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音楽は医療・介護を変える! 音楽による認知症ケアを描いたドキュメンタリー映画『パーソナル・ソング』上映イベントを、神保町ブックセンターで1月20日開催

地域医療ジャーナル

! 2018年10月19日 10時

アメリカでは、音楽による認知症ケアの取り組み「ミュージック&メモリー」が始まっています。その人にとって思い入れの強い楽曲(パーソナルソング)には、過去の記憶をよみがえらせ、楽しさや喜びを取り戻す効果がある、といった事例が多く報告されています。日本でも高齢化に伴い認知症高齢者数は増加の一途をたどっています。このイベントを通じて、「音楽の力」を活用したこれからの高齢者のケアについて、一緒に考えてみませんか?

 

医療系ウェブマガジンを発行する「地域医療ジャーナル」(所在地:東京都千代田区、代表:福士 元春)が運営する、これからの医療について考え+行動するためのオンラインコミュニティ「地域医療編集室」では、2019年1月20日(日)映画上映・意見交換会イベント「パーソナルソング 医療・介護をつなぐ音楽」を、神保町ブックセンター(東京都千代田区)にて開催します。

 

▼ 「パーソナルソング 医療・介護をつなぐ音楽」チケット予約:https://peatix.com/event/447620

▼ オンラインコミュニティ「地域医療編集室」:https://camp-fire.jp/projects/view/76122

 

■70歳以上の割合は初の2割超え、高齢者の4人に1人、約400万人が認知症

9月17日の「敬老の日」にあわせ、総務省が高齢者人口の最新統計を公表しました。65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は28.1%、人口は3,557万人となりました。また70歳以上の割合は、前年より0.8ポイント高い20.7%、人数は100万人増の2,618万人となり、初めて2割を超えました。

 

高齢化が加速する日本において、高齢者の医療介護サービスの需要は増しています。現在、高齢者の4人に1人、約400万人以上が認知症を抱えているとされ、大きな社会問題になっています。しかし、認知症をはじめとする高齢者特有の病気では、薬などによる治療効果は限られている、という問題がかねてより指摘されていました。「地域医療ジャーナル」では、こうした高齢者に「音楽の力」を活用することで、医療では届かないあたたかなケアを提供したいと考えています。

 

■認知症症状を音楽で改善させる取り組みを紹介し、サンダンス国際映画祭で観客賞を受賞

「音楽の力」に着目していた折に出会ったのが、ドキュメンタリー映画『パーソナル・ソング』(原題:Alive Inside)。アルツハイマー病患者の症状を、その人が思い入れを持つ音楽(パーソナルソング)の力で劇的に改善させるという内容です。インディペンデント映画やドキュメンタリー映画の国際的な登竜門として知られ、世界中から毎年8000本を超える映画が集まるサンダンス国際映画祭において、2014年にドキュメンタリー部門で観客賞を受賞しています。

 

 

この映画で紹介されている「ミュージック&メモリー」は、認知症高齢者に携帯音楽プレーヤーで好みに合わせた音楽を聴かせ、過去の記憶を取り戻そうとする、新しい認知症ケアです。実際、その人にとって思い入れのあるふさわしい楽曲(パーソナルソング)を聴くことによって、過去の想い出が鮮やかによみがえり、生きる楽しさや喜びを取り戻した、という事例が多数報告されています。

 

■アジア初、音楽による認知症ケア「ミュージック&メモリー」が日本でもはじまる

このアメリカの音楽による認知症ケアの取り組み「ミュージック&メモリー」を、NPO法人 エコロジーオンライン(所在地:栃木県佐野市、代表:上岡 裕)がいち早く導入。2017年10月から、栃木県佐野市などの高齢者福祉施設4カ所でトライアル事業を開始しました。これは、アジアでは初の取り組みです。

 

 

しかし、こうした音楽を活用したケアや音楽療法は、まだ医療介護現場で十分に普及していません。また、音楽療法士やケア提供者の現場での研修機会も、極めて少ないのが現状です。そこで、「地域医療編集室」では啓発活動の一環として、映画上映・意見交換会イベント「パーソナルソング 医療・介護をつなぐ音楽」を開催することを決定しました。

 

今回は、ドキュメンタリー映画鑑賞のあとで、この「ミュージック&メモリー」国内先行事例について、上岡 裕 氏からご登壇いただく予定です。

 

さらに、これからの医療・介護現場で音楽をどのように活用していけるのか、その可能性や展望についてもご参加の皆様と意見交換できればと考えております。

 

■「パーソナルソング 医療・介護をつなぐ音楽」開催概要

日時:2019年1月20日 (日)  13:30 - 16:30

会場:神保町ブックセンター(東京都千代田区神田神保町2丁目3-1)

チケット:¥1,500(全席自由席)

対象:音楽の活用に関心のある医療職・介護職・患者家族、音楽療法士、医療や音楽に関心がある一般の方、近隣地域住民の方など、どなたでもご参加いただけます

▼ 「パーソナルソング 医療・介護をつなぐ音楽」チケット予約:https://peatix.com/event/447620

※当日券も準備する予定ですが、席数の都合上、事前予約をおすすめします。

 

 

「地域医療編集室」でも、「医療における音楽の活用」をテーマに現場での取り組みを始めました。認知症などを患う高齢者が、好きな音楽によって過去の記憶がよみがえり、笑顔(時には涙)を取り戻すことで、高齢者はもちろんその家族や介護者も元気になります。医療介護現場で音楽をもっと積極的に活用し、従来の医療介護サービスではなかなか届かない、大切なケアの提供に今後も取り組んでまいります。

 

■今後の活動予定

医療と音楽のコラボレーションをめざして、さまざまな活動を展開していく予定です。

 

まずは、国分寺市を中心とする地域の有志とともに、医療介護現場で音楽を活用するプロジェクトを立ち上げ、医療現場での音楽療法士の研修提供やパーソナルソング提供支援活動をおこなう予定です。音楽療法士10名以上の現地研修や、100名以上の高齢者へのパーソナルソングの提供を目指します。

 

さらに、NPO法人 エコロジーオンラインと連携しながら、医療・介護現場における音楽の活用法を普及させていきます。より多くの皆様に向けて積極的に情報を発信すべく、オンラインコミュニティ「地域医療編集室」やウェブマガジン「地域医療ジャーナル」のプロモーションにもこれまで以上に注力してまいります。

 

【地域医療ジャーナルについて】

所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目3-1-309

代表者:編集長 福士 元春

設立:2015年1月

URL:https://cmj.publishers.fm/

事業内容:月1回発行の医療系ウェブマガジン「地域医療ジャーナル」運営



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