国内初、三菱自動車の電気自動車「ｉ-ＭｉＥＶ（アイミーブ）」を カーシェアリングサービス「カテラ」に導入開始

マンション居住者サービス事業及びマンションを中心とするカーシェアリング事業を展開する株式会社アスク（本社：神奈川県横浜市　取締役会長：齋藤　智夫）は、自社開発し現在展開中のカーシェアリングシステム「カテラ」に、業界で初めてとなる三菱自動車の電気自動車「ｉ-ＭｉＥＶ（アイミーブ）」の導入を開始いたしました。

アスクでは環境共生（サスティナビリティ）をテーマに、「生ゴミ堆肥化リサイクル」、都会と農作地を結ぶ「みんなの田んぼ」など、様々なECO視点の居住者サービスを提供しています。カーシェアリング事業は居住者の車に対する意識の変化をとらえた事業として、2005年10月にスタートし、現在23物件に33台導入済みですが、昨今の環境意識の高まりとともに、急激な受注の伸びが見込まれています。

現在、ハイブリット車を中心に、エコカー減税等により環境に配慮した車の人気が急加速しています。その中で、7/22販売開始された電気自動車「ｉ-ＭｉＥＶ（アイミーブ）」は、走行時の排出ガスゼロ、ガソリン車比1/10程度の燃費性能（※）など様々な環境性能が話題となっています。アスクではこれらの環境性能に早くから着目、カーシェアリングシステム「カテラ」と「ｉ-ＭｉＥＶ」の相性について調査研究し、下記のような優位性を確認するとともに、自信をもってお勧めできるシステムとして提供を開始致しました。

＜電気自動車とマンションカーシェアリングおよび同システム「カテラ」の優位性＞

? 15分単位（カテラの場合）の課金システムであり、短時間利用が前提。
? 貸出拠点（駐車場）に充電設備を設けるため待機時常時充電可。
? カーシェアリングと電気自動車の組み合わせによる環境負荷削減に対する相乗効果。
? 低燃費による運営コストの削減。
? 自然エネルギー（ソーラー、風力）の利用などネクストステップへの可能性。

今回いち早く「ｉ-ＭｉＥＶ」によるマンションカーシェアリング導入を決定したのは川崎市中原区を中心に地域密着で成長を続ける総合建設業及び不動産管理のジェクト株式会社（本社：神奈川県川崎市　代表取締役社長 市川　功一）です。同社は自社管理の賃貸マンション居住者のカーライフサポート（利便性の向上）として、カーシェアリングに着目、同地域にある複数のマンション居住者が共同で使えるシステムとして、アスクの提供する「カテラ」を選択しました。同社はカーシェアリングだけでなく同地域内の駅前に自社管理賃貸居住者向けの生活支援サービス（コンシェルジュサービス）を提供する拠点「ｌiv」を運営しており、カーシェアリング同様複数のマンション居住者が共同利用（シェアリング）できる施設として、展開しています。
ジェクトは同システム導入に伴い、自社管理賃貸物件の入居者利便性と顧客満足による入居率の向上を期待すると共に土地オーナーへ向けた新規開拓推進及び空室率の低下による既存オーナーの収益性向上につながるとみています。またECOカーを利用することにより、地域社会の環境共生への意識向上にも貢献します。
一方アスクでは、従来単独マンションでの導入が中心だったカーシェアリングを地域の複数マンションでも展開できるスキームを構築することとなり、地域ぐるみのカーシェアリング事業など新規営業の開発に力を入れて行きます。また、既発売の「インサイト」「プリウス」はもとより、「ｉ-ＭｉＥＶ」以外の今後発売を予定している電気自動車、ECOカーによるカーシェアリングも順次提供し、初年度150台、次年度累計1,000台の導入を見込んでいます。

＜ジェクト株式会社の企業概要＞
●本社営業所／神奈川県川崎市中原区上小田中6丁目20番2号
●設立/1944年5月20日
●連絡先：044-755-2525
●営業時間：8：30〜17：30

＜株式会社アスク＞
代表者：土田　啓展　電話番号：045-317-2610　設立：1997年　資本金：15,700万円（2009年4月）
売上高5,300百万円（2008年9月期）　　カテラ専用サイト：http://www.catera.jp/