水を飲むだけで健康に？今だからこそ知っておきたい水の健康効果と水の種類

■水を飲むことで得られる健康＆美容効果 6選

●疲労回復効果●

水分不足で血流が滞っていると、体内へ酸素や栄養素をスムーズに行き渡らせることができません。それが疲労の蓄積へと繋がります。意識的に水分を摂取することで血液をサラサラにして、疲労が回復しやすくなることが期待できます。

 

運動前にもしっかり水を飲んでおくことで疲労を溜まりにくく、また、回復を早める効果も期待できます。

●ストレスや不眠の解消効果●

水にはリラックス効果があると言われており、ストレスを抱えやすい人や不眠に悩んでいる人には水を意識して摂取することをおススメします。

 

例としては、人はイライラした際に体温が上昇し、汗をかくことで水分が不足してしまいます。またストレスが原因で血中ナトリウムが増え、血圧が高くなることもあります。そんな時にコップ１杯の水を飲むことで、水分不足を解消したり、血中ナトリウム濃度を安定させることで、ストレスの解消の助けとなります。

 

●便秘の解消効果●

便秘解消と言えば真っ先に思いつくモノは「食物繊維」ですが、実は「水を飲む」のも効果的。便が硬いことが便秘の原因となっている場合、「水を飲む」ことで便の水分量を多くすることで便秘を解消できる可能性があります。

 

注意しなければならないのは、１度に大量に水を飲むと、吸収されない水分が尿として排泄されてしまうので、こまめに水を飲み、効率よく体内に水分を吸収できる習慣をつけるとイイですね。

 

●むくみの解消効果●

身体のむくみは、末端まで血液やリンパ液が上手く循環しないことで起こります。体内の水分量が足りていないと血液やリンパ液がスムーズに循環しないからです。

 

水をこまめに飲むことで、血液やリンパ液の循環が良くなり、むくみを解消することが期待できます。

 

●アンチエイジングによる美肌効果●

「むくみの解消効果」でも述べたように、体内の水分量が不足することで血液の流れが悪くなってしまいます。血液の循環がスムーズにいかないことによって新陳代謝が悪くなり、ターンオーバー(一定のサイクルで肌が生まれ変わる肌の代謝の仕組み)が正常に働かなくなるという症状が引き起こされることもあります。

水をこまめに飲んで体内の水分量を補うことで、血液がスムーズに循環して身体の老廃物がしっかり排出され、新陳代謝が活発になることが期待できます。 新陳代謝が活発になることで肌のターンオーバーも正常になるので、角質だらけのこわばった肌が改善され、身体の内側から美肌体質に改善することが期待できます。

 

●ダイエット効果●

常温の水をこまめに飲むことで、ダイエット効果が得られると言われています。水をこまめに飲むことで体が温まり、代謝がアップするからです。

水を飲むことで老廃物の排出を促したり、一時的ではありますが空腹感を抑制したりする効果もあり、むくみや便秘の解消も期待できるので、体重だけでなく見た目のすっきり感アップにもつながるでしょう。
 

■水の正しい飲み方

●タイミングを決めてこまめに飲む●
1度に大量の水を飲んでも尿として排出されてしまい、思うような効果が得られないことは「便秘の解消効果」 でお伝えしました。効果的に体内に水分を摂取できる飲み方はとしては、

(タイミングを決めて、１度にコップ1杯ほどの水をこまめに飲む) ことです。

タイミングとしておススメは以下の通りです。

1.朝の寝起き

2.通勤・通学のとき

3.運動したとき

4.お風呂上り

5.寝る前

 

 

●1日に飲む水の最低量は1.2リットル●

１日に人間にが必要な水分量は平均して2.5リットルといわれています。食事から水分を摂取することもできますが、意識して水を飲まないとスグに水分不足に陥ってしまいます。

 

発汗などで水分が出てしまうことも考慮して、１日に最低でも飲む水の量は1.2リットルを意識して摂取するとイイですね。

 

●冷たい水よりも常温の水●

お風呂上りや夏場は体温が上がり、ついつい冷たい水を飲みたくなってしまいますが、冷やしすぎは身体に良くありません。吸収スピードが速く、身体に負担をかけてしまいます。また、日常的に冷えた水ばかりを飲んでいると、便秘や冷え性の原因になってしまうことも。

 

日常的に飲む水は常温がおススメです。吸収スピードが緩やかで消化器官に負担がかからないからです。
また、白湯もおススメです。身体への負担を抑え、内側から暖めることで内蔵機能の活発化や代謝、免疫力アップなどの効果が期待できます。

 

 

