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メジャー・デビュー20周年のshameが9/12(土)に アルバム・コンセプト激熱スタジオ・ライヴ3公演初日を配信!

メジャー・デビュー20周年のshame、 コロナ禍で中止した3枚のアルバム・コンセプト・ライヴを 達成率236%を記録したクラウドファンディングでの支援を追い風にスタジオ収録。 9/12(土)20時より、その初回を配信する。

昨年9月23日、メジャー・デビュー20周年のタイミングで再集結したshameは2020年、過去に発売した3枚のフル・アルバム『Air Pocket』『waveform』『3RD eye BLINKS』の発売日にアルバム1枚丸ごと披露するコンセプチュアルなライヴを企画していたが、コロナ禍によりライヴ開催を断念。

 

 しかし10年単位の大きな節目、さらには限定復活を除けば10年以上ぶりとなる再集結となればファンの期待も膨らんでいたのは事実であり、加えて昨年9月に行ったライヴがメンバーにとっても想像以上の出来で、確かな手応えを感じていただけに、shame20周年をバンドの歴史に刻みたい、ファンの熱き想いをしっかと受け止めたい、という気持ちも強かったと聞く。

 

そこで“shameデビュー20周年! アルバムコンセプトスタジオライブ3公演配信&映像化プロジェクト”と題しクラウドファンディングを立ち上げたのが2020年7月19日のこと。他のプロジェクトに比べて受付期間こそ短かったものの、結果、目標金額をはるかに上回る応援が集まった(目標額236%を達成)。中でも収録見学のリターンは秒殺でソールド・アウト! それを受けて当初の想定を上回る規模でのライヴ収録が8月8、9、10日の3日間、都内某スタジオで行われた。

 

 3日間の収録は“新しいタイムカプセルから遡っていく”ということで、1日目は3rdアルバム『3RD eye BLINKS』、2日目は2nd『waveform』、3日目は1st『Air Pocket』という振り分けになった。そもそも、この4人で一緒に音を出すこと自体、久々なのに、3日連続でまったく異なるメニューでライヴを行うのは至難の業。ましてや、今はshameのような唱法で唄っていないCUTT氏の喉はもつのか? 老婆心から、そんな不安も頭を過ぎる。ところが外部の心配をよそに力配分など考えず、1日1日を全力で演奏していたメンバー。その雄姿を間近で観られたことはライヴを見学したファンにとって尊い時間だったはず。

 

ただ収録後に編集できるという頭があってなのか、時折、“間違えちゃった!(笑) やり直していいですか?”とライヴ中断することも。そういった現場でのハプニングはライヴ収録を見守ることができたファンの特権だったかもしれない。

 

 20余年前、shameのデビュー・ライヴを観た時に受けた、頭をズキュン!と打ち抜かれたような衝撃が鮮明に蘇るーー。つまり、デビューから20年の時を経た今でも、shameの奏でる洋楽の香り漂うオルタナティヴ・ロックのサウンド、心の機微を綴ったCUTTの歌詞の衝撃はあの時のままだった。時を経ることでの唄や演奏において進化はあっても、shameの音楽、shameの表現に古臭さは一切ない。もちろん、年を重ねて人として丸くなった部分はオフ・ステージのメンバーに感じることはあったが、ひとたびshameとして板に立てば、あの時、ステージから放っていたヒリヒリするくらいの尖った青臭さや、人を殺めるくらいの狂気をはらんだ鋭い眼光は健在。その姿を目の当たりにした時、往年のファンだけでなく、今の若者の心にも必ずや刺さるはずだと確信した。

 

 そんなshameの激熱スタジオ・ライヴは来る9月12日(土)、9月26日(土)、10月11日(日)でツイキャスプレミアによりネット配信される。

 

https://twitcasting.tv/c:soundscape/shopcart/23461

 

(10/11は下北沢CLUB251においてパブリッックビューイング開催も決定した)あのスタジオ・ライヴの生々しさはそのままに、良いとこどりでたっぷりと見せてくれることだろう。人気のリターンで応援できなかった人、コロナ禍で外出がままならない人、加えて当時を知らない世代にもshameを体感してほしい。本物のロックは色褪せないのだ。

[文 / 333music 増渕公子] 


 


 

【PROFILE】

  1994年、CUTT(Vo&G)、TAKEYA(G)、KAZUTOMO(Ds)でshame結成。1995年、KOSYO(B)加入。1997年、自主制作版シングル「beautiful」を発表、1998年、hideに見出され上京。1999年8月5日、タワー・レコード限定シングル「ZERO and INFINITE」が発売され音楽業界から注目を集め、同年10月8日、シングル「GOOD-BYE」で東芝EMIよりメジャー・デビュー。2001年12月、突然の解散の後もメンバーはそれぞれの音楽活動を続け、2006年、再結成。自らのレーベルSOUNDSCAPEよりアルバムをリリースしたのち2008年9月3日コロムビア/SONIC BANG RECORDSよりシングル「here.」をリリース。その後、メンバーはそれぞれの活動をメインとするも、折に触れ限定復活。メジャー・デビュー20周年を機に2019年9月23日、デビュー20周年記念ライヴ“A Piece of Cake”を東京で行う。同シリーズは2020年1月11日大阪、翌12日に名古屋で行われた。2020年4月26日、shameデビュー20周年記念アルバム・コンセプト・ライヴ第一弾を行い、新曲「Time Capsule」発売を発表していたが、新型コロナウイルスのため中止を決断。同年7月19日、“shameデビュー20周年! アルバムコンセプトスタジオライブ3公演配信&映像化プロジェクト”と題しクラウドファンディングを立ち上げ8月8~10日の3日間、当初予定していた内容のライヴをスタジオ収録。その映像は9月12日(土)、9月26日(土)、10月11日(日)でネット配信され、11月以降、DVD化することが発表されている。



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企業名 合同会社SOUNDSCAPE
代表者名 前田一史
業種 エンタテインメント・音楽関連

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