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ペンシル、社会変化に対応したDX推進を支援する「スマートチーター E Cloud ビジネススタジオ」の提供を開始

研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開する株式会社ペンシル(本社:福岡市中央区、代表取締役社長COO:倉橋美佳、以下:ペンシル)は、スピーディな社会変化に対応し業務を効率化するDXプラットフォーム「スマートチーター E Cloud ビジネススタジオ」の提供を開始します。本サービス提供により、企業の課題発見から解決までのビジネスプロセスにおけるDXを推進し、「戦略的DX経営コンサルティング」と併せ、クライアントのデジタル事業戦略の持続的成功を支援します。

日本でも待ったなしのDX改革

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年は日本においてもリモートワークなどニューノーマルな働き方・サービス転換への移行に各企業が取り組み、国内のBtoB市場でも多数のDXサービスが誕生しました。

 

IBM社が経営者に対して実施した調査「Covid-19 and the future of business」によると、企業には次のような変化が起きており、DXは待ったなしの状況であると考えられます。

 

・事業活動をよりクラウドベースにシフト:70%

・プロセス自動化の加速:60%

・変化管理へのアプローチを調整:60%

・企業戦略の恒久的な変化:55%

まずどこをDX化すべきか

ペンシルでは、コンサルティングの視点から「なにから取りかかればDXの効果がもっとも高まるか」を考え、「課題の分解と解決のフローをDX化することがもっとも効果が出る 」と結論づけました。ペンシルに相談が寄せられるウェブサイトやECサイト運用を担う現場には、以下のような課題があります。

 

・現状把握に時間がかかる

・課題を分解する力に経験によるバラつきが出やすい

・戦略と目標を立てるのに時間がかかる

・解決策の選定にも経験の差が出やすい

・改善後の試算を立てづらい

 

ペンシルでは、これらの課題を解決する機能を、DX経営プラットフォーム「スマートチーター E Cloud」内に「ビジネススタジオ」として搭載し、2021年3月1日より提供を開始しました。

 

スマートチーター E Cloud ビジネススタジオ

 

KPI分解 - 目標達成のための課題、改善効果の高い課題を把握し、達成までを試算  

単品通販モデルでは、売上をKGIとしたとき、以下のように分解できます。

 

売上   = 顧客数  x     顧客単価
顧客単価 = 購入回数 x  購入単価

 

毎月の購買データをデータベースに取り込み、解析を行うと、「KPI分解」機能で売上を分解し、セグメント毎に結果を表示します。また、画面上で目標にあわせた試算が可能なため、全体のKPIを瞬時に設計することができます。

 

・構成比率が高いセグメントがわかる

・全体を俯瞰することでボトルネックになっている箇所がわかる

・例えば「1年後に売上を2倍にする」という目標に対し、どの要素をどのくらい増やせば達成できるか試算ができる

 

目標が定まると、次はどうやって実現していくかの施策検討と、いつまでになにから実現するのかといった年間計画(ロードマップ)を作成します。目標達成のための課題分解に、優秀なスタッフや経験のあるスタッフのノウハウやナレッジを活用するのが次の機能「ロジックツリー」です。

 

ロジックツリー - 課題から解決策までをロジカルに分解し、効果の高い施策を検討  

ロジックツリーは、課題分解のロジックを登録・参照できるしくみです。また、その仮説が当てはまるかどうかを確認するためのデータも連動し、すぐに確認することができます。

 

・「顧客セグメント → 課題 → 仮説 → 具体施策」のようにロジックを分解

・お手本となる優秀なスタッフや経験のあるスタッフのロジックを登録

・すべてのスタッフが活用できるようにナレッジ化

・使いながらロジックや施策を増やして結集させていく

・ロジックを1から考えることなく施策を考えたり、手本にしたりすることができる

 

戦略的DX経営コンサルティング

ペンシルでは、「スマートチーター E Cloud ビジネススタジオ」の提供とともに、これまでの自社内改革、他社へのコンサルティング事例を生かして、組織と事業自体の継続的改善を支援する「戦略的DX経営コンサルティング」を提供していきます。

 

「戦略的DX経営コンサルティング」は、データ活用の土台づくりといった基礎部分をプラットフォームで提供し、経営目線でのDX化や現場へのプロセス提供まで、一気通貫で提供することで事業自体の付加価値を高めるコンサルティングサービスです。

https://www.pencil.co.jp/release/20200617_01/

今後の展望

ウィズコロナと呼ばれる今後の社会では、リアルとデジタルを組み合わせることで、変化する社会情勢に対応していく力が一層求められます。そして、既存提供価値を高度化すること、あるいは根本から再解釈し、新たな価値を創造する動きが加速すると考えられます。

 

そのためには、従業員のパフォーマンスを向上することが重要です。5GなどIoTの活用とともに、ナレッジや仕組みにより従来業務の品質とスピードを向上し、より付加価値を生み出せる業務に注力する必要があります。

 

在宅勤務も選択肢に入りやすくなったいま、「オフィス」はなぜ必要なのか。必然ではなく、「出社すること」によって従業員に提供できるベネフィットはなにか。同様に、「対面・対人」だからこそ顧客に提供できる価値はどんなことで、自動化しても品質が下がらない業務はどれか。そのようなことを定義し直し、再構築していくなかでは、軋轢や戸惑いも多く生まれることでしょう。

 

ペンシルでは、新しいフローや仕組みの導入・定着までを必要な過程と捉え、サポートします。また、プラットフォームとしての提供、定着までのノウハウの提供を今後も続けていきます。こうした取組みにより、クライアントに提供するコンサルティングサービスの価値を高めるとともに、IT企業としてそのノウハウの提供に努め、業界の発展にも寄与して参ります。

スマートチーター E Cloudとは

「スマートチーター E Cloud」は、ペンシルのウェブコンサルティングの技術とノウハウを結集して、2006年より開発を続けるDX経営プラットフォームです。アクセス解析機能やサイト改善の効果測定機能などのサイト分析機能はもちろん、顧客分析から経営目線でのDX化まで一気通貫で提供することで、クライアントの事業における付加価値創造を支援します。「簡単」「高速」「わかりやすい」が特徴で、サイト分析の初心者にも扱いやすく、また、ペンシルのコンサルタントが現場で活用しているアイデアやサイト分析ノウハウを盛り込んでいるため、サイト分析のエキスパートにも納得いただける機能を兼ね備えています。

株式会社ペンシルについて

株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。

 



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企業情報

企業名 株式会社ペンシル
代表者名 倉橋 美佳
業種 ネットサービス

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