日本電通グループ、RPAの「野良ロボット化」を改善するソリューション「BPA1」の販売を2019年4月より開始

日本電通グループは、業務プロセスの自動化を目的とした「BPA(Business Process Automation)シリーズ」を継続的に開発・販売いたします。第一弾として2019年4月、RPA管理ソリューション「BPA1」の販売を開始いたします。RPAは業務の自動化に即効性を発揮するITツールとして、近年は「働き方改革」推進に効果的な打ち手として、多くの企業に支持されRPA市場は急成長を遂げましたが、普及に伴い顕在化してきた問題もあります。 通称「野良ロボット」と呼ばれる社内IT部門が把握していないロボットが存在し「ロボットが誰の管理下で、適切に動いているのか否か」等をIT部門で管理することが難しくなり、ブラックボックス状態を招いているケースが散見されます。「BPA1」は、3つコンポーネントから成る、RPAの「野良ロボット化」「ブラックボックス化」事象を改善するソリューションです。

業務プロセスの自動化を推進する「BPAシリーズ」の販売を開始

シリーズ第一弾:RPA管理ソリューション 「BPA1」

~管理者不在のRPAロボットの増加を防ぎ、内部統制の視点から

ロボットの適切な導入計画・稼働管理を支援します~

 

日本電通グループ(※1)は、業務プロセスの自動化を目的とした「BPA(Business Process Automation)シリーズ」(※2)を開発・販売いたします。

第一弾として2019年4月、RPA(Robotic Process Automation)管理ソリューション「BPA1」(※2)の販売を開始いたします。

(※1)「日本電通グループ」

     日本電通株式会社                              (本社:大阪府大阪市、代表取締役会長兼社長:上 敏郎)

     NDIソリューションズ株式会社          (本社:東京都品川区、代表取締役社長: 岩井 淳文)

     エス・アイ・シー株式会社                (本社:大阪府大阪市、代表取締役社長: 仁司 宏一)

     NNC株式会社                                    (本社:新潟県新潟市、代表取締役社長: 仁司 宏一)

     四国システム開発株式会社                (本社:徳島県徳島市、代表取締役社長: 日下 修伸)

 

(※2)「BPAシリーズ」「BPA1」

    「BPAシリーズ」及び「BPA1」は、日本電通グループのエス・アイ・シー株式会社「AIソリューショ

    ンサービス事業:AI-labo」が開発し、同グループが提供する業務プロセス自動化を支援するソリュー

    ションです。

    今回、提供開始する「BPA1」は、RPAの普及とともに社内IT部門が把握していないロボットがあふ

    れ、内部統制の視点から導入企業において問題となっている事象を改善する製品です。

 

RPA管理ソリューション「BPA1」について

RPAは業務の自動化に即効性を発揮するITツールとして、2015年前後を機に加速度的に認知度が向上しました。これまでヒトが対応していた反復的な単純作業をRPAが代行することにより、作業にかかる時間を削減し業務の自動化を支援してくれる「間違わない」「休まない」「辞めない」ITツールとして、近年は「働き方改革」推進に効果的な打ち手として多くの企業に支持され、RPA市場は急成長を遂げました。

 

しかし近年のRPAの急速な普及に伴い、顕在化してきた問題もあります。デスクトップ型RPAはスモールスタートが容易なため、業務部門主導で導入・運用されてきた経緯があり、その結果、通称「野良ロボット」と呼ばれる社内IT部門が把握していないロボットが存在し、「ロボットが誰の管理下で、適切に動いているのか否か」等をIT部門で管理することが難しくなり、ブラックボックス状態を招いているケースが散見されます。

 

「BPA1」は、上記におけるRPA運用の課題である「野良ロボット化」、「ブラックボックス化」事象を改善するソリューションです。「BPA1」は、以下の3つのコンポーネントから構成されています。

 

 <コンポーネント①>BPA1 - 業務フロー可視化・分析  支援サービス

 <コンポーネント②>BPA1 - ロボットライフサイクル管理

 <コンポーネント③>BPA1 - ロボットモニター

 

「BPA1」は先行して2019年3月より日本電通グループ内での自社導入・運用を開始しており、デスクトップ型RPA製品 UiPath(※6)およびAutoMate(※6)の統合管理を実現しています。

 

 参照: <図>RPAのブラックボックス化を招く3大原因

 

<「BPA1」のコンポーネントとバリュー >

BPA1を活用することで、RPAロボットが適切に管理され、IT統制・内部統制の観点からも安心してRPAによる業務自動化の効果を得られます。

 

<コンポーネント①>BPA1 - 業務フロー可視化・分析  支援サービス

現行業務フローを可視化・分析し、RPA化候補となる作業の検討と予測される効果を分析する支援サービス。

 作成した業務フロー図から、時間のかかっている定型・繰り返し作業等のRPA化候補作業を検討しRPA稼働後

 の全体最適を意識した新業務フロー図の作成を支援します。

 これによって部分最適化・ブラックボックス化したRPAロボットの発生と、業務のブラックボックス化を防

 止します業務フロー図の作成には、BPMN 2.0(※3)に準拠した IBM Blueworks Live(※4)等の業務プロ

 セス可視化ツールを使用し業務フロー図を標準化します。

 

<コンポーネント②>BPA1 - ロボットライフサイクル管理

 株式会社エイトレッドのワークフロープラットフォーム(ATLED Work Platform)(※5)を利用し、ロボッ

 ト導入起案、開発、テスト、稼働、変更、および廃棄までの生涯管理を行います。開発したRPAロボットの仕

 様はワークフロー内で文書化し、一元管理されます。これによっ て部門・業務ごとの無秩序なロボットの増

 殖を防ぎます。

 

