新進映像作家たちが全国各地から集合！宝塚大学東京メディア芸術学部の芦谷耕平専任講師が、「パーティーズ―東京映像旅団第12回上映会」に参加

宝塚大学東京メディア芸術学部の芦谷耕平専任講師が在籍する上映団体「東京映像旅団」の第12回上映会が、2019年2月23日（土）・24日（日）にシアター・イメージフォーラム（渋谷区）にて開催されました。

 

「東京映像旅団」とは、日本大学芸術学部映画学科映像コースの卒業生により2005年に設立され、毎年新作の映像作品を発表している団体です。

 

今年は5名の初出品作家を含む20名が参加いたしました。上映作品は、5つのプログラム（セルフドキュメンタリー、アニメーションやモーショングラフィックス、ホームビデオや日記を含む映像記録、視覚的な挑戦、第一回から参加しているメンバーによる重厚な作品群）で構成。さらに、京都を中心に上映活動を行う団体「VIDEO PARTY」が一般公募した作品の特集上映、トークプログラムも展開されました。

 

芦谷講師の作品『VENTO AUREO』（13分）は、2月23日（土）のBプログラムにて上映されました。芦谷講師はTVアニメーション『ジョジョの奇妙な冒険』、『ゴールデンカムイ』などの作画監督を務めており、今回のタイトル『VENTO AUREO』は、『ジョジョの奇妙な冒険』第5部のサブタイトル『黄金の風』に由来しています。TVアニメーション作品同様にイタリアを舞台にした映像内容は、2018年10月、イタリアを訪問した芦谷講師が撮影した実写映像にあわせアニメーションを融合し、次元を超えた映像作品を手掛けました。

 

充実のプログラムで進行した本イベントは満席の回が続出し、2日間を通して例年の倍以上の動員となりました。

 

 

■“VENTO AUREO”

13 min, 2019

 

東方の島国の絵描きが、通訳を伴ってイタリアの各地を訪れる。ヴェネツィアに着いた彼は、そこである老人と出会うが、老人は彼に謎めいた言葉を話す。

Uno più uno fa tre.

託されたライターの火を消さないように守り切ること。さすれば覚悟の道は啓かれん。

彼はその言葉を信じ、手にしたライターに火を灯す。

 

-    芦谷 耕平（アシヤ コウヘイ） -

映像作家・アニメーター。TVアニメーション『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ作画監督・総作画監督補、『DEVILMANcrybaby』『続･刀剣乱舞-花丸- 』『モブサイコ100』『ワンパンマン』『寄生獣』『攻殻機動隊新劇場版』他

 

＜ 東京映像旅団 第12回上映会 概要 ＞

・日程：2019年2月23日（土）・24日（日）

・会場：渋谷イメージフォーラム シネマテーク

　　　　東京都渋谷区渋谷2-10-2

 

＜ 宝塚大学　東京メディア芸術学部 概要 ＞

・所在地　：東京都新宿区西新宿7丁目11番1号

・学部長　：北見隆

・アクセス：JR新宿駅西口から徒歩約5分

・設立　　： 2007年4月

・学科　　：メディア芸術学科

・領域　　：イラストレーション領域、マンガ領域、アニメーション領域、ゲーム領域、メディアデザイン領域

・Webサイト　　 ：https://www.takara-univ.ac.jp/tokyo/

・メールアドレス：tokyo@takara-univ.ac.jp