アイキャッチ画像

【血中酸素量が約 14 倍増加】 「高気圧酸素治療」を開始! 〜地域医療と社会貢献のために〜

社団医療法人 弘全会 芳賀中央病院(理事長・院長:中野智文)は「高気圧酸素治療」を開始しました。 この治療法は高気圧酸素治療装置内に患者さんが入り、日常の 2 倍の圧力を体に加え 100%酸素を吸う事で、血液中の 酸素量が増加し(約 14 倍)各種疾患の症状改善を図る治療法です。アメリカでは一般的な治療法となっていますが、日 本ではあまり浸透しておらず高気圧酸素治療を受けられる病院は非常に少ないのが現状です。特に、栃木県でこの治療を受 けられる施設はわずか 7 箇所しかなく県東地域では当院のみとなります。 【URL】https://www.kouzen-kai.jp/index.html

「高気圧酸素治療」導入のまでの経緯

当院は、全国平均の高齢化率 29%を大きく上回る茂木町(43%)がある県東芳賀郡地域にあります。2 次救急も受け入れ ており、著しい高齢化と戦う最前線の病院です。がんはもとより様々な疾患を抱えている患者が多く、その患者ひとり一人のニーズ に応えるには、新しい技術を導入し、絶えず成長しなければ、この地域の医療を支える当院の使命は果たせないという強い思い があり導入しました。

また、栃木県は数多くのプロスポーツチームがあり、10 月には国体が開かれるほどスポーツが盛んな地域です。地元のスポーツチー ムの華々しい活躍は地域の活性化にもなりますが、一方ではスポーツに怪我は付き物と言われ、怪我をした選手への治療は競 技への早期復帰が期待出来るため、この治療を通し社会貢献をしたいという思いも導入のきっかけです。 まだまだ馴染みのない治療法ですが、先ずは、この地域の患者やスポーツ選手への治療を行い、この活動、この治療がゆくゆくは 日本全体に伝わり、1 人でも多くの患者の健康に貢献したいと思っています。

 

「高気圧酸素治療」の概要・料金

<概要>

高気圧酸素治療装置内に患者さんが入り、日常の 2 倍の圧力を体に加え 100%酸素(通常酸素は 21%)を吸う事で、血 液中の酸素量が増加し(約 14 倍)各種疾患の症状改善を図ります。主な治療例は、一酸化炭素中毒、ガス壊疽、コンパー メント症候群、突発性難聴、脊髄神経障害、脳梗塞、腸閉塞、糖尿病性足病変、放射線や抗がん剤治療の効果を増加させ る作用、放射線性壊死などです。 保険適応外となってしまいますが、スポーツ外傷にも応用されています。肉離れ、捻挫、靭帯損傷などの外傷による腫れ、疼痛の 軽減、組織修復の促進をさせる効果が期待されます。治療開始が早いほど良いとされております。

 

副作用としては耳痛が伴う事もありますが「耳抜き」する事により改善します。副作用が少ない事も特徴ですので患者さんにとっては大変受けやすく、優しい治療なので、これから確実に伸びていく治療法です。作用機序は同じですが、よくある酸素カプセルと違い当院の装置は有資格者による医療機器を用いる医療行為ですので、酸素カプセルとは明らかな性能差があります。

<料金>健康保険適応で窓口負担は 1 回¥10,000~15,000 程度、対象疾患にもよりますが 10 回~30 回実施します。 健康保険外(スポーツ外傷)で窓口負担は 1 回¥20,000~30,000 程度となります。


 

「高気圧酸素治療」担当:臨床工学技士・臨床高気圧酸素治療操作技師 黒田正人からのコメント

「高気圧酸素治療」は、脳梗塞、腸閉塞、糖尿病壊死など様々な疾患治療に用いられ ますが、近年は、放射線や抗がん剤を併用した治療を行う病院が増えております。勿論、 しっかりとしたエビデンスに基づいたものであり、更に、放射線照射による副作用である放射 線性壊死も対象疾患となっております。 これまでは「早く治療をすれば、それだけ治る確率も高くなり、苦痛も和らげる事ができるの に...」と悔しく思ってましたが、この度の導入により治療までのタイムラグを無くした素早い治 療が可能となりましたので、あらゆる治療に活用し、より多くの患者さんのお役に立つべく奮励努力するつもりであります。

更に、この治療はスポーツ外傷に対しても応用されており、怪我からの復帰を早めることが 期待できるため、スポーツの国際競争力を強化育成する国立機関や大学病院などで、オリンピック選手などのトップアスリートが治 療を受け華々しい活躍に繋げています。都会では当たり前に治療が受けられますが、栃木県でスポーツ外傷に高気圧酸素治療 を行う施設は僅かです。当院ではプロアマ問わず、あらゆる分野のスポーツ選手を対象に治療可能ですので、1 日でも早い競技 復帰を目指す選手の支援が出来ると自負しております。

 

社団医療法人弘全会 芳賀中央病院について

芳賀郡北部で唯一の一般病床を持つ医療機関として、救急患者様の受け入れ、在宅酸素療法や寝たきりの在宅医療の患者 様の指導管理など、地域医療に貢献しています。

【病院案内】

病院名:社団医療法人 弘全会 芳賀中央病院 所在地:栃木県芳賀郡市貝町大字上根 1440 理事長・院長:中野智文(なかの さとふみ)

診療科: 内科・循環器内科・消化器内科・内視鏡内科・外科・消化器外科・肛門外科 ・整形外科・皮膚科・リハビリテーション科

 

TEL:0285-81-5400 

FAX 0285-68-5600

HP:https://www.kouzen-kai.jp/index.html

          <問い合わせ先>

社団医療法人弘全会 芳賀中央病院 

担当:黒田正人 

MAIL:kuroda@kouzen-kai.jp



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 Japan Media Place
代表者名 田口大輔
業種 エンタテインメント・音楽関連

コラム

    Japan Media Placeの
    関連プレスリリース

    Japan Media Placeの
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域