平成30年度 世界精神保健デー 普及啓発事業 イタリア精神保健法(バザーリア法)制定40周年記念プログラム(プレスリリース)

本プログラムでは、世界精神保健デーに、名古屋・浜松・東京において公布から40年に当たるイタリア精神保健法下の取り組みを紹介し、精神保健関係者のみならず、教育・経済・広告メディア等の国民各層への意識啓発を行おうというものです。 1)記念公演:イタリア精神障害者当事者による演劇   演劇集団Arte e Salute(アルテ・エ・サルーテ) 「マラー/サド(マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者によって演じられた ジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺)」 2)特別展示:バザーリア法の結実-日伊精神障害者共同就労支援プロジェクト- イタリアと日本の精神障害者による芸術作品、福祉施設や社会的協同組合で製作された授産品等の展示

2018年9月18日

 

平成30年度 世界精神保健デー 普及啓発事業

イタリア精神保健法(バザーリア法)制定40周年記念プログラム(プレスリリース)

 

特定非営利活動法人 東京ソテリア

代表理事  野口 博文

 

 

この度特定非営利活動法人東京ソテリアでは、以下の内容について企画をしました。つきましては、本企画への取材等を受け付けております。お忙しい中恐縮ですがご検討ください。

 

【主旨】

1992年以降、毎年10月10日を世界精神保健デーと定め、メンタルヘルスについての意識啓発と偏見をなくす活動が行われています(世界保健機構: WHO)。我が国においても、精神疾患や精神障害者に対する正しい理解の促進を図るため、様々な活動を通じて普及啓発が進められています。特に、精神障害者福祉の現場においては、「入院医療中心から地域生活中心へ」という方策を、当事者や当事者家族を含めた地域の共通認識とすることが重要となってきています。

当法人は、啓発活動を支援する観点に立ち、精神科医療の脱施設化に成功したイタリア共和国での交流を行い、当事者・当事者家族・障害者福祉関係者の意識の向上に努めてきました。特に本年5月のバザーリア法制定40周年記念には全国から集った36名でイタリアボローニャに訪問し、現場の医療職、福祉職、当事者、家族が直接イタリアでの取り組みに触れ、日本に持ち帰りその後も日本への援用について各地で議論を重ねているところです。こうした直接的な交流を踏まえた上で、精神障害者支援を取り巻く社会の在り方を検討し続け、地域精神保健の一助になるべく活動をおこなっております。

本プログラムでは、世界精神保健デーに、名古屋・浜松・東京において公布から40年に当たるイタリア精神保健法下の取り組みを紹介し、精神保健関係者のみならず、教育・経済・広告メディア等の国民各層への意識啓発を行おうとするものです。

 

1.名称

平成30年度 世界精神保健デー 普及啓発事業

イタリア精神保健法(バザーリア法)制定40周年記念プログラム

 

2.開催日程

(名古屋)平成30年10月8日(月)

 

3.公演会場

愛知県精神医療センター(愛知県名古屋市千種区徳川山町4丁目1-7)

 

4.主催

特定非営利活動法人 東京ソテリア

 

5.企画協力団体

共 催   イタリア文化会館、エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合機構精神保健局

特別協賛 イタリア演劇団の浜松公演を応援する会(通称:浜松サルーテの会)

後 援   公益社団法人全国精神保健福祉会連合会、

認定特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構、

特定非営利活動法人全国精神障害者地域生活支援協議会、

外務省、浜松市、浜松市教育委員会、東京都板橋区

中日新聞社、中日新聞社会事業団

協 力   公立大学法人静岡文化芸術大学、株式会社マザーズリヴ、株式会社シロシベ

認 証   beyond2020プログラム

協 賛   セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ・ワールドワイド・ジャパン株式会社

マセラティ浜松、マセラティ浜松  静岡プレオウンドカーセンター

助成    (公財)浜松市文化振興財団

 

6.内容

1)記念公演:イタリア精神障害者当事者による演劇

演劇集団Arte e Salute(アルテ・エ・サルーテ)

「マラー/サド(マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者によって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺)」

エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合公社精神保健局の患者達によるプロフェッショナルな劇団である非営利団体がボローニャ市立劇場と協同で制作した舞台作品。1964年に初演され、1967年には映画化もされた。

フランスのシャラントン精神病院に収監されているマルキ・ド・サド侯爵が、患者たちを使い、フランス革命指導者であり、後にシャルロット・コルデーにより浴槽で刺殺されるジャン=ポール・マラーのドラマを描くという設定の劇中劇。実際に精神障害や社会からの疎外を経験した俳優達が、芸術的な感性と巧みな演技力で、革命、そして、人間としての自由を表現している。イタリア国内ならず、中国やスペインでの海外公演でも高い評価を得ている。

 

脚本:ペーター・ヴァイス/脚色・監督:ナンニ・ガレッラ/オリジナル音楽:サベリーノ・ビテ

制作:エミリア・ロマーニャ演劇財団‐ボローニャ市立アレーナ・デッレ・ソーレ劇場、ボローニャ地域保健連合公社精神保健局

2)特別展示:バザーリア法の結実-日伊精神障害者共同就労支援プロジェクト-

イタリアと日本の精神障害者による芸術作品、福祉施設や社会的協同組合で製作された授産品等の展示

 

7 .日程

10月8日(月)

公演①展示①※愛知県精神医療センター           

精神科病院入院患者とボローニャより来日の精神障害者劇団員の交流を企画

10月9日(火)

展示②※クリエート浜松 浜松市長表敬訪問、静岡文化芸術大学学生と交流会を企画

10月10日(水) 

展示③※クリエート浜松 一般市民、地域に暮らす精神障害当事者との交流会を企画

10月11日(木) 

公演②展示④※クリエート浜松

10月12日(金) 

板橋区長表敬訪問 展示⑤※板橋区役所1階

10月13日(土) 

公演③展示⑥※イタリア文化会館 東京ソテリアハウス

10月14日(日) 展示⑦※東京ソテリアハウス]

 

8.その他

・来賓として以下の行政職の同行来日を予定しています。

ビルジニオ・メーロラ(ボローニャ市長)

マルコ・ロンバルド(ボローニャ市欧州政策・国際関係評議会議員)

アンジェロフィオレッティ(ボローニャ精神保健局局長)

イヴォンヌ・ドネガーニ(ボローニャ精神保健局前局長)

クラウディオ・ロンギ(エミリア・ロマーニャ演劇財団芸術総監督)

 

・各開催地の精神保健福祉施設、当事者と当事者家族の協力により実施をしています。

【お問合せ先・ご連絡先】 特定非営利活動法人 東京ソテリア プロジェクト事務局(担当:塚本)

 電話  03-5879-4970 Eメール info@soteria.jp]

 

 



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企業名 有限会社マザーズ
代表者名 野口昌子
業種 医療・健康

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