累計21万個販売のハニーセル財布をユーザー視点で徹底アップデート！「CYPRIS(キプリス)」と「2mug(ツムグ)」が共創した財布をmachi-yaで販売開始

株式会社モルフォ(本社：東京都両国、代表取締役：小澤廣幸、以下「当社」)と株式会社新東通信（本社：東京都中央区、愛知県名古屋市　代表取締役会長兼社長：谷喜久郎、以下「新東通信」）の共同プロジェクトで開発した財布「1ssi〜一糸〜」を2023年4月7日よりクラウドファンディング「machi-ya」にて販売開始いたしました。machi-yaを運営する新東通信のプロダクトチーム・2mug(ツムグ)はクラウドファンディング視点からプロダクトの機能性を設計、当社ブランド・CYPRIS(キプリス)は国内有数の革小物製造技術力で技術面からプロダクト設計と製造を担当。共同で設計した財布「1ssi〜一糸〜」は、ユーザー視点で機能やサイズ、使いやすさにこだわり徹底開発された、“大容量×小さい×使いやすい”長財布です。

鞄、革小物製品の企画・製造・販売・卸売を手掛ける当社の日本製レザーグッズブランド「CYPRIS」と新東通信のプロダクトチーム「2mug」がタッグを組み、コンパクトLzip長財布「1ssi〜一糸〜」を共同で新たに開発いたしました。このプロジェクトの目的は、時を越えて受け継がれてきた日本のモノづくりの伝統や想いを、時代に合わせてユーザーの感性の響くモノに育てていくことで、巧みの技を次世代に伝えていくこと。革製品の一級技術認定を受けた職人の多くが在籍し、国内有数の技術を誇る「CYPRIS」に、クラウドファンディングユーザーの好む機能性を「2mug」が提案、新たなプロダクトを共同で設計しました。

<販売実績数21万個を誇る、「CYPRIS」のハニーセル®構造を採用>

蜂の巣から着想を得た「CYPRIS」の代名詞とも言えるハニーセル®構造(※1)は、累計21万個以上の販売実績(※2)があります。「1ssi」では、ハニーセル®構造を、短丈仕様にアップデートした「コンパクトハニーセル®」を採用。カード8枚が交互に立ち並び、指2本でもサッと取り出しやすい構造を実現しました。

※1…「ハニーセル®」とは、蜂の巣構造になっているカードポケットのこと。当社が2000年に財布の厚みを抑えながら、多くのカードを収納するために開発し、実用新案登録しました。[実用新案登録　第3205124号]

※2…2001年1月から2022年12月までで当社が販売したハニーセル®構造を備えた革小物の販売総数(2022年12月31日時点当社調べ)

<大容量で取り出しやすいまま「薄さ」と「コンパクトさ」を追及>

トレンドの短丈フォルムを取り入れつつ構造を工夫し、最大でカード20枚、お札30枚、硬貨30枚を収納できる大容量を実現。

●財布横幅は1万円札に合わせて設計。容量確保のため、長財布として最小クラスとまではいきませんが、使いやすさを失わない、ほどよいコンパクトさを実現しました。

●小銭ポケット部分がカード室と干渉しない構造を採用。カードと小銭が重ならず、小銭の厚みがカード室下のスペースに逃がせる、中身を入れても膨らまない財布を実現。

●左右に独立した、投げ込み式のアイランドポケットを装備。計12枚のカード収納が可能です。

<修理依頼の5割から6割がファスナーの故障による修理>

実は、財布の故障のキッカケになる原因の多くは、ファスナーの故障。「CYPRIS」の財布の修理依頼でも、時期によっては依頼の5割から6割がファスナーの故障による修理です。「1ssi」を開発するにあたり、中身をフルで入れてもファスナーは歪まずまっすぐな状態を保てるよう工夫しました。こうすることで美しく見えるほか、歪みによるファスナー部分への負荷を軽減、より永くお使いいただけます。

<素材は国産レザー/イタリアンレザーの２種類>

フラットで光の反射が美しい国産シラサギレザーと、レザーらしいシボ感と柔らかさのあるイタリアンアドリアレザーの２種を展開。どちらも牛革です。

シラサギレザーは、「CYPRIS」で一番人気のオリジナルレザー。皮革産業の一大集積地である兵庫県姫路市で鞣された国産革で、世界遺産の姫路城(別名：白鷺城)にちなんで名付けられた牛革素材です。

