アントレプレナー活動に取り組む高校生に活動資金を助成する「SuperStudentsProject（SSP）」を開始しました。

教育

※このリリースは当サイトの会員によって投稿されたユーザー投稿のため、当サイト推奨のプレスリリースとは形式が異なる場合があります。

特定非営利活動法人インデペンデンツクラブ（代表理事：松本直人　所在地：東京都豊島区）はアントレプレナー活動に取り組む高校生に活動資金を助成する「SuperStudentsProject（以下、SSP）」を開始しました。初年度においては全国でもトップクラスの進学実績を誇る西大和学園高等学校とともに取り組みます。

■SuperStudentsProjectとは

社会課題の解決においても、個々人のキャリア選択においても「正しい解」が存在しない現代社会において自ら仮説を立て、自らの実行によってその仮説を検証し、「正解をみつけていく力」がより一層求められるようになっています。今では大学生起業家というのも決して珍しくなくなってきておりますが、学生全体に占める割合は約1.5%（男性2.4%、女性0.5%）と、世界平均である約10.8％（男性13.0%、女性9.3%）から比べればまだまだ少数であるのが現状です。

※出典：GUESSS 2021 Japanese National Report （日本語版）

また、自らの力で未来を切り開いていく力であるアントレプレナーシップは起業家だけにとどまらず、自らの未来を切り開いていくすべての人に必要なものです。しかしながら、この力を育てるには仮説立案及び実行による検証が不可欠であるため、非常に時間がかかります。インデペンデンツクラブはこの力は中高生のうちから育てるべきだと考えます。

本格的な起業の前段階として、社会や身の回りの課題を解決するソリューションを企画し、実行するアントレプレナー活動がアントレプレナーシップを養ううえでは効果的ですが、活動に必要な機器や調査費用といった金銭面での問題があり取り組みへのハードルになっています。インデペンデンツクラブではこのハードルを取り除くべく、アントレプレナー活動に取り組む学生に活動資金の一部を助成します。

■SSP初年度の活動について

初年度においては全国でもトップクラスの進学実績を誇る西大和学園高等学校とともに取り組みます。西大和学園は従前よりAction Innovation Program（AIP）という社会課題を調査するだけでなく、自ら解決のための企画を立て、実行していくという実践型のプログラムに取り組まれており、SSPの意義について早急にご理解を賜ることができました。初年度については西大和学園の生徒から応募者を募り、4チームを採択し、各チーム5万円の助成を決定いたしました。2025年末を目処に活動結果の発表会を行う予定です。

■初年度SSP審査員

木本健太郎氏（学校法人西大和学園探究学習トータルコーディネーター）

松本直人氏（認定NPOインデペンデンツクラブ代表理事）

國本行彦氏（認定NPOインデペンデンツクラブ副代表理事）

畠山和也氏（本気ファクトリー株式会社代表取締役）

■初年度採択プロジェクトについて

初年度については下記をテーマとする4チームが採択されました。　

※学生のプライバシー保護のため個人名については不記載とさせていただきます。

●小児がん患者支援、レモネードスタンド

　⇒資金使途：レモネード瓶に貼るラベル費用

●女性オストメイト用パウチカバー

　⇒資金使途：パウチカバーのプロトタイプ作成費用