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《イベントレポート》 夏の夜、あたたかい光の中で過ごす一夜限りのイベント。ワークショップ参加者が作った約700個の和紙ランタンが灯った「LEDキャンドルナイト」

今年5月にオープンした品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」(東京都品川区豊町、館長:中藏 康之)は、2022年8月20日(土)に、戸越公園の園路の一部とエコルとごしのウッドデッキを約700個の手作りランタンで灯す「LEDキャンドルナイト」を開催しました。

本イベントで展示したランタンは、8月10日(水)~19日(金)まで10日間にわたって開催したワークショップ「みんなでキャンドルランタンを作ろう!」で、参加者一人ひとりが制作したものです。小さなお子様から大人まで、風船を土台に、ちぎった和紙やカラフルな色和紙・糸を貼り付けたオリジナルのランタンを制作しました。

※制作したランタンは一度お預かりし、乾いてからスタッフが風船を割って完成。その後、当日にLEDライトを挿入・点灯しました。

 

キャンドルナイト当日は、和の雰囲気を一層盛り上げるため、17時半頃から地域の箏合奏団によるお箏の演奏会を開催。エコルとごし開館後、音楽コンサートは初の試みです。木の内装が生楽器の音響と相性がよく、コミュニティラウンジの広い空間にとても美しい音が響きわたりました。

コンサートが終わり外に出ると、ちょうど日が暮れはじめ、さっきまでの景色とはまったく異なるあたたかい光の空間が広がっていました。来場者の皆さんからも思わず「うわぁ」「すごいね」「綺麗だね」といった声が漏れます。一つ一つのランタンが個性豊かなので、自分が作ったものでなくても、眺めているだけで心が和みます。

ワークショップで自分が作ったランタンを見つけて嬉しそうに指さす子や、知らずにたまたま公園を通った人たち、さらにはこのイベントのために浴衣を着て遊びに来てくれた子どもたちの姿も。コロナ禍で夏祭りが中止になるなど外出の機会が減る中、地域の身近な「お祭り」としても期待を集めていたようです。なお、当日は後半に連れて雨が強くなってきたものの、公園内に飾ったランタンは事前にひとつずつビニール袋に包んでいたため、一つの作品も濡らすことなくイベントを終えることができました。

 

<参加者からの声>

「ワークショップから参加し、子どもがとても楽しかったと言っていた。是非また来年も開催してほしい」

「やさしい灯りで昔を思い出した。まるでお盆の送り火のようにも感じられた」

「ワークショップで子どもがあんなに一生懸命制作すると思わずびっくりした。スタッフの方々が丁寧に教えてくれて感謝している」

「自分のランタンがどこにあるのか探しながら、他の参加者の作品を眺めるだけでも楽しかった」

「雨で開催できるか心配だった。ビニールに包むなど、ここまで準備してくれてありがたい」

「久しぶりに手を動かしてものづくりをした。とても楽しかった」(高齢の参加者より)

など、多くの参加者から感謝の言葉をいただきました。

 

大好評だった「キャンドルナイト」は、時期を調整しながら、今後も地域のお祭り・風物詩として継続していきたいと考えています。また、エコルとごしでは、秋以降も環境保全や地域交流をテーマに多彩なイベントを開催していきます。ご掲載・ご取材等、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

<現在開催中・申込受付中のイベント>

*事前申込制の場合、応募多数の場合は抽選。その際、品川区在住・在勤・在学の方を優先して抽選いたします。

●毎週土曜日10:00~/13:30~(各30分程度)

「エコルとごしの魅力とZEB関連設備を巡るツアー」 ※事前申込不要

●9/5(月)

品川区主催「事業者向けZEBセミナーおよび個別相談会 inエコルとごし」 ※要申込・先着順(品川区環境課まで)

●10/1(土)14:00~16:00

「生きものの不思議?!DNAの抽出実験」 ※9/17申込締切

●10/2(日)10:00~12:00

「電池のリサイクル・手作り乾電池工作」 ※9/18申込締切

●10/9(日)14:00~15:00

「キャスターのお天気防災教室」 ※9/18申込締切

●9/4(日)まで

令和4年度「品川区フードドライブ事業」第2弾 ※随時受付中(9:00~17:00)

以降のイベントは、HP・広報紙等でご紹介しています。

 

~品川区立環境学習交流施設エコルとごし 施設概要~

「つなぐ つづける つくりだす ~エコなミライへ~」

エコルとごしは、「品川区環境基本計画」をもとに、2022年5月1日に開館しました。自然豊かな戸越公園の中に位置し、空間全体を使ったダイナミックな映像展示をはじめ、「みる・きく・さわる」体験型展示や多彩なイベントで、環境を楽しみながら学べる施設です。また、早朝から夜間まで利用できる開放的なラウンジエリアをはじめ、キッズスペースや貸室機能もあり、地域における憩いと交流の場として広く多世代に利用されています。


● エコルとごしは、都内公共建築物で初めて「Nearly ZEB」を取得した環境にやさしい施設です。

「ZEB(ゼブ)」とは、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称です。快適な室内環境を保ちながら、省エネにより使うエネルギーを減らし、太陽光発電などでエネルギーを創り出すこと(創エネ)で、建物で使うエネルギー収支をゼロにすることをめざした建築物のことです。

エコルとごしは、基準となる建築物と比較して91%のエネルギー量削減が見込まれており、「ZEB」において上から2つ目のランクとなる「Nearly ZEB(ニアリーゼブ)」の認証を都内公共建築物で初めて取得しました。

 

館内では、ZEBを含む環境に関する取組みを紹介するパネルを展示するほか、毎週土曜日には「エコルとごしの魅力とZEB関連設備を巡るツアー」と題し、一般来館者向けにスタッフがZEB関連設備等をご紹介する館内ツアーも開催しています(参加無料・事前申込不要)。

[開館時間] 7:00~21:30(展示室・菜園デッキ・キッズスペースは9:00~18:00)

[休 館 日] 毎月第4月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休)、年末年始

[アクセス] 東急大井町線 戸越公園駅・下神明駅より徒歩7分、都営浅草線 戸越駅より徒歩12分、東急池上線 戸越銀座駅より徒歩15分

[ホームページ] https://ecoru-togoshi.jp/

 

●   エコルとごしが位置する「戸越公園」について

肥後国藩主細川家下屋敷の庭園跡を利用して造られた区立公園。昭和10年東京市立の公園として開園し、昭和25年に品川区に移管されました。池を中心に渓谷や滝、築山などの配置の中を一周する回遊式庭園で、薬医門(正門)、冠木門(東門)等、大名庭園の雰囲気を醸し出しています。梅や桜、藤、銀杏など四季折々、美しい植栽が楽しめる公園です。(引用元:しながわ観光協会ホームページ)



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企業情報

企業名 品川区立環境学習交流施設エコルとごし
代表者名 中藏康之
業種 教育

コラム

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