オーティコン、小さく、賢く、美しい、補聴器。補聴器の小型化の限界に挑んだ「インティガ(Intiga)」の発売を開始

デンマークに本社を持ち100余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン株式会社は、初めて補聴器を手にする新規ユーザー、そしてかつて補聴器の使用を断念された方々に向け、初めての方でも慣れやすい機能とデザインを兼ね備えた美しい補聴器「インティガ」の発売を開始いたします。

100余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木下 聡、以下オーティコン)は、初めて補聴器を手にする新規ユーザー、そしてかつて補聴器の使用を断念された方々に向け、初めての方でも慣れやすい機能とデザインを兼ね備えた美しい補聴器「インティガ」を9月26日より発売します。

初めて補聴器に触れる方々が求めるのは「デザイン」、「つけ心地」、「装用感」、そして「自然な音」。そのいずれか一つが欠けるだけで、道半ばで装用をやめてしまう可能性が高まります。これらすべての条件を満たし、全機種にナノコーティングによる疎水性とワイヤレス通信機能を備えた補聴器が「インティガ」です。一般に補聴器に慣れるためには約6〜8週間が必要との認識に対して、また補聴器を介した音の増幅といったことに不慣れな新規ユーザーに対しても、「インティガ」に搭載された先進技術は、透明感のある優れた音質で応え、装用された方はつけてすぐにことばのききとりの向上が実感できます。

初めて補聴器を購入するユーザーの約6人に一人が途中で補聴器の装用を断念してしまいます。この背景には、最初に補聴器をつけた際の「音のこもり感」、「今まで聞こえてこなかった、例えば空調や冷蔵庫の音などが耳に届くことによる違和感」、「不自然な音の聞こえ」といったことから感じる補聴器への抵抗感がありました。そこで、オーティコンは、この抵抗感を軽減するための先進機能を搭載した「インティガ」を開発しました。2011年にトーソン大学(米)並びに、大学教育機関ホーゼントラム(独)で行われた初めて補聴器を装用するユーザーを対象にした国際研究調査において、「インティガ」はつけてすぐに装用者に効果をもたらし、そして新規装用者に受け入れられやすいとの結果が示されました。「初めて補聴器を装用するユーザーは既装用者と比較して補聴器の慣れにより多くの時間を要する」ことは既知の事実であったものの、今回米独の大学機関で行われた研究調査では、補聴器の装用にとって重要な「つけ心地」、「皿がぶつかるような突発音への対応」、「静かな場所での一対一の会話」そして「騒音下での会話」といった項目に対し、同調査の被験者である新規補聴器ユーザーが装用してすぐにこれらの効果を感じたことが、オーティコンの「インティガ」を直ちに受け入れる結果につながったと報告されています。さらには1ヶ月間にわたった装用実験の最初の2週間で参加者の過半数が「この新しい補聴器を長期間にわたって使いたい」との意向を示しました。

補聴器の機能性とデザイン性の両立は極めて難しい課題です。聞こえの問題を抱える1,500人を対象にしたオーティコンの調査では、「目立たず、違和感なくフィットし一日中装用しても快適なこと」が補聴器に求める最も重要な項目のひとつに挙げられています。オーティコンでは「インティガ」に搭載された機能操作をつかさどる人工知能とワイヤレス通信機能を搭載したデジタルチップRISE2*1の小型化に成功、「インティガ」の小さい形状(自社の同型製品比較で約33%のスリム化を実現)は、耳介の形に沿った丸みのあるカーブでピッタリと耳の裏に収まります。「インティガ」の表面にはボタンや突起がなく、なめらかなデザインは強度向上をももたらしました。人間工学に基づき外耳道のカーブに沿うスピーカーユニットと細くやわらかいワイヤーは装用感の向上と目立ちにくさを実現。「インティガ」はこれまでの補聴器デザインとは一線を画した、目立たず美しいデザインと終日装用してもその存在を忘れてしまう自然な付け心地を追求しています。