<コンポーネント③>BPA1 - ロボットモニター

 お客様環境のPCやサーバに管理コンソールソフトウェアを配置し、対応するRPAロボットの処理にエージェ

 ントソフトウェアを登録することで、RPAロボットの死活監視・処理成否監視およびスケジュール管理によ

 る行動把握を行います。サポートするRPA製品第一弾はUiPath、AutoMateであり、WinActor(※6)にも対

 応予定です。オプションによりロボットライフサイクル管理の情報をロボットモニターに自動連携可能です。

 

(※3) 「BPMN 2.0」 ビジネスプロセスモデリング表記法

    業務プロセスを作図するグラフィカルな標準記法であり、国際規格 ISO/IEC 19510により仕様が標準

    化されています。複雑に絡み合う業務プロセスをモデル図として可視化し、部門間をまたいだ業務プロ

    セスのつながりや関係性を把握するためのフレームワークとして広く利用されています。

 

(※4) 「IBM Blueworks Live」 BPMN2.0に準拠した業務プロセス可視化ツール。

    IBM Blueworks Liveは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporation

    の商標です。

 

(※5) 「ATLED Work Platform」ATLED Work Platformは、株式会社エイトレッドの登録商標または商標で

    す。

    「ATLED Work Platform」(エイトレッド ワーク プラットフォーム 略称:AWP)はエイトレッドのノ

    ウハウを生かしたワークフロー機能が搭載された、OEM提供可能なマルチテナント型クラウドアプリ

    ケーションプラットフォームです。

    システムインテグレーターやシステム開発会社は、AWPを活用することによって、業種や業務に特化

    したクラウドシステムを自社ブランドのサービスとして提供できます。

    URL:https://www.atled.jp/awp/

 

(※6) 「UiPath」       RPA製品。UiPath株式会社の登録商標または商標です。

    「AutoMate」   RPA製品。米国のITベンダー、HelpSystems社の登録商標または商標です。

    「WinActor」    RPA製品。NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標または商標です。

 

「BPA1」各コンポーネントの価格について

BPA1-業務フロー可視化・分析 支援サービス

   <初期費用>    ¥ 600,000 -(税抜) から

          ※ 上記初期費用は1業務フロー(例として保守サービスの売上から請求までの業務)の

            可視化・分析支援を実施した際の参考価格です。この支援には、業務フロー可視化

            ツールの操作方法説明、RPA化分析支援が含まれています。対象とする業務範囲に

           より個別見積とします。

          ※ 推奨する業務フロー可視化ツール IBM Blueworks Liveは編集者と閲覧者のユーザー数

           にもとづいた年額料金です。

           IBM Blueworks Live 編集者ライセンス 1ユーザーあたり年額\88,140 -(税抜)

             IBM Blueworks Live 閲覧者ライセンス 1ユーザーあたり年額\17,640 -(税抜)

 

BPA1-ロボットライフサイクル管理

   <月額利用料金>         ¥ 30,000 -(税抜) から

   <初期導入サービス費用>   \350,000 -(税抜) から

           ※ 月額利用料金にはAWP(ATLED Work Platform)利用料金を含みます。

             ワークフロー承認者数に応じて変動します。

 

BPA1-ロボットモニター

   <月額利用料金>        ¥ 30,000 -(税抜) から

   <初期導入サービス費用>  \350,000 -(税抜) から

           ※ 月額利用料にはRPAロボット5台までの監視エージェントを含みます。

           ※ ロボットライフサイクル管理との連携オプション

             月額利用料金 \15,000-(税抜)から

 

株式会社エイトレッドからのエンドースメント

株式会社エイトレッド 代表取締役社長 稲瀬 敬一 様

 

株式会社エイトレッドは、日本電通グループによる「BPAシリーズ」の販売を心より歓迎いたします。

お客様が弊社製品「ATLED Work Platform」を活用した「BPA1-ロボットライフサイクル管理」を利用するこ

とにより、IT統制、内部統制の観点からもRPAロボットを安心して業務利用できると確信しております。

今後も弊社は日本電通グループと連携して、お客様のビジネスの発展を支援いたします。

 

    ■ 株式会社エイトレッド (証券コード:3969) について

     エイトレッドは、創造的なソフトウェアを生み出すことで、新しいワークスタイルを提供し社会に

      貢献していきます。ワークフローシステム「AgileWorks」「X-point Cloud」「X-point」は、2,500

      社以上のお客様に働きやすい環境を提供しています。

      URL: https://www.atled.jp

 

本リリース・ソリューションについてのお問合せ

 

日本電通株式会社 広報担当

 Tel:06-6577-4191 

 E-mail: itsol_1@ndknet.co.jp

 

NDIソリューションズ株式会社 広報担当

 Tel:03-6422-3885 

 E-mail: ndi.info@ndisol.com

 

エス・アイ・シー株式会社 広報担当

 Tel:03-5447-6842 

 E-mail: ai-labo.info@ai.netsic.co.jp

 

NNC株式会社 営業担当

 Tel:025-378-2221  

 E-mail: salesinfo@nncnet.co.jp

 

四国システム開発株式会社 営業担当

 Tel:088-626-5550 

 E-mail: info@ssdc.co.jp

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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企業情報

企業名 日本電通株式会社
代表者名 戸谷 典嗣
業種 建築

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