8月11日~9月30日(予定) /メイン会場:福島空港


■ヤノベケンジ略歴
プロジェクトページをご参照ください。
http://tenpo.ne.jp/KY001/project.html

企業情報

企業名 株式会社テンポ
代表者名 吉岡直樹
業種 広告・デザイン

コラム

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