ラティス、3D データの描画性能を倍増し、大規模DMU 強化 -同時にXVL Studio Ver. 10.1 でスマートフォン向け3D画像出力も可能に-

2011年10月17日、ラティス・テクノロジー株式会社は、大容量 3D データ描画性能を倍増した DMU ツール[XVL Studio Ver. 10.1]を 10 月 17 日より販売を開始します。

2011年10月17日、東京 (日本)  ラティス・テクノロジー株式会社 (代表取締役社長 鳥谷 浩志、以下ラティス)は、大容量 3D データ描画性能を倍増した DMU ツール[XVL Studio Ver. 10.1](以下、新製品)を 10 月 17 日より販売を開始します。

ラティスの DMU ツール[XVL Studio シリーズ]は、世界レベルの3D基本性能を持つので、自動車や航空機、造船といった大規模製品を開発する製造業において、デザインレビューや工程設計で広く利用されています。これら製造業では、さらに複雑な3Dデータを高速に描画したいというニーズが高まっていました。

設計や生産技術部門にあるパソコン端末の多くが、描画を高速化するグラフィックスボードとして、NVIDIA Quadro シリーズ等を搭載しています。新製品では、この機能を効果的に使うことで、描画スピードを高速化しました。特に、CADで1Gバイトを超える大規模データの場合、従来製品に比べ、約 2 倍に改善され、大規模製品の設計や工程の3Dによる検証を軽快に行うことができます。

また、新製品ではスマートフォン向けの3D画像出力機能をサポートしました。出力結果は、Windows PC に加え、iPhone やAndroid 対応のスマートフォン、iPad などのタブレット端末で3D画像として表示できます。タブレット端末を用いて製品を3Dプレゼンテーションしたり、修理する製品の形状を出先でスマートフォンを用いて3D確認できます。新製品により、誰もが、どこでも、手軽に3Dによるデータ参照が可能になります。この機能は、XVL Studio Standard以上で提供されます。

ラティスは、複雑な大規模製品の設計と工程の検証を支援する XVL の DMU ソリューションを強化することで、製造業の高付加価値製品開発に貢献し、また、スマートフォン向け3D画像出力機能により、3Dデータ活用の裾野を大きく拡大させていく考えです。

■製品情報

製品名:XVL Studio Pro Ver. 10. 1
XVL Studio Standard Ver. 10.1
XVL Studio Basic Ver. 10.1

■動作環境

OS:Windows 7 日本語版またはWindows 7 x64 日本語版
Windows Vista 日本語版
Windows XP 日本語版 SP1 以降 または XP Professional x64 Edition 日本語版
Windows 2000 日本語版 SP3 以降

■価格

XVL Studio Basic ライセンス : 200,000円 (税別)
XVL Studio Basic 保守 : 40,000円 (税別)
XVL Studio Standard ライセンス : 700,000円 (税別)
XVL Studio Standard 保守 : 140,000円 (税別)
XVL Studio Pro ライセンス : 1,500,000円 (税別)
XVL Studio Pro 保守 : 300,000円 (税別)

※ すでに各製品をご購入いただいているユーザー様で年間保守にご加入いただいている方は、追加費用なくご利用いただけます。


■用語説明

XVL
[XVL] (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )

現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。

■会社概要

ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術[XVL]をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。

ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102 0074 東京都千代田区九段南3 8 11飛栄九段ビル4F
TEL : 03 5212 5121 / FAX : 03 5212 5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E mail: casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月


XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社 
技術コンサルティング本部 マーケティング担当 清川 舞
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121


《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/ja/

企業情報

企業名 ラティス・テクノロジー株式会社
代表者名 鳥谷 浩志
業種 その他製造業

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