ラティス、iPad/iPhoneで多彩な3D表示を再現するソフトを発売 -iPad上で3D形状の断面や寸法、製品構成や属性情報の確認可能に-

2011年12月13日ラティス・テクノロジー株式会社は、iPad上で多彩な3D表示を可能にするWindows上のアプリケーション iXVL Publisher Ver1.0 を1月10日より発売します。


2011年12月13日、東京(日本) - ラティス・テクノロジー株式会社(代表取締役社長 鳥谷浩志、以下ラティス)は、iPad上で多彩な3D表示を可能にするWindows上のアプリケーション[iXVL Publisher Ver1.0](以下、新製品)を1月10日より発売します。

世界レベルの基本性能を持つ超軽量3DデータXVLは、製造業や建設業で広く利用されています。XVLはCADで設計された3Dの製品情報を、製造現場で表示するためのデータとしても普及しています。現場で必要な情報には、3Dの形状情報に加え、製品の構成情報、断面、寸法、加工情報等があります。これらの情報は、Windows上の無償ビューワXVL Playerでは表示可能でしたが、iPad上の無償ビューワ[iXVL View]では表示できませんでした。

新製品は、3D形状に関連する多彩な情報を含むXVLを、iPadやiPhone上で表示可能な形式のXVLに一括変換するソフトウェアです。XVLの編集ソフトXVL Studioを使えば、 3Dデータに寸法やコメントを付加し、その状態をスナップショットとしてXVL内に保存できます。新製品で変換を行うことで、このスナップショットをiPad/iPhone上で再現可能になります。見せたい部分の断面や寸法情報をスナップショットに保存しておくことで、初心者でも、簡単に3D表示を再現できます。

新製品は2012年3月末までは特別価格(ライセンス料の定価は150万円、消費税別)にて提供します。また、新製品で変換されたXVLをiPadやiPhone上で表示可能にする無償ビューワ[iXVL Player]は、App Store経由で無償配布する計画です。ラティスは、多彩な3D表示をiPad/iPhoneで再現することで、製造現場での実用的な3Dデータ活用を提案していく考えです。

なお、ラティスでは、2012年1月26日(木)に、ソフトバンクテレコム株式会社協賛で『iPad & XVL で拓く 3D ソリューションセミナー』※を開催します。先進企業各社による講演とパネルディスカッションにより、 XVL と iPad が製造業にどのような革新を起こすかを議論します。本セミナーの詳細情報は以下をご覧ください。
http://www.lattice.co.jp/ja/news/event/2012_0126_event.html

※本セミナーは、独立したセミナーであり、Apple Inc.が認定、後援、その他承認したものではありません。

■価格情報
iXVL Publisher ライセンス 料金          1,500,000円(税別)
iXVL Publisher 保守 料金         300,000円(税別)

■動作環境

OS:  Windows7 または Windows7 x64 日本語版
    Windows Vista 日本語版
    Windows XP または XP Professional x64 Edition 日本語版 
    Windows 2000 日本語版 SP3 以上
    Windows Server 2003 、2008、2008 R2 日本語版
メモリ:256 MB 以上(大容量データを扱う場合は 1 GB 以上を推奨)
HDD:  50 MB 以上の空き容量


■用語説明

XVL
[XVL] (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )

現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。

■会社概要

ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術[XVL]をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。

ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail: casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月


XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
iPad / iPhone は、Apple Inc. の商標です。

その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社 技術コンサルティング本部 
              マーケティング担当 清川 舞
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121



《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/ja/index.html
http://www.lattice.co.jp/ja/news/press/2011_1213_press.html

企業情報

企業名 ラティス・テクノロジー株式会社
代表者名 鳥谷 浩志
業種 その他製造業

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