【クラウドファンディング：プロジェクトページ、期間】

プロジェクト/商品名

ユーザー視点で徹底開発。CYPRISと共創した大容量×小さい×使いやすい長財布

プロジェクトページ

https://camp-fire.jp/projects/view/658532

プロジェクト期間

2023年4月7日(金)12:00開始/2023年6月11日(日)23:59終了

プロジェクトメンバーについて

プロジェクトオーナー：株式会社新東通信

プロジェクト共同開発者/製造パートナー：株式会社モルフォ

プロダクト設計：株式会社新東通信＆株式会社モルフォ

販売プラットフォーム

machi-ya（https://camp-fire.jp/machi-ya）

【商品概要】

商品名：LFコンパクトハニーセル®長財布｜1ssi

サイズ：横17.7cm× 縦11cm × 奥行き2.4cm

重　さ：174g(シラサギレザーver) ／ 171g（イタリアンアドリアレザーver）

素　材：牛革（シラサギレザー｜イタリアンアドリアレザー）

製造国：日本｜東京

カラー：シラサギレザーver.[ネイビー／ブラウン／ブラックの3色]

　　　　イタリアンアドリアレザーver.[ブラック／ブルー／トープ／グリーンの4色]

価　格：シラサギレザーver. [一般販売予定価格：29,800円]

　　　　イタリアンアドリアレザーver. [一般販売予定価格：26,800円]

最大収納容量：お札：30枚　硬貨：30枚　カード：20枚

国産シラサギレザーver.：画像下段、左からブラック／ブラウン／ネイビー　 [一般販売予定価格：29,800円]

イタリアンアドリアレザーver.：画像下段、左からトープ/ブラック／ブルー／グリーン　[一般販売予定価格：26,800円]

6.1インチのスマートフォン（iPhone 14 Pro）と比較しても一回り大きいくらいのサイズ感

【新しいモノ好きにも刺さる、高品質な革財布を作ろう】

このプロジェクトは、クラウドファンディングで生まれる新しいトレンドとCYPRISの品質を掛け合わせ、より良いものがつくれないかというところからスタートしました。トレンドの「薄く」「小さく」を追及する余りに革の質や耐久性などに満足出来なかった方に向け、しっかりとしたつくりの美しい仕立てのお財布を開発。

近年ではキャッシュレス化の流れを反映し、財布も薄く小さいものがトレンドです。ただ、薄さや小ささを追求しすぎて過度に薄く漉いた革を使用すると、財布の中身が浮き出るなど実用面で美しくない財布になることもあります。しっかりとしたつくりの財布を作る場合、革の裏に芯材・裏地を貼ることが必要になりますが、「材料が増える＝厚くなる」ため「薄く」「小さく」という目的と相反することが課題でした。

その課題に国内有数の技術力と品質の高さを誇る、MADE IN JAPANブランド「CYPRIS」の工房が挑戦し、絶妙なバランスで「薄く・小さく」と「高品質」を両立させた財布が「LFコンパクトハニーセル®長財布｜1ssi」です。

ハニーセル®構造でありながら、メンズパンツのポケットに収まりのいいコンパクトな財布サイズになるように従来の長財布を再設計。裏地や芯材を使用した美しい仕立てのまま「薄さ」と「コンパクトなサイズ感」を実現するため、小銭入れとカード室が重ならないよう何度も微修正、サンプリングしました。

最大に近い容量を入れても"型崩れ"や"カードの跡がでない"、"ファスナーが歪まない"ようにするため、必要なゆとりや厚みを逃す構造を研究。「小さく」することにこだわるあまり、使いにくくなることが無いように細部にわたり、バランスをとりました。

実際に使用している姿も「美しい」設計にも注力、領収書が入れやすいのに、見えにくいなどの工夫を施しています。引き手もベースモデルより約15%長くすることで持ちやすく、ファスナー開閉がスムーズにできるようになりました。

革もお好みのものを選んでいただけるように、タイプの違う２種類を用意しています。

ひとつはスムースタイプの牛革である、「CYPRIS」の定番人気素材・国産シラサギレザー。表面の独特なムラとアニリン仕上げによる透明感が、他にはない高級感を漂わせます。

もうひとつは、凹凸のある、シボ感の美しいイタリアンアドリアレザー。イタリア・マストロット社の発色が美しい型押しクロムレザーで、肌にしっとりと吸い付くような手触りとふんわりとした厚みが魅力です。

【CYPRISとは】

1995年創業、当社が立ち上げた日本製レザーグッズブランド。高いクオリティ・機能性はもちろん、ベーシックで長く使い続けられるデザインを追求したものづくりをしています。基本理念は「一生愛せる本質的価値のあるものづくり」です。

「CYPRIS」のものづくりは、国内有数の技術力を誇る一級職人たちによって支えられています。工房には、日本唯一の革マイスターの資格を持つ結進(ゆいすすむ)氏や、革小物制作者の認定試験である「JLIA革製品技能試験　紳士小物技術認定(皮革部門)1級」の所持者が10人在籍(日本全体では26人[2022年時点]、技術認定1級所持者全体の約4割がCYPRISの工房に在籍）。国内にとどまらず、世界から選び抜いた素材に、見えない工程にも手間を惜しまないクラフトマンとしての情熱を注ぎこんで、日々商品を作っています。