アカマイ、GMOメディアの無料携帯ポータルサイトの配信ネットワークとして全面的に採用

アカマイ・テクノロジーズ合同会社　（東京都港区、職務執行者社長：小俣修一、以下「アカマイ」）は本日、GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社（本社：東京都渋谷区　代表取締役：森　輝幸　以下、GMOメディア）が、アカマイを同社の配信ネットワークとして全社的に採用し、展開する全ての事業にアカマイの「Object Delivery」を包括的に適用することを発表いたします。GMOメディアは、Object Deliveryを本格的に導入し、アカマイのクラウド・コンピューティングインフラ上でサービスを展開することで、オリジン・サーバーへの負荷を軽減しながら、ユーザーの体感速度の向上が可能となります。

GMOメディアは、コミュニティサービス、ソーシャルゲーム、スマートフォン・フィーチャーフォン向けコンテンツサービスを提供するインターネットメディア企業です。現在スマートフォン、フィーチャーフォン、PC併せて40サイト以上のサービスを提供しています。GMOメディアでは、サイト利用者数の飛躍的増加（現在の月間ユニーク利用者数：約1000万名）に伴い、オリジン・サーバーへの負荷の増大によるサイト・パフォーマンスの低下が徐々に顕在化しはじめていました。これは今後海外への事業拡大を視野に入れると大きな障害になっていました。GMOメディアでは、今回、アカマイのObject Deliveryを導入することにより、国内および海外にサーバーなどのリソースを追加配備することなく、通信レスポンスの改善が可能になります。同社は、6月前半で配信テスト、パフォーマンス検証を完了しており、6月20よりアカマイプラットフォーム上で同サイトの本格運用を開始します。

GMOメディア株式会社　プラットフォームエンジニアリング部　部長　宇津井氏談
「GMOメディアでは、外部配信サービスの導入にあたり、複数の類似サービスのテスト、検証を独自で実施（約2週間）しました。アカマイのサービスは世界各国で安定的にパフォーマンスが向上しており、パフォーマンス比較において、導入前より大幅に改善され、また他社類似サービスより優れているという結果となり、採用を決定しました。また、オリジン・サーバーのオフロード効果（*1）は約90％に達しており、今後のチューニングで更に向上させていく予定です。これにより、オリジンのネットワーク・サーバに対する設備投資を1年以上後ろ倒す事が可能になります。当社は、今後本携帯サイトをグローバルに展開することを予定しており、アカマイのサービスが当社の拡大戦略を加速させるものと確信しております。」

（*1）　対オリジン・サーバー（自社運用型環境）比で、アカマイのクラウド・コンピューティング・プラットフォームによって処理されたデータ／アプリケーションの割合

アカマイ・テクノロジーズ合同会社について(www.akamai.co.jp)：
アカマイ・テクノロジーズ合同会社（旧アカマイ株式会社）は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク（本社：米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、社長兼最高経営責任者（CEO）：Paul Sagan【ポール・セーガン】、www.akamai.com）が100％出資する日本法人です。アカマイは、世界72カ国に展開する約84,000台のサーバー「Edge Platform」を有し、オンライン上のコンテンツやビジネスプロセスの配信を加速するサービスを提供する世界最大の業者です。アカマイは、静的なコンテンツ配信だけでなく各種コンサート・スポーツ試合等の国内限定ストリーミング配信やWebアプリケーションなどの動的配信を多数実現し、世界中で3,200社以上が当社サービスを利用しています。

【GMOメディアについて】（URL：http://www.gmo-media.jp/）
メディア・コンテンツ事業、EC事業を行う、GMOインターネットグループの企業です。かわいいブログ「ヤプログ！」、メーリングリスト＆SNSサービス「freeml」、オンラインショッピング支援サービス「ポイントタウン」、壁紙配布サイト「壁紙.com」、携帯向けポイントサイト「PMMO」など、様々なPCメディア、モバイルメディアを運営しております。

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アカマイ・テクノロジーズ合同会社
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TEL.03-6702-0100
E-mail. marketing-jp@akamai.com