AR技術を用いたオリジナルフォトフレームを(株)ヒラコーが4月にOPENします。まずは、コロナで落ち込んだ観光産業を盛り上げることを目指します。

ネットサービス

株式会社ヒラコー(福岡県福岡市)が、2021年4月より、AR技術を用いたオリジナルフォトフレーム撮影WEBアプリ「ARAR-アルアル-」をオープンさせます。「ARAR-アルアル-」とは、フレーム活用と背景合成のオリジナルフォトが撮影でき、観光地や飲食店での活用を目指しています。まずは、コロナで落ち込んだ観光産業を盛り上げることを目標に事業展開を行っていきます。

WEBメディアコンテンツ事業を行っている株式会社ヒラコーが2021年4月に、AR技術を用いたオリジナルフォトフレーム撮影WEBアプリ「ARAR-アルアル-」をオープンさせます。

ARAR-アルアル-公式ホームページ

https://arar.jp/

【背景】

新型コロナウイルスの影響で、落ち込む観光産業を盛り上げようということで、IT技術と観光業を組み合わせたサービスができないかと考え、今回の「ARAR-アルアル-」の立ち上げに至りました。

また、観光産業のみならず、カフェなどの飲食店などの活性化にも役立つようなシステムも導入しています。

【サービスの概要】

ARAR-アルアル-とは、AR(拡張現実)技術でオリジナル写真が撮影できるサービスで、以下の4種類の写真撮影が可能となります。

❶ イラスト調のフレーム写真
観光地などのスポットのオリジナルイラストと実際のカメラの映像を合成できます。観光地でお子様との写真撮影などにおすすめです。

❷ 実写のフレーム写真
実際の写真と合成をすることで、飼育員や、寿司屋の大将、映画のキャラクターになれる顔出しパネルなどにおすすめです。

❸ モノとの背景合成
ドリンクやソフトクリームなどと背景の合成することで、SNS映えする写真が簡単に撮影できます。バナナジュースやタピオカ店、居酒屋などにおすすめです。

❹ 人との背景合成
動物園のライオンに触れた写真や悪天候時に晴天の風景との合成写真などが撮影可能になります。屋外の観光地や滅多に撮影できない風景などとの合成におすすめです。

＜利用方法＞

① スポットでQRをスキャンする

観光地や飲食店などでQRコードをお客様自身のスマートフォンで読み込みます。QRコードを読み込むと、そのスポットオリジナルのフォトフレームが起動します。

② 撮影したいフレームを選ぶ

フォトフレームが起動したら、利用したいフレームを選びます。

③ 撮影する

撮影したい場所でポーズを決めて撮影します。お客様自身のスマホで利用するため、スポット内であればどこでも撮影可能です。また、接触の心配もなく感染症対策になります。

【今後の展望】

観光業界や飲食業界が落ち込む中で、活性化の起爆剤となれるサービスとしての展開を目指しています。

また、観光協会などにARAR-アルアル-のシステムを卸し販売することで、観光協会独自のサービスを作り上げ、地域活性化に貢献していきたいとの考えもあり、すでに提携を希望されている団体もあります。

導入案として、オリジナルフォトフレームを利用したコンテストやスタンプラリーなど幅広く活用可能です。

また、現地に行かなくてもフレームを利用できるサービスの展開も検討しており、「AR旅行」というジャンルの開拓も行っていく方針です。