茨城県ひたちなか市の芸術祭「みなとメディアミュージアム」が一般社団法人新宿メディア地域活性化推進協会と提携、MMM創設者の田島悠史の事務局長就任など、組織強化。
茨城県ひたちなか市のアートプロジェクト「みなとメディアミュージアム」(以下、MMM)は、一般社団法人新宿メディア地域活性化推進協会(以下、MRS)と提携し、新たに事務局を設置しました。事務局長にMMM創設者の田島悠史が就任し、MMM実行委員会では、共同代表による合議制を導入しました。 体制変更の背景には、地域内外との協働や芸術祭以外の事業への対応と、業務負担の偏在という問題がありました。これらの問題解決のため、実行委員会が企画立案・意志決定を担い、事務局が事務執行を担うことで、実行委員会の業務を支えます。これにより業務執行の合理化と業務分散を図り、また社会人・地域住民のMMMへの参画促進を狙います。 事務局を担うMRSは、文化芸術を活用した地方創生業務に関する知見を生かし、MMM実行委員会を支えます。みなとメディアミュージアムは、この新体制で11回目の開催に向けて活動してまいります。
茨城県ひたちなか市那珂湊地区の小規模地域アートプロジェクト「みなとメディアミュージアム」(以下、MMM)は、8月11日に11回目の開催を控え、組織変更を行いました。本年度からは、一般社団法人新宿メディア地域活性化推進協会(所在地:東京都新宿区、代表理事:石川雄仁、以下MRS)と提携し、事業を推進してまいります。MMMは昨年度までは実行委員会単独による運営体制でしたが、この連携に伴い、新たに事務局を設置し、その事務局長にMMM創設者の田島悠史が2019年1月1日付で就任しました。また、MMM実行委員会については、単独の代表を置かず、共同代表による合議制を導入しました。
今回の体制変更の背景には、地域内外への協働や芸術祭以外の事業といった業務拡大への対応と、業務負担の偏在という問題がありました。これらの問題を解決するため、今までの実行委員会を大学生を担い、大学教員やOBが支える体制から、実行委員会が企画立案・意志決定を担い、事務局が事務執行を担うことで、実行委員会の企画立案・意志決定支援する体制に改めます。意思決定と業務執行を分離することで意思決定機関の合理化と業務分散を図り、また、これまで少なかった社会人・地域住民のMMMへの参画促進を狙います。また、実行委員会については、昨年度の議論を踏まえ、MMM2019では代表を置かず、複数の共同代表(2019年5月1日現在8名)による合議制によって、広い視点からの実行委員会の運営を実現します。
事務局を担うMRSは、これまで東京都新宿区のワークショップ事業や、静岡県伊東市のトリックアート事業や、京都府木津川市でのアートプロジェクト「木津川アート」参加など、文化芸術を活用した地方創生業務に関与してまいりました。これらの知見を活かし、MMM実行委員会を全面的にバックアップします。本件の契機はMMM創設者・元MMMプロデューサーの田島悠史が、MRS専務理事を務めていることによるものです。事務局長は、MMMの事務執行に関する責任を負います。アートディレクションについても、実行委員会と事務局が協議の上、事務局長がその責任を負います。これらの新しい組織体制により、みなとメディアミュージアムは、11回目の開催に向けて活動してまいります。
最後にはなりますが、体制の変更に関するご報告が遅れたことを、ここに深くお詫びいたします。
<みなとメディアミュージアム実行委員会>
概要:みなとメディアミュージアム(以下、MMM)は、茨城県ひたちなか市ひたちなか海浜鉄道湊線沿線を舞台に開催する地域アートプロジェクトです。 毎年、全国からアーティストを募集し、厳正な審査を経て、出展者と作品を選出します。出展された作品は会期中(8月中、約3週間)、那珂湊の駅やまちなかを中心に、ひたちなか海浜鉄道沿線や車輌内にも展示されます。またワークショップやその他関連事業の運営も行っています。 「産(主に那珂湊地区商店街、ひたちなか海浜鉄道湊線)+学(主に大学教員、大学院生、大学生)+芸(アーティストおよび美術関係者)」の三者からなる実行委員会により運営されており、芸術表現と地域との協働によるまちの活性化を目的として活動しています。 2009年に第一回を開催し、MMM2019では11回目の開催となります。
2019年度共同代表(五十音順):有本翔一、今宿未悠、打木俊汰、鈴木雄大、田中玲伊、田島悠史、細谷菜々子、山口恵里佳
事務局長:田島悠史
設立:2009年5月1日
※令和元年5月1日が10周年記念日となります。
2019年度イベント(みなとメディアミュージアム2019)開催日:8月11日(日)〜8月31日(土)
WEBサイト:https://minato-media-museum.com/
メールアドレス:minato.media.museum@gmail.com
<一般社団法人新宿メディア地域活性化推進協会(MRS) 概要>
所在地:東京都新宿区西新宿7丁目11番1号 宝塚大学東京新宿キャンパス内
代表理事:石川雄仁
設立:2016年5月
WEBサイト:https://www.mregions.org/
メールアドレス:mrs@mregions.org
<田島悠史略歴>
1982年生。芸術経営者。一般社団法人新宿メディア地域活性化推進協会専務理事。2015年に博士論文「小規模地域アートイベントの有用性と持続性に関する研究 -みなとメディアミュージアムを事例として-」で慶應義塾大学より学位・博士(政策・メディア)を取得。茨城県ひたちなか市那珂湊地区のアートプロジェクト「みなとメディアミュージアム」を2009年に創設、2013年までプロデューサーを務める。現在、札幌市立大学デザイン学部助教、宝塚大学東京メディア芸術学部特任講師、環境芸術学会理事。
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企業情報
企業名 | みなとメディアミュージアム実行委員会 |
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代表者名 | 田島 悠史(事務局長) |
業種 | 旅行・観光・地域情報 |
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