
シニアはどうLINEを利用しているのか?ペンシル、シニア世代のLINE利用動向とLINE公式アカウントに関する意識調査を実施
研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開する株式会社ペンシル(本社:福岡市中央区、代表取締役社長CEO:倉橋美佳、以下:ペンシル)は、4月28日の「シニアの日」にあわせ、60歳から87歳までのシニアを対象に、シニア世代のLINE利用動向とLINE公式アカウントに関する意識調査を実施しました。
調査の背景・目的
総務省情報通信政策研究所が2020年9月に発表した「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、シニア世代が利用しているモバイル端末は、スマートフォンが7割を超えるという結果がでています。また、コロナ禍に伴う外出自粛等をきっかけに、情報収集や家族との連絡手段としてシニア世代のスマートフォンの利用が加速したとも予想されます。
そのような背景を受け、スマートフォンを利用する上で、代表的なコミュニケーションツールとなっているLINE社提供のアプリ「LINE(※)」が、どのくらいシニア世代に認知され、利用されているのか。また、LINEを利用していないシニアはなぜ利用していないのかなど、全国のシニアモニターに対してLINEの利用動向を調査するアンケートを実施しました。
※LINEは、LINE株式会社の商標または登録商標です
調査項目
1)所有機器とSNS利用状況
2)LINE利用者の利用状況
3)LINE未利用者の通信手段
調査結果の抜粋
《図1 - 所有機器とSNS利用状況 〜年齢、性別》
・LINE利用者の年齢分布では、年齢が若いほど利用者が増える傾向となる。60歳代(60~69歳)では利用者が72.6%を占めるのに対し、70歳代(70歳以上)では47.1%に留まる。
・アンケート回答者合計の男女比はほぼ半々で、今までのアンケートと同じとなっているが、LINE利用者のみを分析すると女性の方が多く、広告などへの活用には女性優先の検討も必要となる。
《図2 - LINE利用者の回答について ~LINE公式アカウント利用》
・LINEトークのLINE公式アカウント(LINE◯◯を除く企業アカウント)の登録数は、2社〜5社の回答が最も多いが、11社以上の方も多く分散しており、1社以上の登録者は約8割との結果となった。これは、今までのシニア対象の調査からみてかなり多い数値であり、LINEの活用が拡大していることの裏付けと言える。
・企業アカウント登録理由は、無料スタンプとセール最新情報収集で約7割を占める。無料スタンプは普段利用しているトークのオプションとして、シニアでも利用が拡大しつつあると思われる。
調査結果まとめ
✔ 60代のLINE利用者は7割を超え、70代では5割程度。女性の方が利用する割合が高く、広告等への活用には女性をターゲットとした検討も必要と考えられる
✔ シニアが利用するLINEのサービスはトークがメイン。LINEトークはシニア向けの広告宣伝媒体として魅力があり、今後の利用者の増加予測から、付加価値はさらに上がっていく可能性が高い
✔ LINEトークの相手は「子ども」との利用が多く、シニアが子どもの支援でLINEを使いはじめたことの裏付けともなっている。したがって、利用に慣れてくれば徐々にその利用用途が広がっていくことが予想される
✔ 企業公式アカウントの登録数は、2社〜5社の回答が最も多いが、11社以上の方も多く分散しており、1社以上登録している方は約8割。これまでのシニア対象の調査からみて多い数値であり、LINEの活用が拡大していることの裏付けともいえる
✔ 企業公式アカウントの登録理由は、無料スタンプとセール最新情報収集が約7割を占める。無料スタンプは普段利用しているトークのオプションとして、シニアでも利用が拡大しつつあると思われる
✔ LINEを利用していないシニアは、スマホ所有率は低いが、パソコン所有率が高い
✔ シニアは昔からの携帯電話とEメールに慣れているので、ほかの通信手段の必要性がなかったと思われるが、LINE未利用のシニアでもLINEの認知度は高く、9割の方が知っていると回答。スマートフォンの所有率アップに併せて、LINEの利用率も上がっていくと考えられる
調査結果全文ダウンロード
シニア世代のLINE利用動向とLINE公式アカウントに関する意識調査
全文ダウンロード >> https://www.pencil.co.jp/release/20210428_01/
調査概要
■調査目的:シニアのLINE/LINE公式アカウントの利用状況把握、SFO(シニアフレンドリー最適化)サービスへの活用
■調査対象:ペンシルのシニアモニター登録者 177名(全国の60歳〜87歳の男性86名(49%)、女性90名(51%))
■調査期間:2021年1月29日〜2月8日
■調査方法:インターネットによるアンケート調査
■調査主体:株式会社ペンシル、株式会社サイバーエージェント
株式会社ペンシルについて
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、サイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 株式会社ペンシル |
---|---|
代表者名 | 倉橋 美佳 |
業種 | ネットサービス |
コラム
株式会社ペンシルの
関連プレスリリース
-
就活生のリアルな声から考える”新しい就活のカタチ”、ペンシルが『日本一ダイバーシティな就活イベント2023 〜普通に飽きちゃった人大集合〜』を開催
2023年2月1日 12時
-
23卒・24卒就活生の声から紐解く「就活のリアル」、ペンシルが九州大学就活生の就職活動の実態調査の結果を発表
2023年2月1日 12時
-
若年層とシニア層のSNS利用にはどんな差があるのか?モビルスとペンシルが共同で、全世代のSNS利用動向とLINE公式アカウントに関する意識調査を実施
2023年1月30日 12時
-
SXのさらなる前進を目指して、ペンシルがサステナビリティレポートを公開
2023年1月20日 11時
株式会社ペンシルの
関連プレスリリースをもっと見る