無料相談支援のためのチャリティ・オンラインセミナー第1回　講師はジャーナリスト・渋井哲也氏「ソーシャルメディアに潜む危険な罠」

心を分かち合える社会づくりに取り組むNPO法人東京メンタルヘルス・スクエアは、コロナ禍で増加する女性の自殺報道を受けて、隔月でのチャリティセミナー実施を決定しました。第1回はジャーナリスト渋井哲也氏を講師に招き、11月28日（土）13時30分～15時に開催。収益は、カウンセラー実施する無料悩み相談（電話、チャット）の体制拡充に使途を限定。アーカイブ配信も予定しています。

１．日時
2020 年 11 月 28 日（土）13:30 開始／15:00 終了予定
※Zoomによるオンラインイベントです

２．内容
＜第1部＞若年層のネット犯罪被害と自衛策
＜第2部 ＞女性の若年層の自殺の現状
＜質疑応答＞
座間事件、LINEいじめ…。若年層をとりまくネットコミュニケーションのリアルを知り、適切な支援の手を差し伸べるには。増加する女性の自殺の背景とは。コロナ禍で急速に加速するネット社会の課題と対策を伺います。

３．講師プロフィール
ジャーナリスト 渋井哲也（しぶい てつや）氏
https://shibutetu.wordpress.com/　Twitter：@shibutetu
1969年、栃木県生まれ。地方紙の記者を経て、ノンフィクションライター。 教育学修士。若者の生きづらさ、自殺、援助交際、少年犯罪、いじめ、ネット犯罪などを取材。東日本大震災やそれに伴う原発事故・避難生活も取材を重ねている。著書に「ルポ　平成ネット犯罪」（筑摩書房）、「学校が子どもを殺すとき」（論創社）など多数

４．受講費・申込
2,000 円（一般）／1,500円（学生）

https://peatix.com/event/1691814

５．収益の使途
無料SNS相談「こころのほっとチャット」、無料電話相談「こころのほっとライン」の支援体制の拡充

◎企画の背景

　新型コロナウイルスの影響を受けて2020年3月よりSNS相談の件数が急増。多い日には1日1,800件を近くの相談が届きます。しかし、殺到する相談に対して十分な応答率を確保できていないのが現状です。そこで相談体制強化のための資金確保と、心の啓蒙活動という２つの目的で、チャリティウェビナーの開催を決定しました。SNS相談は10～30代からの相談、女性からの相談がそれぞれ約8割を占めており、若年層に向けた相談支援の質を向上させるため、当団体に所属するカウンセラーも本講座を受講します。

　東京メンタルヘルス・スクエアは「話をちゃんと聴いてくれる人が傍にいる社会をつくる」というビジョン実現のため、持続可能な相談支援体制の構築に今後も取り組んでまいります。

◎無料相談の概要

＜こころのほっとチャット＞

カウンセラーが対応する1回50分の無料悩み相談。相談は毎日13〜16時／17～21時、毎月最終土曜は12時～翌21時まで受付。相談はLINE、Facebook、Twitter、ウェブチャットから受付。必要に応じて相談者の居住地域の専門家や他のNPOと連携、包括的な支援を実施。https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

＜こころのほっとライン＞

どなたでも気軽にご利用いただける１回20分の無料悩み相談。実施時間は下記ページで随時公開。https://www.npo-tms.or.jp/service/hotline.html

◎NPO法人 東京メンタルヘルス・スクエアの概要

傾聴力あふれるコミュニティと魅力あるカウンセラーの育成を目指し、歴史と実績のあるカウンセリング企業「東京メンタルヘルス」の後ろ盾を得て2012年より活動を開始。無料電話相談「こころのほっとライン」、無料SNS相談「こころのほっとチャット」、50分3,000円の傾聴カウンセリング「お話しパートナー」、などの活動を実施。現在、カウンセラー総勢約90名が相談支援活動を続けています。

設立：2012年1月23日

代表理事：武藤 清栄

所在地：〒171-0021東京都豊島区西池袋2-39-8　ローズベイ池袋ビル3階

事業内容：無料および低価格での悩み相談・カウンセリング／カウンセラー育成・研修／婚活支援／子育て支援／企業や自治体からの受託事業など

URL：https://www.npo-tms.or.jp