■水にはこんなに種類がある！

最近では水道水を直接飲むことに抵抗のある人が増え、水は購入する時代となっています。健康志向が高まったことで、身体に入れる「水」に安心と安全を求めて、数ある水の中から商品を選ぶこだわりを持つ人も多くみられます。

 

これらは一口に「水」と言っても、様々な種類の「水」が存在するのでご紹介します。

 

●水道水●

水道水は、国が定めた安全基準に基づいて供給されています。水道水は河川や湖から取水され、浄水場で消毒されてから一般家庭に供給されます。水道水は家庭に供給されるまでに塩素で安全な水にするための殺菌消毒が施されていますが、塩素の副生成物でもあるトリハロメタンによって引き起こされるカルキ臭や健康被害も問題視されています。

 

 

●天然水●

天然水は自然によって何年もかけて、ろ過されたミネラル分を豊富に含む水です。日本国内だけでも数百種類の天然水が販売されており、製造方法や産地によって含まれる成分が異なるため、それぞれ味が違います。不純物が含まれていない天然水は、ミネラル分が豊富で安全な栄養価の高い水といわれています。

 

 

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは天然水と同義と勘違いされやすいですが、実は違います。ミネラルウォーターとは、水源から取水した天然水を原水として、品質の安定のためにミネラル分などを加工・調整したものです。複数水源のナチュラルミネラルウォーターの混合や、水を空気にさらして浄水するばっ気、殺菌処理なども行います。

つまり、天然水とミネラルウォーターの違いとは、「ろ過や殺菌処理以外の処理をしない」水が天然水、「殺菌処理のほかにミネラル分の加工や調整などを行う」水がミネラルウォーターとなります。

 

日本国内でミネラルウォーターは下記の4つに分類されます。

「ナチュラルウォーター」  

単独の地下水源から採水された原水のみを原料とした飲用水

 

「ナチュラルミネラルウォーター」  

 ナチュラルウォーターのうち採水地にたどり着く過程で地層のミネラルをふんだんに溶解した水

 

「ミネラルウォーター」  

 ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、ミネラル調整やばっ気（曝気）と言われる空気による浄化を行ったもの

 

「ボトルドウォーター」  

上記以外のもの

ミネラルウォーターの定義や市販されている商品のミネラル成分を比較

●アルカリイオン水●

アルカリイオン水は整水器などで水を電気分解した際に、マイナス極に触れている水が水素となり、電極周辺の水が水素イオンを含むアルカリ性に変化した水のことです。

 

●海洋深層水●

海洋深層水は、太陽の光が届かない深い層の海水です。化学物質などによる汚染の心配もなく、光合成ができずに細菌のエサとなるプランクトンが発生しないことから細菌の数も少ないので、豊富なミネラルや栄養素がバランスよく含まれています。美容や健康に役立つ水として人気があります。

●水素水●

水素水とは、多くの水素（H）が溶け込んだ水のことです。老化や病気の原因である活性酸素を除去・抑制する働きがあることから、健康、美容、ダイエットを始め、あらゆる症状や疾患に効果が期待されています。

●純水●

純水とは、不純物やイオン成分を一切除去した水のことです。「ろ過」や「蒸留」、さらに「イオン交換樹脂」など様々な浄化方法毎に呼び方が変わります。

 

「RO水」  

逆浸透膜を利用し、放射能物質やダイオキシン、トリハロメタンなどの有害な物質やミネラル成分まで取り除いた水。

 

「脱イオン水」  

イオン交換樹脂やRO膜を使ってイオン成分を除去した水

 

「蒸留水」  

水をいったん蒸発させて再び水に戻したもの。通常のろ過では取りきれない放射性物質やダイオキシンなどの有害物質を取り除けます。

 

「精製水」  

水道水に含まれる塩素やミネラルなどの不純物を一切取り除いた水。コンタクトの洗浄用に使用されることが多い。

 

●超純水　「Rem－Water」●

超純水は水の中に含まれる不純物やミネラルや溶存酸素などを極限まで取り除いた水のことです。この超純水を特殊技術により更に純度を高め、超純水にも僅かに含まれるミネラル４元素さえも一切検出されないまでに純度が高められているのが、「Rem－Water」

「REM Water」は、超純水を超える超高純度の水であり、かつ水素イオンが安定して含まれる、超高濃度活性水素イオン水です。
 

「REM Water」はミネラル不純物や溶存酸素を極限まで取り除いてある超高純度で粒子が細かくイオン化された特殊な水の為、飲料用途に限らず、この水をベースとして様々な分野で商品開発に活用した場合、既存の概念を覆したアイテムの誕生が期待されている、世界初の超純水です。