太陽観察用「日食グラス」発売のお知らせ 〜2012年5月21日に日本全国で日食、東京・名古屋・大阪では金環日食が起こる!〜

株式会社ビクセン(代表取締役 新妻和重)は、来年2012年5月21日に日本全国で観察ができる日食(太陽が月によって隠される天文現象)に向け、安全に太陽観察ができる専用器具「日食グラス」を日食の1年前となる2011年5月21日より販売いたします。

 来年の2012年5月21日朝、日本全国で日食を観察することができます。特に、東京、名古屋、大阪といった大都市圏を含む金環日食帯では、太陽と月が重なりリング状となる金環日食が見られます。東京で金環日食が観察できるのは、実に江戸時代から数えての173年ぶり。次回日本で金環日食が見られるのは2030年の北海道です。
さらに、2012年の6月6日には、金星が太陽の前を通る金星日面経過が起こります。金星が黒く小さな丸いシルエットとなって太陽面を横切る様子が観察できます。来年を逃すと、次に金星日面経過が見られるのは100年以上先の2117年になります。

株式会社ビクセンでは、これらの貴重で壮大な天文現象を安全に観察するための器具として、太陽観察用「日食グラス」の製造を再開し、販売を開始いたします。

 株式会社ビクセンの「日食グラス」は、光学吸収材アクリル樹脂に金属のアルミを蒸着した高品位遮光プレート“ソーラープロテック”を採用、可視光はもちろんのこと目に有害な紫外線や赤外線も安全なレベルにカットし、日食網膜症など太陽観察によって起こる目の損傷を防止します。
“ソーラープロテック”は厚さが約2mmあり、ビクセンは、フィルム状の遮光シートにおける破れやピンホール発生(遮光シートの一部にごく小さな穴があくことによりその部分から太陽光が直接眼に当たってしまい損傷を与える)の危険を避けるため、この厚みのある樹脂プレートを採用しています。日食グラスの大きなアイマスクのような形状は、安全性と利便性の両立を考慮し、眼科医のアドバイスをもとに考案したビクセンオリジナルのものです。さらに、表面にはさまざまなデザインを施すことが可能です。
「ソーラープロテック」や本体の製造、組み立てまで、ビクセン製の「日食グラス」はすべて日本国内で生産されています。
ビクセン「日食グラス」はその高い安全性が評価され、2009年には世界天文年日本委員会が推奨する安全な太陽観察器具として認められました。 

今回、発売開始記念の第一弾デザインとして、デジタルファインアーティストKAGAYA氏によるモデル、“KAGAYAシリーズ-Part1”を限定2万枚(4デザイン:花、地球、オーロラ、流星/各5千枚)発売いたします。

なお、来年5月の日食まで、ビクセンでは自社デザインの「日食グラス」を製造販売するとともに、ノベルティや販促品などとして各社様オリジナルデザインの「日食グラス」制作も承り、製造いたします。


太陽観察用「日食グラス」“KAGAYAシリーズ-Part1”
     (4デザイン:花、地球、オーロラ、流星/各5千枚)
発売日:2011年5月21日(土)
販売場所:ビクセン日食グラス取扱各店
価格:オープン

参考:KAGAYA氏プロフィール
http://www.kagayastudio.com/profile/profile.html

日食グラスについては、ビクセンHPもご覧ください。
http://www.vixen.co.jp/


<会社概要>
株式会社ビクセン
創業1949年
本社 埼玉県所沢市
天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなど設計、製造を行う総合光学機器メーカー


<本件に関するお問い合わせ>
(株)ビクセン
企画部 都築泰久(つづきやすひさ)
TEL:04-2944-4051
FAX:04-2969-0094
E-mail:tsuzuki@vixen.co.jp

企業情報

企業名 株式会社ビクセン
代表者名 新妻和重
業種 精密機器

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