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サプライチェーンファイナンスの王者Ultiledgerとシンガポール企業Consensus Cell Networkと協力達成

サプライチェーンに長年注力するUltiledgerは分散型経済を焦点とするシンガポール企業Consensud Cell Networkと契約した。今回の協力をきっかけに、更なる国際化が期待できます。

創設者梁さんが中国工業情報部の発表中

前日、Ultiledgerはシンガポール企業Consensud Cell NetworkUltiledgerと契約したという発表がありました。Ultiledgerはブロックチェーン業界で有名な実力高いプロジェクトです。超大手会社Tencentのプロジェクトに勝ったこともあります。弊社はUltiledgerの創設者梁然さんとインタビューを行いました。

Ultiledgerは何のために使う、名前は何ですか。

Ultiledgerは自己金融を中心にした基礎パブリックチェーンです。中国語では極限台帳といいます。

サプライチェーンファイナンスは何ですか?どんな困難に直面していますか?ULTは困難をどうやって解決しますか?

サプライチェーンファイナンスとは、簡単に言えば、銀行が中核企業とサプライヤー企業をまとめて柔軟性良い金融商品とサービスを提供する一種の融資モデルです。つまり資金をサプライチェーンの溶液として使い、流動性を増やすことです。

一般的には、ある商品のサプライチェーンは、原材料の仕入れ段階から、製造、最終製品、最後に販売ネットワークを通じて消費者の手に入る段階まで、この流れは、サプライヤー企業、製造企業、卸売業者、小売業者、消費者を一つに繋がりました。この中に、競争力の強くて、規模が大きな中核企業は、強い立場にいるため、交付、値段、買掛金の納付期間など、中下流企業に厳しい条件を提示することがよくあります。中下流企業はよく中小企業で、銀行から融資をもらうことも困難であり、結局資金が厳しくなり、サプライチェーンが崩れる可能性があります。

ULTはサプライチェーンの内部で、自己金融エコシステムを作り、企業の信用を流通させられます。以前のサプライチェーンファイナンスをアップグレードするとも言えます。中核企業の信用を分散可能に流通させ、多層構造のサプライヤー企業を貫通できます。ULTを使って、開発された「ChainBill」は、いくつかの上場企業に実装しました。融資規模は何十億元台になりました。中小企業の資金難問題を見事に解決できました。

自己金融は何ですか?

非金融企業は情報技術を使い、自分の本業及び関連産業に助力するために、企業自身或いは関連する企業や個人、例えばサプライチェーンの上下流企業、支社、カスタマイズ、社員などへ、投資、融資、支払い、決算、付加価値など総合的な金融サービスです。

どうして集中型の技術を使わず、ブロックチェーンを使って自己金融を選びますか?

伝統的な集中型システムはよく集中型データベースや集中型クラウドデータを基礎とした帳簿モデルを使います。こんなモデルでは、中核企業やルート業者やサプライヤーなど、だれでも利益の関係者であるため、帳簿の情報は自分に不利益になる際、帳簿を改竄する動機があります。そのため、帳簿への信用レベルは低くなります。ブロックチェーン技術を使う分散型帳簿は、データは開放的でシステムも透明的、それに改竄は不可能です。データの安全性は相当高くなります。

また、ブロックチェーンの安全性は何年間多数の実験で証明されて、金融レベルに至っていると言えます。一方で集中型帳簿は、大量な人間と資源を使って対照などをしないと、安全性は保障できません。ブロックチェーン技術は明らかに開発と運営のコストを抑えられます。

自己金融はどんなシーンで実用できますか?

すべての有形資産或いは無形権益はUltiledgerにて暗号資産へ変身できます。さらに、権益を確保、公証、取引、流通することができます。例えばサプライチェーンファイナンスでは、実用性が非常に高いです。知的財産権の取引、コミュニティ内各信用と資産の流通、ビジネスグループの会員ポイントの流通などいろいろなシーンで実用できます。

ULTコミュニティはリップルコミュニティ(中国)とはどんな関係ですか?「中国バージョンのリップルを作る」という噂はどういうことですか?

ULTコミュニティのメンバー、多くは中国最大のリップルコミュニティ「RippleFox」から来ました。彼達は2014年からブロックチェーンと知り合った素晴らしいユーザーです。彼達によってULTコミュニティが作られました。ULTの普及にも相当な貢献をしました。

役目というと、ULTも価値の転換、価値の流通を中心とします。そのため、技術面でリップルができることは、ULTもできます。でも、Ripple社はあまりコミュニティの意見を重視するとは言えないなぁと思います。ULTはそれを避けたいと思って、ですからULTコミュニティは非常に団結だと言えます。そのため、コミュニティはULTを中国バージョンのリップルと呼ぶのは、ULTに対して期待すると意味していると思います。

将来ULTの普及中、中核企業がULTチェーンを利用させたら、下流企業もすべてULTチェーンへ参加させないといけませんか?数え切れないほどの中小企業は技術面のサポートはどうやって実現できますか?

