「自分にとって大切なことは何？」 茨城県の高校生が首都圏在住の大人と語る　これからの「キャリア教育 x 地域」プログラムを 茨城県つくば市で2019年1月に実施

2018年 12月 25日

 

 

■プログラム実施の背景 

イノライブは「心の豊かさを感じるために、自分にとって大切なことを知っていて、実現できる人」が多くいる社会の実現を目指し、学生向けのワークショップ等の活動をしています。若者の早期離職率が3割という現状があり、自分が一番大切にしたいことに向き合い、それを実現するために行動できる人が決して多くないことが要因のひとつではないかと捉えています。ただ、この自分が一番大切なことを学生が自分自身で見つけることは非常に難しく、様々な経験や人との出会いが大切です。 

 

その実現のために３つのポイントが必要な要素とイノライブは考えます。 

・「大切なことと向き合う」ことを知り、それを何度も修正していくこと 

・様々な人と出会い、その人それぞれの「大切なこと」に触れること 

・一歩を踏み出し、様々な経験をすること 

 

これまで、高校をはじめ、3年間の授業を通じこれらのポイントを盛り込んだキャリア教育のプログラムを実施してきました。この度、3点全てのポイントを半年以内で満たすためのプロジェクトを立ち上げ、茨城県のトライアル移住・二拠点居住推進プログラムによる関係人口づくりの一環として、2018年10月から実施に至りました。 

 

■実施概要 

キャリア教育プログラム 

日時 　：2019年1月19日（土） 14:00-17:00 

会場 　：Tsukuba Place Lab（茨城県つくば市 天久保3丁目21-3 2階） 

詳細　 ：茨城県の内外から参加する“自分らしく”生きる大人が、学生と車座となり、人生で「大切なこと」を探してきた経緯を対話したり、ワークショップを通じて、学生一人一人が「大切なこと」に目を向けるサポートをします。

このプログラムが終わった後に学生が行動をすることを目指し、一歩を踏み出すことまでを視野に入れてプログラムを提供します。 

参加人数：県内在住の大人5名、県外在住の大人5名、大学生30名が参加予定 

 

地域の魅力体験プログラム 

日時　　：2019年1月20日（日） 9:00-16:00 

出発場所：フロンティアファーム（茨城県つくばみらい市南2135） 

詳細　　：大学生が自分達だけで考えた茨城体験プログラムを県外の大人に提供し、知られていない 

茨城の魅力を体験してもらう予定です。その地域に住む学生だからこそ知っている地域の魅力を存分に体験してもらい、地域を好きになって「また来たい」と思ってもらえる体験をプロデュースします。 

参加人数：県外在住の大人5名、大学生5名が参加予定 

 

■今後の展開について 

来年度以降もつくば市をはじめとした茨城県の大学生・高校生を対象に地域に根差したキャリア教育を展開していく予定です。 

 

 

■イノライブ概要 

組織名　 ： イノライブ（INNOLIVE） 

代表者　 ： 山森　達也 

所在地　 ： 東京都を中心に活動しています。 

創業　　 ： 2015年12月 

組織説明 ：　元文部科学副大臣の鈴木寛氏が主催する社会創発塾（http://socialemergence.jp/）で生まれたプロジェクトで 

あり、2015年より富士北稜高校（山梨県富士吉田市）、新川高校（富山県魚津市）を中心に、「一人ひとりが心の豊かさを感じるために大事なことを知っていて、実現できるため」に高校生との対話や、ワークショップ等を実施している。おもに「総合と学習の時間」を活用し、正式な授業の中での活動を中心としています。また、任意の高校生を対象とした、1泊2日のワークショップ等も積極的に実施している。 

 

■茨城県　トライアル移住＆トライアル二拠点居住推進プロジェクトについて 

茨城県まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標として掲げる「東京圏から本県への新しいひとの流れ」をつくることを目的として、平成28年度から、東京圏（埼玉県、千葉県、東京都、及び神奈川県）に立地する企業とタイアップし、将来的に地方への移住に関心を持つ東京圏在住の従業員や企業自体が、トライアルとして本県に移住・二地域居住、進出する取組みを推進している。