ラティス、大規模製品向けDMUソリューションを強化−「XVL Studio シリーズ」で高速化と工程分業機能を実現−
ラティスは、軽量3次元データ「XVL」のDMUソフトウェア「XVL Studio シリーズ Ver.9.1 」の出荷を、5月6日から本格的に開始します。
2010年5月6日 東京 (日本) − ラティス・テクノロジー株式会社 (代表取締役社長 鳥谷 浩志、以下ラティス)は、軽量3次元データ「XVL」のDMUソフトウェア「XVL Studio シリーズ Ver.9.1 」(以下、新製品 )の出荷を、5月6日から本格的に開始します。新製品では、大容量データでのレスポンスを大幅に改善し、軽快な作業性を実現しました。また、自動車等の数千ステップに及ぶ工程を効率的に設計するため、分業機能やラインバランスを確認する機能を追加しました。
■大容量データでのレスポンスの向上
製造業では、製品の3D設計が一般化し、製品全体の設計や製造性を検証するソリューションが必須になっています。たとえば、自動車産業では複数の自動車データを同時に表示し、製造性を検証することが必要とされています。新製品はこうしたニーズに応えたものです。
大規模な製品の製造工程は数千ステップに及びます。巨大な製品の形状データに工程情報を加えると、処理に時間がかかるため、これまでは製品全体のモデルを使った工程検討は困難でした。新製品では、多数の工程を含むXVLの読込みと書出しの速度を4−5倍高速化し、大規模データを用いた工程設計の効率を大幅に向上させました。また、工程設計の過程では、後から検証結果を参照するために、各工程の検証結果をスナップショットとして表示状態とともに保存します。新製品では、数百のスナップショットを作成することができ、また、その保存速度も従来製品と比較し、約3倍の高速化を行いました。
■分業機能の強化
大規模製品の工程設計は、大工程(製品全体の工程)を決定した後、複数の担当者が分業して詳細な設計を行います。新製品では、それぞれの担当者が工程検討した結果を読み込んで、全体の工程設計と合わせる機能が追加されました。複数の担当者が分業して工程設計する大規模な製品でも、3Dで製品データを参照しながら製品全体の工程検討を行うことが可能です。
■ラインバランス確認機能の提供
各工程の負荷をグラフ化して表示する機能が搭載されました。また、標準作業時間を入力すると、それぞれの工程の作業時間と標準作業時間との差が一目で確認できるため、作業工数の負荷分散を効率的に行うことができるようになりました。
■製品情報
製品名: XVL Studio Pro Ver.9.1 、XVL Studio Standard Ver.9.1
発売日: 2010年4月23日
※対象製品の年間保守に加入されているユーザ様は、追加料金なくご利用いただけます。
■用語説明
XVL
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
■会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術「XVL」をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。
ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail: casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月
XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社 営業統括本部 マーケティンググループ 高坂・松浦
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121
《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/ja/index.html
http://www.lattice.co.jp/ja/product/edit.html
■大容量データでのレスポンスの向上
製造業では、製品の3D設計が一般化し、製品全体の設計や製造性を検証するソリューションが必須になっています。たとえば、自動車産業では複数の自動車データを同時に表示し、製造性を検証することが必要とされています。新製品はこうしたニーズに応えたものです。
大規模な製品の製造工程は数千ステップに及びます。巨大な製品の形状データに工程情報を加えると、処理に時間がかかるため、これまでは製品全体のモデルを使った工程検討は困難でした。新製品では、多数の工程を含むXVLの読込みと書出しの速度を4−5倍高速化し、大規模データを用いた工程設計の効率を大幅に向上させました。また、工程設計の過程では、後から検証結果を参照するために、各工程の検証結果をスナップショットとして表示状態とともに保存します。新製品では、数百のスナップショットを作成することができ、また、その保存速度も従来製品と比較し、約3倍の高速化を行いました。
■分業機能の強化
大規模製品の工程設計は、大工程(製品全体の工程)を決定した後、複数の担当者が分業して詳細な設計を行います。新製品では、それぞれの担当者が工程検討した結果を読み込んで、全体の工程設計と合わせる機能が追加されました。複数の担当者が分業して工程設計する大規模な製品でも、3Dで製品データを参照しながら製品全体の工程検討を行うことが可能です。
■ラインバランス確認機能の提供
各工程の負荷をグラフ化して表示する機能が搭載されました。また、標準作業時間を入力すると、それぞれの工程の作業時間と標準作業時間との差が一目で確認できるため、作業工数の負荷分散を効率的に行うことができるようになりました。
■製品情報
製品名: XVL Studio Pro Ver.9.1 、XVL Studio Standard Ver.9.1
発売日: 2010年4月23日
※対象製品の年間保守に加入されているユーザ様は、追加料金なくご利用いただけます。
■用語説明
XVL
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
■会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術「XVL」をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。
ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail: casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月
XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社 営業統括本部 マーケティンググループ 高坂・松浦
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121
《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/ja/index.html
http://www.lattice.co.jp/ja/product/edit.html
企業情報
企業名 | ラティス・テクノロジー株式会社 |
---|---|
代表者名 | 鳥谷 浩志 |
業種 | その他製造業 |
コラム
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