ある意味で下流企業は中核企業のユーザーです。中核企業の信用を流通させるには、ユーザーの利用が必要です。下流企業はこのブロックチェーンをベースとしたシステムを利用し、中核企業の信用資産(買掛金によって発行する)を受け取る必要があります。信用資産を受け取ってから、さらに下流である企業への支払やファクタリング会社へ融資を求めることもできます。

主な技術サポートは中核企業、技術会社、ファクタリング会社が行います。下流企業は簡単な手順を研修をしたら、スムーズに操作できます。実はこのシステムは、以前使っていた銀行に提供されたファクタリングサービスシステムより、簡単で使いやすいです。技術的な部分と言えばプライベートキーを申請することだけです(セキュリティ対策などを考えたら、USBキーやソフト認証の形にしてもよいです)。

中核企業の下流企業も中核企業の場合、Ultiledgerを通じて信用を互いに流通することはできますか?

もちろんできます。実は、あなたの信用は価値があれば、相手に認められれば、チェーンの上で流通できます。極限台帳Ultiledgerでは相手の信用を認めるかどうか、いくらまで(限度額)認めるかを設置することは可能です。それでリスク管理はできます。二つ以上の中核企業は互いに信用を流通させたり、決算をしたりすることは自由です。これは自己金融の典型的なシーンです。

Ultiledgerはほかのパブリックチェーンと比べるとどんな優位性がありますか?

優位性はチームがより強いです。単なる背景が強いだけではなく、出身分野も豊富です。金融関係、サプライチェーン関係、データベース関係、国際決済関係など互いに補完できます。創設者は中国国内最初にブロックチェーンを研究した人の一員です。ほかの不備のチームよりいろいろな面から困難と失敗を避けることができます。技術面も優秀で、トップレベルの学校出身、各大手企業の中核人材として、国際レベルの論文も多く著しています。ULTのコミュニティも団結です。2014年からいままで良好に運行しています。努力してきたのはチームだけではなく、何千人以上の同好者も貢献しています。「人々の心が一つになれば、泰山を移すことさえできる」。こんなブロックチェーンは、右に出るものはいないでしょう。

現在ULTの自己金融システムにいくつの企業がありますか?

現在、ULTの自己金融システムには、六つの企業・機構があります。そのうち、サプライチェーンファイナンスプラットフォームを運営しているのは、サタデイシューズ(002291)、ドエンカブシキ(002838)、無限極、珠江投資、大慶市開発区です。また、珠海横琴七琴湾知的財産交流センターもULTのプロジェクトです。2019年9月ULT一周年のイベントでは、ULTのパートナー企業は地方の税務署との協力が進んでいます。しばらく良いニュースが出ると思います。

チームは学術的な成果は何ですか?

1、       チームメンバーは中国工業情報部「中国ブロックチェーン技術と応用発展白書」の編纂に参加しました

2、       中国分散型台帳基礎協定同盟「Chinaledger白書」の編纂に参加しました

3、       「Stellarブロックチェーンの原理と実践」を発表

4、       論文「A Scalable Blockchain Architecture Model」を発表し、2018年中国ブロックチェーン技術大会に誘われました。

5、       「IPFS白書」を翻訳しました

6、       IEEEで論文「A Scalable and Extensible Blockchain Architecture」を発表しましたhttps://ieeexplore.ieee.org/document/8637526/authors#authors

 

 

【今後の展望】

まずは一つ目はメインネットの開発とテスト。メインネットは、さまざまなアプリケーションを実装するためのキャリアであり、当然のことながら最初に進める必要があります。二つ目は実用化の進行。業務が先を導くこと。メインネットが誕生する際に、さまさまなシーンに実用されると思います。ULTファンデーションの協力パートナーによって実施される予定です。三つ目は、ULTの流動性を増やすこと。各取引所とのさらなる協力が必要でしょう。それに加えて、コミュニティのイベントも開催する予定です。ホルダーとメーカーを増やしたいです。四つ目は、コミュニティの拡大です。多い人にブロックチェーン、自己金融とULTを普及します。

ULTの最も強い点は、やはり戦闘力の高いチームと団結力の高いコミュニティがいることです。どちらも2014年からブロックチェーンの最前線に身を置いています。だからこそブロックチェーンの歴史からいろいろな経験と教訓がもらいました。そのため、ULTがより健康的な発展が期待できるでしょう。ULTの目標は明確、将来自己金融は必ず発展していくと思います。コミュニティも自己金融業界と一緒に業界の成長にもたらされた利益を得るでしょう。

 



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企業情報

企業名 株式会社和風
代表者名 李 旭東
業種 商社・流通業

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