森の京都・南丹市でアーティストの視点を体感する大人の体験型イベント「atelierMOKUday」を開催地元出身　アーティスト・村山大明が主催

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京都府南丹市出身のドローイングアーティスト・村山大明（むらやまともあき）は、アーティストの視点で自然を観察し、アート制作体験を行う大人の体験型イベント「atelierMOKUday（アトリエモクデイ）下を向いて歩こう〜村山大明の視点〜」を、故郷であり制作の原点である京都府南丹市日吉町にて開催いたします。

■自然から離れがちの現代社会を生きる大人に自然と向き合う時間を

「自然との調和」をテーマに動植物の群像図を描くドローイングアーティスト・村山大明は、幼少期より森の中に入り動物や植物を観察することが好きでした。学生時代も、大人になっても、絵を描くことと同じように自然と触れ合うことを好み、職業として農業に携わる時期も経て、現在はドローイングアーティストとして活動しています。故郷である京都府南丹市では毎年田植えや稲刈りの季節には古代米の栽培をおこない、日常でも野山を散歩したり、野菜を栽培したりするなど、積極的に自然に暮らす生き物や植物たちと触れ合う時間をつくっています。

「そこにいる生き物を感じ、観察し、表現すること」は、村山大明が生み出す作品の出発点です。この過程の体験を通じて、日々の暮らしにあるささやかな豊かさの気づき、そして、生き物たちとの出会いのきっかけをお届けしたいという想いを込めて、自然を体感する大人のワークショップイベントの開催を決定いたしました。

■テーマは「下を向いて歩こう」

会場となる京都府南丹市の町は、山や森、川や田んぼなど豊かな自然に囲まれた場所です。森の中に一歩踏み入れば、足元数十センチメートルには小さな世界が広がり、そこには無数の命が見られます。そのひとつ一つの美しさや力強さに魅せられた体験が、村山の制作活動につながっています。

今回のイベントのテーマは「下を向いて歩こう」。普段、見落としがちな足元の世界に目を向けて、そこに生きる動植物を観察し、表現する過程を体験いただきます。

■描く表現を通してより深く自然と向き合う

村山は、描くことを「観察の延長」だと捉えています。そして描く時間は生き物と向き合う大切な時間です。下を向いて歩くことで観察できる植物のうち、今回は苔にフォーカス。線の引く方向から質感の表現など、動植物を描く＝観察するポイントのレクチャーを通して、村山のアート制作を体験いただけます。基礎的なことから応用テクニックまで、参加者に合わせて進行するため、初心者の方でも気軽にご参加いただけます。

■自然とともにある暮らしの中で、人と自然のつながりを感じる時間を

現在約3万人が暮らす南丹市は、京都駅や日本海側からも約1時間でアクセスできる立地でありながら、四季折々の自然に包まれ、穏やかな時間が流れる町です。そこで営まれてきた暮らしは、自然と共生しながら培われてきた知恵や伝統に支えられており、地域の人々にとってはごく“当たり前”のものとして日常に息づいています。

「atelierMOKUday」では、そうした自然を身近に感じられる暮らしや風景に触れ、自然の中で人が生きるということの本質を感じていただくことも目指しています。田舎から離れた都会の暮らしでは気づきにくい自然と人とのつながりについてあらためて思いを巡らせるきっかけとなることを願っています。

■イベント概要

名称：atelierMOKUday01 下を向いて歩こう〜村山大明の視点〜

開催日時：2025年11月2日（日）10:30〜17:00

開催場所：京都府南丹市日吉町 atelierMOKU kyoto

参加人数：10名

参加費用：6,600円（税込）*軽食付き

※未成年の方は必ず保護者同伴での参加をお願いいたします。

※ご自宅からJR山陰線日吉駅までの往復交通費、および日吉駅からのバス代（片道600円）については別途実費が必要です。

内容：

①フィールドワーク『下を向いて歩こう』

②アート体験『観察した植物を描いてみよう』