『3人に2人が知らない!!』新型インフルエンザのワクチン接種に関する調査結果レポート発表。厚生労働省発表のワクチン接種基本方針の認知率は35％

厚生労働省から発表された[新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針]に
よると、10月19日(月)から順次接種開始見込みと記載されています。エヌ・ティ・ティ・ナビスペース株式会社(東京都豊島区、代表取締役社長：高橋 宏寿)では、一般消費者のワクチン接種の意識について、接種優先権の有無別に調査を実施しました。

調査方法：インターネットリサーチ
調査対象：日本国在住の18歳以上の男女　Potora会員( http://potora.jp/ )
回答回収数：合計 1,600サンプル(接種優先権あり：800サンプル、接種優先権なし：800サンプル)
実施時期：2009年10月9日(金)から10月16日(金)
調査実施：エヌ・ティ・ティ・ナビスペース株式会社

【調査項目】
Q1.厚生労働省発表の[新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針]認知について
Q2_1.＜ワクチン接種スケジュール＞の認知について
Q2_2.＜ワクチン接種の優先順位＞について
Q2_3.＜ワクチン接種スケジュール＞について
Q2_4.＜ワクチン接種費用＞について
Q2_5.＜輸入ワクチン＞について
Q2_6.＜ワクチン接種情報発信＞について
Q2_7.＜基本方針・政府の対応＞について
Q3.ワクチン接種の知りたい情報について(フリーアンサー)
Q4.新型インフルエンザに感染について
Q5.新型インフルエンザの関心度について
Q6.新型インフルエンザのワクチンの接種意向(ご自身)
Q7.新型インフルエンザのワクチンの接種意向(子ども)

【調査レポート： http://www.research.nttnavi.co.jp/304z/910influenza.html 】

【調査結果(単純集計表および接収優先権有無別クロス集計)： http://www.research.nttnavi.co.jp/pdf/304z/910influenza01.pdf 】

Q1の厚生労働省発表のワクチン接種の基本方針について、[内容も知っている]人は35％、[内容は知らないが、発表したのは知っている]人は51％と、発表されたことに対する認知度は9割弱となっていますが、内容まで知っている人は3割強にとどまっています。

Q2_6のワクチン接種情報の発信についての結果を見ると、[情報が不足していると思う]と回答した人は75％に上り、必要な情報は伝わっていない状況が考えられます。

ニュースなどにより、基本方針の発表されたこと自体は知っているが、発表された情報源までは行きつくことができず、その内容自体が知ることができていない状況かもしれません。

Q3のワクチン接種の知りたい情報についての設問においても、『どのようにして私たち国民に接種の日程などの詳しい情報を教えてくれるのですか？自分で調べないと情報が得られない状況なので、どこで調べたらよいかもわかりません。』との回答があり、情報の少なさ、発信経路についての不満、不安が見受けられます。

しかし、Q5の新型インフルエンザの関心度にて、[非常に身近に感じる]が16％、[やや身近に感じる]が48％と、合わせて64％が身近に感じているのに対し、Q6の自身の新型インフルエンザのワクチンの接種意向については、[受ける・受ける予定]は27％にとどまり、まだ危機感は感じていないのかもしれません。

ただし、インフルエンザの患者数が警報レベルに達している地域もあり、今後の感染状況によっては、危機感に対する意識の変化は考えられます。


【本件に関するお問い合わせ先】
エヌ・ティ・ティ・ナビスペース株式会社
メディア＆リサーチ部　担当：野井・大津
本社：〒171-0021　東京都豊島区西池袋一丁目11番1号　メトロポリタンプラザビル
E-mail ： mr@nttnavi.co.jp

《関連URL》
http://www.research.nttnavi.co.jp/
http://www.research.nttnavi.co.jp/304z/910influenza.html
http://www.research.nttnavi.co.jp/pdf/304z/910influenza01.pdf