●インティガシリーズ(RITE*2)価格(片耳での価格)

・インティガ(Intiga)10 ¥460,000
・インティガ(Intiga) 8 ¥280,000
・インティガ(Intiga) 6 ¥190,000

●適合範囲:軽度難聴〜高度難聴(75dBHLまで対応)
●カラーバリエーション: 全11色展開
●全機種: ワイヤレス機能搭載
※認証番号223AABZX00083000/補聴器は非課税です。

また、「インティガ」は全ての機種にワイヤレス機能が搭載されています。「インティガ」とオーティコンが提供する「ストリーマー*3」の併用で補聴器のリモコンとしてボリューム操作やプログラムの切り替えが可能になる他、Bluetooth(ブルートゥース)の無線技術を使用したテレビ、MP3プレーヤー、携帯電話からの音声が直接補聴器に届きます。最上位機種「インティガ10」では音の重厚感と広がりを作り出すプレミア機能を備えます。この機能では仮想空間の反響音を作り出し、音の広がりを出すワイドミュージック機能や低域の重厚感を出すパワーベース機能が、テレビ音声や音楽により臨場感を持たせます。

オーティコンインティガ(Intiga)シリーズはオーティコン製品を取り扱う全国の販売店で購入が可能です。

▼「インティガ」に関する資料のダウンロードはこちらから
  http://www.oticon.co.jp/pdf/Oticon_Intiga_catalog_1109.pdf

▼オーティコン製品に関する資料請求・お問い合わせ
  フリーダイヤル 0120-113320 営業時間9:30〜17:30(土、日、祝日を除く)

▼オーティコン補聴器販売店について
  http://standard.navitime.biz/oticon/Index.act

*1 RISE2について: オーティコン補聴器に搭載された、常に変化する周りの音環境へ瞬時に対応し、その場に最も適した「聞こえ」を実現するために自動調整を行う「人工知能」機能、ワイヤレス通信機能、その他搭載された全ての機能に関して中央処理を行う、補聴器の心臓部となる超小型デジタル(IC)チップ。

*2 RITEについて: (外耳道内レシーバータイプ/RITE:Receiver In The Ear)補聴器の形状の一つ。非常に小さなスピーカーを補聴器本体から分離し外耳道に入る耳栓部分に装着。本体と耳穴のスピーカーとの間を耳裏から透明な極細サウンドワイヤでつなげた補聴器のタイプ「外耳道内レシーバ」

*3 ストリーマーについて:ブルートゥース対応の外部機器と補聴器をつなぎ、ボタン一つで操作が可能なアクセサリー。補聴器のボリューム調整やプログラムの切り替えのリモコンとしても使用が可能です。

■オーティコン社およびオーティコン株式会社について
補聴器におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、ハンス・デマントにより1904 年にデンマークに創設されました。オーティコン社は世界で唯一の慈善財団が所有する補聴器会社であり、ウィリアム・デマント・ホールディング社の傘下にあります。その日本支社がオーティコン株式会社(www.oticon.co.jp)です。オーティコンの企業理念「ピープル・ファースト」とは、「聞こえに悩む人々を第一に考え、彼らが自由に伝えあい、自然にふるまい、そして活動的に生活できるように力づける」という信念に基づきます。オーティコン社は先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、業界のパイオニアとして、革新的な技術を難聴者と共に開拓してきました。またオーティコン社は1977年に先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究所を設立し、世界中から参集した様々な分野の科学者と1,000 人以上のテストユーザーとともに将来の補聴器開発に取り組んでいます。オーティコンは世界各国で補聴器、聴覚関連機器、医療機器の製造・販売を行っています。

※文中に記載の名称は、各社の商標または登録商標です。

【本件に関するお問い合わせ先】
オーティコン株式会社 マーケティング・セールスサポート部 (担当:山口・渋谷)
TEL044-543-0615 FAX 044-543-0616 E-mail:info@oticon.co.jp


企業情報

企業名 オーティコン補聴器
代表者名 齋藤 徹
業種 その他製造業

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