拡張現実の中で４次元的に文学を体感するサウンドアート「GeoPossession 声のトポス」初の体験ツアーを7月25日(月)に開催。詩人 高橋睦郎と新宿を巡る

日米を中心とした詩とテクノロジーのアーティストコレクティブCŌEM(一般社団法人コエム：所在地 東京都新宿区横寺町10-1)は、2022年1月より開始したサウンドアートプロジェクト「GeoPossession 声のトポス」初のツアーイベント【詩人 高橋睦郎とトポスを巡る「憑依する土地ー出逢う声」】を2022年7月25日(月)18:00に開催いたします。

【タイトル】

〈詩人 高橋睦郎とトポスを巡る「憑依する土地ー出逢う声」〉
https://www.coem.art/event

【背景】

「GeoPossession 声のトポス」は、言語作品と呼応し合う東京の記憶を４次元的に追体験するサウンドアートプロジェクトです。

https://www.coem.art/project

詩、小説、演劇、歌の世界で活躍する１４人の言語表現者(島田雅彦、高橋睦郎、古川日出男、伊藤比呂美、松浦寿輝、保坂和志、額田大志、藤井貞和、管啓次郎、谷賢一、小島ケイタニーラブ、杉本真維子、ジョーダンA.Y.スミス、永方佑樹)が、それぞれの作品の舞台となった場所で作品を朗読。録音した立体音声をジオポジショニングシステムを介し、同じ場所で視聴する、４次元的文学碑体験を提供いたします。

今回のツアーは、本プロジェクトを現地で実際に体験していただくだけでなく、視聴する詩作品の作者である詩人 高橋睦郎氏と共に作品を巡り、作品や土地についての貴重なお話をお聞きする、またとない機会となります。

【当日の日程】

18:00

高橋氏の作品がある新宿公園遊具前に集合。※現地集合

18:00~18:30

主催者よるプロジェクト説明後、各自で作品のある公園内外のトポスを巡り作品鑑賞。

18:30~19:00

高橋氏が自身の過去の声に対峙する「声の出逢い(プログラム体験)」を目撃。作品とトポス(新宿や新宿公園)についての氏のお話。

【申し込み方法】

Peatixもしくはメール

・Peatix

https://geopossession2.peatix.com/

・メール

タイトルを「憑依する土地―出逢う声」、本文に「お名前、人数、連絡先メールアドレス、当日連絡がつく電話番号、使用スマートフォンの種類(iphoneかandroidか。お持ちでない場合はその旨)、イヤフォンの有無(ある場合は無線か有線か)」を明記の上、CŌEM〈codepluspoem@gmail.com〉までお送りください。

【参加費】

無料

【参加上の注意】

※視聴にはスマートフォンとイヤフォンが必要になります。必ずスマートフォンとイヤフォンの両方をご持参ください。なお、作品を視聴する為のアプリクリップは現在iphoneのみ対応。Androidの方は体験時、一時的に主催者の機器を貸し出しますが、コロナ対策の為、イヤフォンの貸し出しは原則行わない予定です。出来るだけ無線接続可能なイヤフォンをご持参ください。主催者の機器と接続する形でご視聴いただきます(無線イヤフォンをお持ちでない場合はご相談ください)。

※25日に台風等、実施困難の荒天になった際は翌日26日(火)同時刻に順延予定ですが、その他、特別な事情が生じた際には、ご連絡の上、イベントがキャンセルになる場合がございます。予めご了承下さい。

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◾️出演者

高橋睦郎(たかはし・むつお)
1937年、北九州八幡市生まれ。福岡教育大学教育学部国語国文科卒。1962年に上京し、現代詩、俳句、短歌、新作能、オペラなど多彩な分野で創作活動を続ける。1982年『王国の構造』で藤村記念歴程賞、1987年『王女メディア』で山本健吉選山本健吉賞、1988年『稽古飲食』で読売文学賞、同年『兎の庭』で高見順賞、1993年『旅の絵』で現代詩花椿賞、1996年『姉の島』で詩歌文学館賞、2007年織部賞、2010年『永遠まで』で現代詩人賞、2022年『深きより　二十七の聲』で毎日芸術賞を受賞。2000年紫綬褒章。2012年旭日小綬章。2017年文化功労者・日本芸術院会員選出。