日本から「子どもの孤立」をなくしたい！子どもと寄り添う優しい大人の育成プログラムを全国に展開します！

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「子どもの孤立」問題に取り組む、認定NPO法人 PIECES（ピーシーズ）がクラウドファンディングて育成プログラムの全国展開のための資金調達を開始

貧困や虐待の連鎖を予防する仕組みづくりを行う認定NPO法人 PIECES（本拠地：東京都文京区、代表理事：小澤いぶき、以下 PIECES）は、虐待や貧困、若年妊娠など様々な事情を抱える子どもや若者を支援する担い手として、子どもと寄り添い伴走する「優しい大人の育成プログラム」を全国展開するためのクラウドファンディングを2019年4月5日より朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A-port」にて開始いたします。

また、A-portのホームページ上にSDGsの課題解決に取り組む団体を支援する特設ページが開設され、コモンズ投信株式会社会長渋澤健氏ご推薦のプロジェクトとしてご紹介いただきます。

▼ クラウドファンディングページ https://a-port.asahi.com/projects/PIECES_2019/

▼ PIECES 公式ホームページ http://www.pieces.tokyo/

▼ 朝日新聞社「A-port」、SDGs専門サイト開設https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000655.000009214.html

◆ 子どもたちを、社会のなかで支えていきたい。

代表の小澤は、児童精神科医として13年間、医療現場、行政の現場に立ってきました。家族がいても、寂しい思いをしてきた子、虐待のなかで生きてきた子。学校の中に信頼できる人がなく、孤独を抱えてきた子。なんとか頑張って生き抜きながらも、手を差し伸べてくれる人が地域になく、孤立していた子。こういった様々な困難の中にいる子どもたちに日々出会ってきました。

子どもたちの背景に共通してあったのは、危機が起きる前や医療や福祉が必要なときに、「助けを求められるつながりが身近にない」という課題。

そこで、医療的救済だけではなく、子どもたちの隣に、いつでも安心して繋がれる関係がある日常をあたり前にするために、NPO法人PIECESを立ち上げ「子どもの伴走者」を育成してきました。

◆ 子どもの貧困・虐待を防ぐ支援を、これまでにない新しいやり方で。

子どもの興味関心に寄り添う人づくり・・・支援の輪を全国に拡げたい

身近な唯一の大人とのつながりが途絶えたとき、子どもたちは簡単に孤立します。様々な課題を抱えた子どもたちのそばに「つながりがない」ことも、事態を深刻にする要因となっています。そこで私たちはコミュニティユースワーカーという「子どもの伴走者」を育成し、子どもたち一人一人に合わせた支援づくりを行ってきました。

2016年5月より育成プログラムを開始し、2年半で約50名を育成。支援した子どもたちは約300人を超えます。しかし、活動はまだ首都圏を中心とした地域にとどまり、全国各地のあなたの隣にいるかもしれない「孤立した子どもたち」には届けられていません。

そこで、より多くの地域で子どもたち一人一人に合わせた支援を拡げていくため、「子どもたちと寄り添う優しい大人」育成を全国展開いたします。第一弾として、2019年6月から、茨城県水戸市で「NPO法人セカンドリーグ茨城」（※1）のみなさんと共催というかたちで、育成プログラムを実施することとなりました。

※1 NPO法人セカンドリーグ茨城は、障がい者や若者、子どもたちの誰もがイキイキと暮らせる地域を目指し、パルシステム茨城・栃木の支援で立ち上がったネットワークコミュニティです。

茨城県水戸市で育成を開始することにより、新たな地域で子どもの支援が可能となります。

この動きを継続し、さらに関西や九州、全国各地で育成プログラムを実施するためにクラウドファンディングを開始することになりました。

このクラウドファンディングでいただいた資金を元に、プログラムを整え、全国展開に向けて活動地域拡大のためのリサーチと連携する支援機関の開拓を行い、プログラムの実施を担えるファシリテーターを育成していく計画です。ぜひ、ご注目ください。

＜関連イベントのお知らせ＞

4/17開催「未来をつくる」お金の使い方

〜寄付の仕組みをつくる人・寄付を活かす人・寄付をする人、３つの立場から考えるお金の話〜

【開催概要】

日時：2019年4月17日（水）　19:00～21:00　（受付18:30～）

【登壇者】