ラオックスは中国山東省済南市自由貿易区に新規進出 現地３者と戦略提携枠組協定を締結

2019年8月、中国政府は中国国内6か所の自治体（山東、江蘇、広西、河北、雲南、黒龍江）に対して自由貿易試験区の新設を許可。以来、山東エリアでは、既存の経済インフラに加え、恵まれた海洋自然環境を活かし、中国・日本・韓国の地域経済協力の推進および海外企業の誘致を目的とした自由貿易区を構築してきました。

当社は今後、済南市自由貿易区への進出を計画しており、以下の４つのプロジェクトを検討しています。

■プロジェクト概要

１.　日本商品展示販売センターの運営開設

日本酒博物館、アニメ館等の多種多様な日本商品専門館10館から構成される総合モールの開設を行う。

２．日本越境総合保税プラットフォームの構築

中国向けの一般貿易および越境ECの保税区倉庫の手配からその他あらゆる通関業務を提供するため、オンラインとオフラインを合わせてカバーする総合保税物流プラットフォームの構築および運営管理を行う。

３．海外倉庫ビジネス

中国向けEC事業において、日本から商品を直送するため「Laox海外倉庫」を構築し、出荷、通関業務代理などの包括的な物流サービスを提供する。

４．輸入博覧会の開催

中国・済南市で日本商品の輸入博覧会を開催し、日中貿易の更なる活性化を図る。

本協定に基づき、ラオックスは3者と共にプロジェクトを確実に推進できるよう準備を行ってまいります。今後の進捗状況につきましては適宜ご報告いたします。

■提携先

名称：中国（山東）自由貿易試験区済南地域管理委員会

名称：済南総合保税区管理委員会                                                            

名称：山東建邦集団有限公司

■済南市自由貿易区について

場所：中華人民共和国山東省に位置する副省級市

面積：37.99　㎢

開設時期：2019年8月

機能区分：人工知能・産業金融・医療/ヘルスリテラシー・文化産業・IT

などの産業を重点的に発展。

開放型経済の新体制総合試行・テストを実施。

全国的に重要な地域経済センター・物流センターおよび科学技術刷新センターを構築。

引き続き、当社はラオックスの強みを活かし、国内外に限らず積極的な取り組みを邁進してまいります。