イー・キャッシュの子会社であるロハス・インスティチュートと青果物大手商社のベジテック、CO2排出権付き「ロハスな野菜」の販売を開始

イー・キャッシュ株式会社の子会社、株式会社ロハス・インスティチュートと株式会社ベジテックは、青果物の生産・流通・販売の過程における環境保全活動の一環として、国連で承認された二酸化炭素排出権付きの「ロハスレタス」の販売を開始致しました。

イー・キャッシュ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉木 栄三郎、東証マザーズ上場:証券コード3840)の子会社である株式会社ロハス・インスティチュート(本社:東京都中央区、代表取締役:小黒 一三、以下「ロハス・インスティチュート」)と株式会社ベジテック(本社:東京都昭島市、代表取締役社長:遠矢 康太郎、以下「ベジテック」)は、青果物の生産・流通・販売の過程における環境保全活動の一環として、国連で承認されたCO2(二酸化炭素)排出権(※1)付きの「ロハスレタス」の販売を開始致しましたのでお知らせ致します。

この「ロハスレタス」は、ロハス・インスティチュートが国連で承認済みの排出権を調達・小口化して管理し、ベジテックの負担により1玉あたりCO2排出権30グラムを付与し、1.流通過程等で生じる二酸化炭素をオフセットする2.購入頂いた消費者の個人の生活から排出される温室効果ガスの一部をオフセットする目的でベジテックが販売致します。当面、東急ストア(Precce各店)、小田急百貨店の食品売り場(九州屋)などの首都圏の7店舗で11月より販売を開始し、今後、順次売り場を拡大していく予定です。

近年、地球温暖化は気温上昇・干ばつ・洪水等をひきおこし、農業生産過程において、高温障害や病害虫の発生増加等による生産量や品質が不安定になるという影響が顕在化してきております。ベジテックは自社の「環境方針」に基づき、環境保全の一環として排出権を購入し、日本国のCO2削減に寄与して参ります。また、食品事業者による食品の産地偽装・消費期限偽造などにより、食への不安から安心・安全への関心が高まり、安心・安全の確保は消費者にとってはもちろん、食品に関わるものの責務として必須なものとなっている社会情勢を鑑み、本年2月にISO/IEC 17025(※2)を取得し、国際標準の食品の安全性を管理する体制を構築致しました。

ベジテックとロハス・インスティテュートは、本年1月22日に提携以来、青果物の生産・加工・流通・販売といった、農地から食卓へ届けられる過程において、安心・安全かつ自然環境に配慮した「ロハスな野菜・ロハスな果物」を販売する事業を進めております。

「ロハスな野菜・ロハスな果物」はベジテックのブランド「○な野菜。○な果物。」とロハス・インスティテュートが商標管理を行う「LOHAS CLUB」のコラボレーションから生まれたブランドです。生物多様性の様々な機能を維持する取組みにチャレンジすると共に、“1.日本の農業を元気にする 2.食べる人を考える 3.関わる人が幸せになる 4.美しい地球を未来へ残す。”ことをブランドコンセプトとして、持続可能な農業と消費者の生命・健康に貢献をしていきたいと考えております。今後、ベジテックとロハス・インスティチュートは、「ロハスレタス」以外の青果物にもCO2排出権を付与した商品を順次拡大し、消費者の方々へ届けて参ります。

(※1)排出権
国連認定を受けたCDM事業(クリーン開発メカニズムの略称)による排出権。途上国で行われた温暖化対策事業に対して、その事業で抑制されたCO2量を先進国が排出権として購入して、京都議定書にある自国のCO2削減目標に加えられるシステムのこと。今回、ロハス・インスティチュートが調達・小口化して管理している排出権は、国連承認番号NO.0228『コブリッツ−ピラティニ・エネルジア−バイオマス電力発電所−小規模CDMプロジェクト』。


(※2)ISO / IEC17025
国際標準化機構によって策定された、試験所及び、校正機関の能力に関する一般的
要求事項の認証のこと。
(株)ベジテック 品質管理室 理化学分析グループにて取得

LOHAS(ロハス)とはLifestyles Of Health And Sustainability (健康で持続可能なライフスタイル)の略称。地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称。

◆株式会社ベジテック
株式会社ベジテックは日本最大級の『青果物の専門商社』です。産地開発事業、加工事業、流通センター事業、仲卸事業の4つの事業を核に青果物を扱っており、『大地の恵みは大地に返す』という考えのもと、『循環型経営』に取り組んでいます。『循環型経営』とは、大地の恵みを無駄なく使い切るために、産地と直接栽培契約を結び、従来は切り捨てられていた市場流通に通らない商品の買い取りや、野菜残渣を削減するため、産地サポートセンターで一次加工処理を施して残渣の発生の抑制、カット野菜工場で発生した残渣を堆肥や飼料に活用するなどのリサイクルも進めています。また、農薬や化学肥料で傷んだ土地を元の地力に戻すため、土壌検査を行うなど生産者の土壌改善をサポートしています。
 商   号:株式会社ベジテック
 代表者:代表取締役社長 遠矢 康太郎
 所在地:東京都昭島市武蔵野2-6-18
 設   立:1969年2月
 資本金:437.5百万円(2009年12月末)
 事業内容:
  1.青果物の加工・販売、仲卸業務
  2.農産物・林産物・水産物・畜産物の生産並びに加工・販売及び付帯する一切の業務
  3.土壌調査、残留農薬検査、栄養価分析、品質管理業務
 URL: http://www.vegetech.co.jp/

◆株式会社ロハス・インスティチュート
株式会社ロハス・インスティテュートは、LOHAS 商標権並びにLOHASCLUB 商標権の管理業務を行うとともに、代表の小黒 一三を中核に、環境分野におけるシンクタンクとしての役割を担っております。環境に配慮したロハスコンセプトな各種商品開発やマーケティング活動、地球温暖化や生物多様性に対する取り組みについての提案や提言を、小黒が編集長を務める環境雑誌「ソトコト」(編集:株式会社トド・プレス、発行:株式会社木楽舎)をはじめとして、TVやラジオ等のメディアを通じて様々形で行っています。
 商   号:株式会社ロハス・インスティチュート 
代表者:代表取締役 小黒 一三
 所在地:東京都中央区築地7-12-7
 設   立:2006年5月
 資本金:25.075百万円(2009年12月末)
 事業内容:
  1.ロハス関連商標権の管理
  2.ロハス商品の開発・販売
  3.印刷業

◆イー・キャッシュ株式会社
 商   号:イー・キャッシュ株式会社 (東証マザーズ:3840)
 代表者:代表取締役社長 玉木 栄三郎
 所在地:東京都港区新橋5-8-11オリックス新橋ビル3F
 設   立:1990年5月
 資本金:586百万円(2009年12月末)
 事業内容:
  1.RFID事業
   RFID技術を応用したサービスの企画・開発
   インターネット決済、電子マネーサービスの提供
  2.環境事業
   二酸化炭素排出権取引および製品の企画・開発
   LOHAS製品の企画・開発
  3.医療事業
   医療機器の企画・開発
   医療マーケティング支援サービス
 URL: http://www.ecash.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】
イー・キャッシュ株式会社 広報IRグループ
TEL: 03-6402-5684  E-mail: info@ecash.co.jp

《関連URL》
http://www.ecash.co.jp/
http://www.lohas-institute.com/
http://www.vegetech.co.jp/

企業情報

企業名 イー・キャッシュ株式会社
代表者名 --
業種 未選択

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