IHS、 2010年版 ASME BPVCの受付開始 〜ボイラーと圧力容器の世界的な規則が3年ぶりに改正〜

IHSは3年ぶりに改正されるASME(アメリカ機械学会)のBPVC 2010年版の事前予約の受付開始をお知らせします。 BPVCはボイラーと圧力容器の安全・品質に関する国際的規則です。改正は3年毎で、今回75以上の変更が行われています。正式リリースは7月を予定しており、現在、事前予約を受付ています。

報道関係者各位
プレスリリース
2009年11月18日
IHS

       IHS、 2010年版 ASME BPVCの受付開始
        〜ボイラーと圧力容器の世界的な規則が3年ぶりに改正〜


IHSはASME(アメリカ機械学会:American Society of Mechanical Engineers)のBPVC(ボイラー及び圧力容器コード:Boiler and Pressure Vessel Code)の2010年版の事前予約の受付開始をお知らせします。

ASME BPVCはボイラー及び圧力容器、電力生成設備及び関連サブシステム、原子力発電プラントコンポーネントにおける設計・製造・保守・検査の最新安全規則として国際的に広く認知されているコードです。この更新版には75以上の重要な更新が含まれ、2010年7月にリリース予定です。現在、事前予約を受付中です。


■バインダーで30冊、18,000ページ分のコードのオンライン版
ASME BPVCは1914年の誕生以降、蒸気圧を使用する機器の安全性と信頼性を確保するためのコードとして世界中の政府機関と企業に信頼され続けてきました。

制定当初は114ページであったコードも現在ではバインダーで30冊、18,000ページに及びます。IHSではインタラクティブな電子版とトラディショナルなプリント版の2つのフォーマットでご提供し、お客様ごとに異なるニーズにお応えします。

IHSプロダクトライフサイクル部門のシニア・バイスプレジデント、トム・リットマンのコメントは次のとおりです。
「検査官と技術者はASMEコードを細部にわたって知る必要があります。プリント版を使用することがベストであると考える人もいれば、18,000ページもの大量の文書が負担になる人もいます。このため私たちはプリント版、インタラクティブオンライン版(IHS ASME BPVC Advantage)、コードセクションとスタンダードの組み合わせ版など様々なフォーマットで提供します。」


■コラボレーション機能が充実したHTML版ASMEコード
IHS ASME BPVC Advantageは多くのASMEコードユーザーが素早く簡単に自分の業務に関連する情報を探し出すことを目的に開発されました。プリント版やもう1つの電子版であるPDF版以上に優れた機能が利用できるソリューションです。コードはHTMLベースでアクセスすることができ、注釈機能や共有機能といったコラボレーション機能が強化されました。これによりベテラン社員の経験を継承するといった、組織内に蓄積されてきたコードに関する知識の共有を支援します。また本製品ではスマートフォンやPDAといったインターネットデバイスとも互換性があり、現場でもこれらのツールを使って簡単にコードにアクセスすることができます。

ASMEのマネージングディレクター、S&Cオペレーションのマイケル・マーカー氏のコメントは次のとおりです。
「IHSは本製品をお客様のご要望に基づいて開発をしました。知識の取得と技能の共有化は技術現場において特にタイムリーな問題です。IHS ASME BPVC Advantageはお客様の業務にすばらしい影響を与えてくれるものと信じています。」

ドレッサー・コンソリデーテッド社の品質保証部門のマネージャー、エリック・ヘック氏は次のように語っています。
「IHS ASME BPVC Advantageのおかげで新しいレベルの効率化を取得することができました。より重要なことは、お客様の要求に対して格段のスピードで応えることができるようになったことです。」


■BPVC 2010版変更点サマリーの無料ダウンロード
IHSでは2010版の75以上ある変更点の要点をまとめたサマリーをPDFでご提供しています。現在IHSジャパンのホームページ上にて無料にてダウンロードすることができます。

2010年版コードの事前予約は現在受付中です。ASMEコードの利用形態に関する詳しい情報はwww.ihsjapan.co.jp/bpvc/までお問合せ下さい。


■本件に関するお問合せ先
インフォメーション・ハンドリング・サービシズ・ジャパン株式会社
営業部
電話:03-5791-9661
Eメール:JapanInfo@ihs.com


※ 本リリースは米国報道発表資料を日本市場向けに抄訳したものです。


■IHSについて(www.ihs.com)
IHS(NYSE: IHS、本社所在地:米国コロラド州イングルウッド)はエネルギー、プロダクトライフサイクル、セキュリティ、環境の4つのドメインとマクロ経済分野のデータ及び分析サービスを提供するリーディンググローバルソースです。IHSサービスは世界中の180以上の国々で、各国政府機関や多国籍企業から中小企業に至る多くのお客様の意思決定を支援するサービスとして利用されています。
IHSは2009年に設立50周年を向かえました。20ヶ国で4000人の従業員が業務に従事しています。

IHS is a registered trademark of IHS Inc. All other company and product names may be trademarks of their respective owners. Copyright 2009 IHS Inc. All rights reserved.


■ASMEについて(www.asme.org)
ASME(アメリカ機械学会)はリアルワールドチャレンジに対するソリューションを開発するグローバルなエンジニアリングコミュニティを支援しています。 1880年に American Society of Mechanical Engineersとして設立され、すべてのエンジニアリングディシプリンを通してコラボレーション、ナレッジシェアリング、スキルディベロップメントを可能にする非営利専門家組織で、社会における技術者の役割をより重要にするための支援を行っています。ASMEコード及びスタンダード、出版物、会議、継続的な教育、専門家によるディベロップメントプログラムは技術的知識とより安全な世界を創るための基礎となっています。

企業情報

企業名 インフォメーション・ハンドリング・サービシズ・ジャパン株式会社
代表者名 木村真典
業種 その他サービス

コラム

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