【日本初】海洋プラスチックごみ削減に挑むヨガウェア「yoq（ヨーク）」誕生！ファッションにも押し寄せる“脱プラの波”

毎年800万トンものプラスチックごみが投棄され、深刻化する海洋汚染をストップ！日本で初めて、海に捨てられたプラスチックごみからできた素材「エコニール®」を採用したヨガウェアブランドが誕生しました。海や自然を愛するヨガ愛好家が気軽に環境保全に貢献できる「海も私もキレイにするウェア」を提供します。

「海も私もキレイにするウェア」がコンセプトのヨガウェアブランド「yoq（ヨーク) 」（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：古場久美子）が、 6月1日（土）にオンラインショップを正式にオープンしました。日本で初めて、海洋投棄されたプラスチックごみからできた「エコニール®」を素材に使用したヨガウェアを販売いたします。

■地球に負荷をかける消費モデルから、地球をキレイにしていく消費モデルへ

世界中で深刻化する海洋プラスチック汚染。海に漏れ出すプラスチックごみの量は毎年800万トン*を超え、太平洋にはそのごみが集まってできた「ゴミ諸島」が出現しています。そこでyoqでは、プラスチック廃棄物を製品の原材料として再利用する「マテリアル・リサイクル」を積極的に取り入れることを決意。日本で初めて、海洋投棄されたプラスチックごみからできた「エコニール®」をヨガウェアに採用しました。

「エコニール®」は、原材料生産のために新たな資源やエネルギー消費を必要とせず、最終処分の際にも廃棄物の排出量を少なく抑えることができる革新的な素材として世界から注目されています。また、“セカンドスキン（第二の肌）”のようなフィット感、体のラインや動きをサポートする2ウェイストレッチ、吸汗性や速乾性にも優れていることに着目し、ヨガウェアとして製品化しました。海や自然を愛するヨガ愛好家が、気軽に環境保全に貢献できる「海も私もキレイにするウェア」の提供を目指します。

「地球に負荷をかける消費モデルから、地球をキレイにしていく消費モデルへ」。それはウェアの選び方ひとつで変わっていくと、yoqは信じています。

*Jambeck et al. 2015 (https://jambeck.engr.uga.edu/landplasticinput)

■サステイナブルな素材で、エコと美しさを両立

yoqでは、「エコニール®」以外にもテンセル™やオーガニックコットンといったサステイナブルな素材と、プラントダイング（草木染め）をはじめとする環境負荷ゼロを目指した生産工程にこだわり「海のゴミからつくりだす、海にゴミを戻さないウェアづくり」を推し進めます。

yoqの新しさは、環境配慮のスタンスだけにとどまりません。創業者であり現役ヨガ・インストラクターでもある古場久美子が、ヨガを実践する視点から開発したデザインや着心地にも工夫がほどこされています。それは、エコでありながら美しく、心地よく体に寄り添う次世代型ヨガウェアです。

「サステイナブルファッション」の検索が前年比で66%アップし「econyl」「ethical brands」といったキーワードも積極的に検索されている今*、 yoqが目指すのは、日本の脱プラスチック運動のフロントランナーです。

*世界最大級のファッションサイトLystによる2018年の統計 (https://www.lyst.com/news/sustainable-ethical-fashion/#green-searches)

■ ヨガで芽生えた環境保全への想い

外資系化粧品会社でマーケティング・商品企画開発に携わりながら、ヨガ・インストラクター、ダンサーとしても活躍していた創業者・古場久美子が、世界の海を旅するなかで目にしたのは、海洋プラスチック汚染の深刻さでした。ペットボトル、レジ袋、毎日着ているヨガウェアもそのほとんどがプラスチックに依存した現状。それは、ヨガの教えで身につけたエシカルな暮らし（地球環境や社会に配慮した暮らし）とは相容れないものと感じ、リサイクル素材をはじめとしたヨガ＆アクティブウェアの開発に着手しました。

■美しく、楽しく、快適にヨガをするための商品設計

ヨガウェアは、動きをサポートしながら、身体にしなやかに、心地よく寄り添う素材やカッティングにこだわり、内側への意識を研ぎ澄ましていくような仕立てになっています。同時に、ヨガの前後にも使えるシャツやチュニックなどもラインナップし、吸汗性、速乾性、抗菌防臭効果のある素材なども取り入れて、アメリカを中心に人気のトレンド「アスレジャー」（「アスレチック」と「レジャー」を組み合わせた造語）感覚で楽しめるスタイリングを提案します。

販売商品：全6アイテム（各1〜３色）6,900円～26,900円（税抜）

Photos: Karl Ahnee