無料【5/30 (金) YUIDEA主催対話型セミナー開催】食から考える子どもの人権　多様な子ども達を支える現場の声から考える

【概要】
2023年度における日本全国の小中学生のうち、就学援助を受けている児童・生徒の割合（就学援助率）は13.66％です。
これは、7人に1人以上にあたり、貧困はけっして一握りの問題ではありません。
ある調査では貧困層の子どもで「給食以外で毎日野菜を食べる」と答えたのは半分以下。同時に「1週間のうち、4、5日は朝ご飯にも夕ご飯にも野菜が出てこない」との回答も寄せられています。
今、食料への権利が、子どもたちの間で侵害されている現実があります。
 

また、世界で紛争や戦争が起こり続ける中、国や親の事情で日本で暮らす難民・移民ルーツの子どもたちは増えており、その数は年々増加傾向です。日本に逃れた難民の方には、来日直後から最低限の衣（医）・食・住もままならないという方が多くいます。特に食事に関しては、宗教上の理由や、健康上の理由から食べられない食材がある子どもも多いため、難しい点も多くあります。
 

子ども達にとっては、食べることは、単におなかを満たすことだけではなく、小さい頃から食べ慣れたものを食べれば気持ちが落ち着き、誰かと共に食事をすれば、不安がやわらぐ。
「食べること」は安心や安らぎにもつながります。
現場で当事者の子ども達に寄り添うお二人からのリアルな声を中心に、皆さんと考えていく内容です。
 

YUIDEAは、長年「生協事業支援」を中心に、食を軸に生活者に寄り添ってきた実績があります。そして、「世の中にある価値をアクティブにする」 という想いがあります。
 

改めて、子ども取り巻く食の環境について考え、人権面から「食」の価値や、今だからこそ意識すべき企業の社会的価値に関して、対話を通してアクティブにするきっかけとなるセミナーにしたいと考えております。
カジュアルな対話形式で、共に気づきを持ち帰る場です。お気軽にご参加をいただけますと幸いです。
 

【開催概要】日時　2025年5月30日（金）　18:00-20:00
【参加費】無料
【会場】YUIDEA 青山本社（〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル東館6階）
　　　　※最寄駅からのアクセス
　　　　銀座線、半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」 直結
【定員】　40名程度　※先着順
【対象】　テーマに興味のある企業・団体・個人の方
【プログラム】
18:00〜19:15 講演
19:15〜20:00 質疑応答・交流
 

※交流時間には軽食をご用意します。
当日、記録のため写真撮影を行うことがあります。ご了承いただけますと幸いです。
 

【お申込み方法】
https://yuidea.co.jp/form/application20250530/　
上記URLにアクセスいただき、お申し込みください。
 

【ゲスト】
栗林 知絵子 氏
認定NPO法人WAKUWAKUネットワーク 代表理事
 

2013年にNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークを設立し、ボランティアとして活動してきたプレーパークの運営を正式に受託。子ども食堂、無料の学習支援事業など地域の子どもをサポートするあらゆる事業を展開。
行政、企業、個人のボランティアを巻き込んだ支援の環は、大きな広がりを見せている。

石川 えり 氏
認定NPO法人難民支援協会 代表理事
 

1976年生まれ。上智大学卒。1994年のルワンダにおける内戦を機に難民問題への関心を深め、大学在学中、JAR立ち上げに参加。大学卒業後、企業勤務を経て2001年より難民支援協会（JAR）に入職。直後よりアフガニスタン難民への支援を担当、日本初の難民認定関連法改正に携わり、クルド難民国連大学前座り込み・同難民退去強制の際にも関係者間の調整を行った。2008年1月より事務局長となり2度の産休をはさみながら活動。2014年12月に代表理事就任。

【お問い合わせ】
株式会社YUIDEA 
〒107-0062　東京都港区南青山1-1-1　新青山ビル東館6階
E-mail：sb-journey@yuidea.co.jp　セミナー事務局