ペルー独立200年、ペルーに出会う 日本初開催!!ペルー映画祭 京都シネマにて開催！！

ペルー映画祭

山形国際ドキュメンタリー映画祭の常連監督でヨーロッパでも評価の高いエディ・ホニグマンや、アメリカ占領時のイラクで撮影された『Invierno en Bagdad』（2005）が、ロサンゼルス・ラティーノ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞するなど注目のハビエル・コルクエラのペルー出身監督の小特集や今注目のペルー料理やペルー音楽の源流に迫るドキュメンタリー、ペルーの内面を描く作品等を上映予定。近年、若い映画作家が登場し、国際的にも評価が高まっているペルー映画。

これに加え、日本人がアンデス地方の一家に長期密着した作品も上映。多くが日本未公開の作品です。

この映画祭を通して、ペルーの文化芸術に触れ、ペルーを身近に感じ、ペルーに出会っていただきたくことができたら嬉しいです。

 

ペルー映画祭公式HP：https://www.peru-film-festival.com/

 

＜開催日程＞

　２０２２年１月２１日（金）～２月３日（木）

 

＜開催場所＞

　京都シネマ　京都市下京区烏丸通り四条下ル水銀屋町620　COCON烏丸3Ｆ

TEL:075-353-4723　劇場HP：https://www.kyotocinema.jp/

 

 

＜上映作品＞

・「わたしはここにいる」SIGO SIENDO

(監督：ハビエル・コルクエラ/ドキュメンタリー/ペルー/2013)

アンデス、アマゾン、リマの3 つの地域を通じ、知られざるディープなペルー音楽を旅する。その土地特有の言語と手法で表現される音調はどのように歌い継がれるのか。アイデンティティとしての音楽を守り続ける人々のドキュメンタリー。

                

・「ある詩人への旅路」　El Viaje De Javier Heraud日本初公開　

（監督：ハビエル・コルクエラ／ドキュメンタリー／2019年／ペルー・スペイン）

ペルーの最も重要な詩人の1人、ハビエル・エロ―は、１９６３年、２１歳の若さで殺された。姪のアリアルカは、ある日ハビエルのトランクを発見する。手紙や詩を通じて、ハビエル・エロ―の人生の道のりを追う。

 

・「スーパ・ライメ」

（ドキュメンタリー/103/ペルー/2020/監督：藤川史人）

一家6人と、リャマとアルパカが200頭、羊が15頭、ニワトリ5羽、それに馬とロバ。標高4700mの高地で生きてきた彼らがある日ふもとの村に移住した。これはそんな彼らの日常のおよそ一年半の記録。

 

・「残されたぬくもり」NADA QUEDA SINO NUESTRA TERNURA　日本初公開

（ドキュメンタリー/69/ペルー/2017/監督：セバスティアン・ハリャデ）

２０世紀末のペルーの武力紛争。その痕跡に直面する人々に寄り添い、やがて記憶は歌い継がれていく。

 

・「くもり空の下で」CLIMAS　日本初公開

(監督：エンリカ・ペレス/ドラマ/ペルー/2014)

ペルーの異なる地域に住む３人の女性の物語。それぞれの年代で問題に直面する女性たちの姿とプロセスが、異なる気候になぞらえて象徴的に描き出される。

 

・「ペルーの叫び～３６年ぶりW杯出場の表と裏～」IDENTIDAD　日本初公開

（監督：ホセ・カルロス・ガルシア、カルロス・グランダ/ドキュメンタリー/ペルー/2019）

サッカー・ペルー代表の36年ぶりW杯出場からみえてくるペルー社会とペルー史。

 

・「クッキング・アップ・ドリームス」De ollas y Sueños

（監督：エルネスト・ダミアン/ドキュメンタリー/76分/ペルー・ブラジル/2009)

ペルーの食文化を愛する人々と、その食の原点を探っていく

 

・「ローサ・チュンベ 奇跡の一日」ROSA CHUMBE　日本初公開

（監督：ジョナサン・レライゼ・チャング/73分/ドラマ/ペルー/2015）

　　息子を置いて出て行った娘の代わりに孫の世話をすることになった警察官だが…

 

・「わが町の映画館－ペルー映画館の記跡（きせき）－」CINE DE VIDEO　日本初公開

(監督：ワリ・ガルベス/ドキュメンタリー/100分/ペルー/2020)

  　ペルー各地の映画館で働く人々へのインタビュー。

 

・「アンダーグラウンド・オーケストラ」Het ondergrondse orkest

（監督：エディ・ホニグマン/ドキュメンタリー/115分オランダ/1997）

政治亡命者や不法移民者がその多くを占める、フランス・パリの地下鉄や街角で演奏する音楽家たちに迫ったドキュメンタリー。

 

・「ユートピアクラブ 消えた真実」　Utopía, La Película　日本初公開　

（監督：ヒノ・タッサラ／2018年／ペルー／115分）

2002年7月、首都・リマにある「ユートピアクラブ」で火災事故が起き、２９人の若者が命を落とした。16年を経ても、公正な裁判を受けられないままでいる遺族たち。実際の事件を基に描く。

 

☆初日には、株式会社 明治提供の「明治 ザ・チョコレートペルーカカオ７０」を先着プレゼント

☆映画とペルーを深めるトークイベントも開催予定！

 

 

開催にあたり‥‥今では世界中の映画が当たり前のように見られるようになり、ラテンアメリカ映画も身近になってきた。では、ラテンアメリカの中のペルーに注目するとどうだろうか。日本人が一度は行きたい世界遺産“マチュピチュ”や美食として評価が高まる“ペルー料理”とあるが、映画はまだまだ未知である。

　２０２１年はペルーが独立してから２００周年の都市であった。２００年を節目に、たくさんの映画にふれ、まだ見ぬペルー映画に出会い、ペルーを体感していただきたく映画祭を企画しました。

　私は、２０１５年より、ペルー映画の上映会を開き、ペルー映画を紹介する活動を行ってきました。ペルー映画を紹介したいという思いもありましたが、上映会によって、ペルーの魅力や映画の魅力が何倍にもなり新たな繋がりが生まれることを信じて活動を続けてきました。

　京都では、過去にドキュメンタリー映画『湖の娘 アンデスの水を守る』を上映いたしました。高い関心を持ってペルー映画を鑑賞いただいたのを覚えています。今回、ペルーをはじめラテンアメリカに関心の高いこの地でペルーの映画を上映できることを嬉しく思っています。

コロナ禍で容易に海外へ行くこともできない時期。映画をとおして、体験できることは多いのではないでしょうか。多くの方にペルー映画に触れていただき、この映画祭がペルーをより深く知る機会になることを期待しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　長沢義文（ブエナワイカ代表）

 

☆その他巡回上映開催決定！！☆

＜神奈川＞横浜シネマリン：1/29（土）〜

＜愛知＞名古屋シネマテーク：近日公開

＜大阪＞第七藝術劇場：3/5(土)～

詳細は劇場HPまで

 

企画・主催 ブエナワイカ

後援 ペルー大使館、日本ペルー協会、インスティトゥト・セルバンテス東京
　　 一般社団法人ラテンアメリカ協会、キョウダイレッミタンス　　

協賛 イリスジャパン株式会社　APIE合同会社特別協力 株式会社 明治