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古典の教えをビジネスに活かす【書籍発売『決定版 菜根譚がマンガで3時間でマスターできる本』】

有限会社明日香出版社は『決定版 菜根譚がマンガで3時間でマスターできる本』(吉田浩 著)を9月9日に発売しました。本書は中国の古典である「菜根譚(さいこんたん)」の教えをマンガと文章でコンパクトにわかりやすく紹介した本です。

◆古典の教えに学ぶ

本書で取り上げる「菜根譚」は、中国の明代末期に著述家の洪自誠(こうじせい)によって書かれた随筆集です。洪自誠はもともと優秀な官僚だったのですが、政治的な動乱に巻き込まれて隠居生活を余儀なくされました。その中で生きることの虚しさや悲しさを考えるようになります。

 

「菜根譚」は「硬い野菜の根っこも、よく噛めば食すことができるように、苦しくつらい環境の中にいても、耐え忍ぶことによって志を成し遂げることができる」ということを伝えています。内容は「人間関係とコミュニケーション」「自然と閑居生活」に分かれています。前半は現役世代、後半はセカンドライフに当てはまるでしょう。古典とあなどるなかれ、そこにある教えは現代にも通ずるものがあります。

 

◆何を取り上げている?

本書は「人生は心の持ち方次第」「与える人になる」「豊かな心で生きる」「信頼される人になる」「臨機応変に対応する」「日々コツコツ自分を磨く」「執着を捨てる」「素朴に生きる」「家族の調和を大切にする」といったテーマごとに「菜根譚」の教えが紹介されています。頭では理解していたとしても、なかなか実行に移すのは難しいテーマが多いですね。

 

見開き2ページごとに1つの教えを紹介。文章とともに、つだゆみさんによるマンガが載っています。文章はポイントとなる箇所がマーキングされており、漫画にも一言まとめが付けられていますので、ぱっと見開いてわかるようになっています。最初からじっくり読んでも良いですし、気になるところから開いて見るのも良いでしょう。

 

◆今でも色あせない古典の教え

それでは本書ではどのようなフレーズが紹介されているのでしょうか。いくつかの言葉を取り上げたいと思います。

・「常に耳に逆らうの言を聞き、纔かにこれ徳に進み行いを修むるの砥石なり」(菜根譚・前集五より)」(忠告を聞き入れる)

・「人の報いを責むれば、百鎰と雖も一文の功を成し難し」(菜根譚・前集五二より)(見返りを求めない)

・「喜神を養いて、以て福を召く」(菜根譚・前集七十より)(幸せも不幸せも自分が呼び込んでいる)

あらゆる言葉が、現在に通ずるものがあるとわかるでしょう。過去に学ぶことは実に多いとわかります。本書ではこれらの教えが文学者、政治家、経営者などの格言とともに紹介されています。

 

◆専門家の監修付き

著者の吉田浩さんは、株式会社天才工場の代表取締役を務める人物です。出版プロデューサーとして、これまで約2300冊以上の書籍を手がけてきました。その中でも多くを占めるのが経営者の本です。経営や戦略に関する本に関してはプロフェッショナルと言えます。さらに本書では中郷古典を専門とする早稲田大学教授の渡邉義浩さんが監修していますので、シンプルながらも専門的な内容がフォローされていますので、仕事に活かしたいビジネスパーソンはもちろん、教養的な読み物としても最適な一冊です

 

【書籍情報】  

『決定版 菜根譚がマンガで3時間でマスターできる本』(2022年9月9日発売)

¥1760(税込)

Amazonページ短縮URL: https://onl.bz/8Gms2DW

 



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企業情報

企業名 株式会社天才工場
代表者名 吉田浩
業種 新聞・出版・放送

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