天国に旅立った母の想い。実現する為、お力をお貸しください。
毎年、終戦の日である8月15日に平和の大切さ、命の尊さを「音楽」「芝居」をとおして伝える活動を17年間続けてきた女優・たぬき(本名・田上美佐子・享年 62 歳)。鹿児島を拠点に一人芝居の女優として活動してきたが、2014年にステージ4の末期ガンを患い、2年半の闘病の末他界した。 『平和を伝え続けるこの公演だけは何があっても続けたい』 戦後74年。そんな母の想いを胸に、長男で音楽プロデューサーの田上陽一、そして二男で大河ドラマでも活躍する俳優の田上晃吉が、鹿児島ゆかりの戦争経験者から取材した内容をもとに、失われつつある戦争の記憶を伝える。 ※本公演はクラウドファンディグを実施しております。ご協力宜しくお願い致します。
平和作品公演とは・・・
鹿児島を拠点に一人芝居公演を行っていた 「女優たぬき(東京都出身・享年62)」。その長男で音楽プロデューサーの「田上陽一(41)」、二男で俳優の「田上晃吉(36)」を中心に、2000年より鹿児島にゆかりの戦争体験をされた方やそのご遺族からお話を聞き、実話を基にした演劇作品を毎年8月の終戦の日に行って来ました。
公演回数は17回となり、県民の方はもちろん、報道各社にも応援頂き、毎年複数のメディアにてニュースやドキュメンタリーとして報道され、公演の認知度は高まり、観客動員数は述べ6千人を越えるこの時期の一大イベントになりつつあります。
しかし、2014年春、主宰の女優たぬきに、複数の転移したガンが見つかり、余命半年と医師から告げられました。
『平和を伝え続けるこの公演だけは何があっても続けたい」
その強い想いであらゆる治療をしながらこの公演を続けて参りましたが、2年半の闘病の末、2016年に62歳で天国へ旅立ちました。
命の尊さ、平和の大切さを最後の最後まで身をもって表現した、素晴らしい母であり師匠でした。
2019年、その想いは私たち次の世代にバトンタッチされます。
女優”たぬき”(田上美佐子)の想い、この先の次の世代に大切なことを継承していく為、皆さまのお力をお貸しください。
平和作品公演へのご理解、報道・告知のご協力よろしくお願いいたします。
平和作品公演実行委員会 田上晃吉
【公演詳細】
2019年8月3日(土)
かごしま県民交流センター(県民ホール)
開場12:30 / 開演13:00
前売券 大人 2,000円 / 学生 1,000円
※当日券 500円 増(小 学 生 以 下 無 料)
【チケット】
イープラス(ファミリーマート・セブンイレブン)(7月2日より購入可能)
鹿児島ユナイテッドカフェ(店頭チケット購入・予約受付中)
平和作品公演実行委員会(メール受付)(チケット販売中)
【主催】
平和作品公演実行委員会
【協力】
東京地下鉄劇場 室積光事務所
【後援】
MBC、KTS、KKB、NHK、KYT、エフエム鹿児島、フレンズFM、エフエムぎんが
【出演】
田上 陽一(音楽)、田上 晃吉、室積 光、東京地下鉄劇場
【演目】
「遠い約束」
〜おじいさんのタイムカプセル〜
原作・脚本・演出:室積 光
【概要】
2000年の初演以来、全国の小学校・中学校・高校で上演され続けてきた本作は、ブーゲンビル島で戦死した叔父を持つ著者・室積光が、戦友会など戦争体験者や遺族を実際に訪ね歩くことでわかった戦中日本の「現実」をベースに作られた物語です。
初演から今に至るまで、取材で戦前の生活に関する新たな情報が入る度にその部分を書き換え、より「リアル」に当時の現実を描くものへと改稿されてきました。
2017年には、キノブックスより小説としても出版され、「戦争の悲劇と向き合い、戦争の残した爪痕を切なく描き切った感動作」などと、話題となっています。
【あらすじ】
昭和8年春、桜山尋常小学校の校庭にある桜の木の下に、中川猪太郎先生の呼びかけで十四歳になる五人の教え子が集まりました。
級長だった坂口順平は、ただ一人遠くの中学校に通っていますが、将来は医者になって村に戻り、人々のために尽くそうと考えています。
勉強も運動も順平に劣らなかった松田長次郎は、家の事情で進学できず、親戚の鍛冶屋を継ぐ予定でしたが、今は予科練に志願しようと思っています。
実家が炭屋の成田三吉は、二人の兄さんが死んでしまったので家業を継ぎ、将来は大きな店にするのが望みです。
文章を書くのが上手な林健一は、村に残って同級生の活躍を書き残す記録係を買って出ます。
両親を早くに亡くし、祖母に育てられた鈴木寛太は、自分を守ってくれた同級生たちとずっと友達でいたいと願っています。
五人それぞれの夢を綴った「私の将来」と題された作文は壺に入れられ、桜の木の根元に埋められました。五十年後再び全員集まってそれを掘り返すのです。
しかし五人の行く手にはあの戦争が待ち構えていました。
長次郎は海軍航空隊で操縦桿を握り、順平は陸軍軍医の道に進みました。役場で兵事係を務める健一から召集令状を渡され、三吉と寛太も出征しました。
昭和20年春、校庭の桜の木の下で待ち受ける健一と中川先生に、空から別れを告げた長次郎は沖縄の空で戦死しました。
やがて終戦。残りの同級生も一人として桜山に帰ってきませんでした。
ブーゲンビル島で飢餓に苦しんでいた三吉は、仲間のための食糧調達に赴き、ハチの巣のように撃ち抜かれて戦死。
フィリピンの戦場で順平は重傷を負った寛太と再会します。
「いいか寛太。俺はなあ、お前が期待してくれたほどいい医者じゃない。だからお前を治してやれん。その代わり楽にしてやる。先にあの校庭の桜の木の下に行って待っていてくれ」
寛太を楽にしてやった後、順平も戦場の露と消えました。
昭和58年。桜山小学校創立百周年記念式典に招かれた健一は、同級生の作文の入った壺を手に語るのでした。
「皆さんの元気に遊ぶ声が校庭から聞こえてきますと、ああ順平の声がした、三吉の声が聞こえる、長次郎が呼んでる、寛太が笑ってる、と私は亡き同級生の声を探すのです」
公式ホームページ
URL:https://www.heiwa-sakushin.com
クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/172951
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企業情報
企業名 | 平和作品公演実行委員会 |
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代表者名 | 田上 晃吉 |
業種 | エンタテインメント・音楽関連 |