聖ヶ丘病院の「電子カルテシステム」が本稼働を開始

東芝ソリューション販売株式会社(本社：神奈川県川崎市／取締役社長：大和田 昭彦／以下、当社)が納入構築した、医療法人社団珠光会  聖ヶ丘病院(東京都多摩市／院長 米戸敏彦／以下、聖ヶ丘病院)の、院内情報共有の強化や、効率的なチーム医療を実現する「電子カルテシステム」が、本稼働を開始しました。

 

聖ヶ丘病院は、主に癌治療を専門とする病院として、がん検診、早期癌から進行・再発癌に対する外科治療や化学療法、そして緩和治療も含めたトータルな医療を一貫して行う病院で、1996年には東京都で4番目のホスピスとして認可されています。近年は、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の治療や、肺炎などの急性疾患の対応、乳がん検診にも注力することで、地域社会に貢献する活動に尽力しています。

 

今回、本稼働を開始した聖ヶ丘病院の電子カルテシステムは、紙カルテの電子化で、医師と各スタッフの間に、正確でタイムリーな診療情報の共有環境を提供しました。オーダリングシステム、医事会計システム、各部門に分散する検査システム、薬局システム、内視鏡システム等とのデータ連携で、院内の業務プロセスを改善し、高品質な医療の標準化を促進するためのICT基盤を構築したものです。

 

当社は、医療機関をはじめ、製造業や、流通業など、さまざまな業界で、ICTによる業務プロセス改善の実績があります。聖ヶ丘病院では、業務効率化に加え、診療方針の了解を得る（インフォームド・コンセント）サポート体制の強化、入院診療計画書（クリニカルパス）の早期提供など、患者サービスの向上も実現しました。

当社は今後も、「心の通じ合う医療サービス」を実践する聖ヶ丘病院の取り組みに、最適なソリューションと各種サービスの提供を通じて、地域社会に貢献できる医療コミュニティの創造を支援してまいります。

 

＜電子カルテシステムの特長＞

1.正確でタイムリーな診療情報を共有

医師と各スタッフの間に、正確でタイムリーな診療情報の共有環境を提供しました。オーダリングシステム、医事会計システム、各部門に分散する検査システム、薬局システム、内視鏡システム等とのデータ連携で、院内コミュニケーションの促進と、業務プロセスの改善を実現しました。

 

2.患者サービスの向上

患者に治療内容を十分に説明し、診療方針の選択と了解を得る（インフォームド・コンセント）サポート体制の強化、入院診療計画書（クリニカルパス）の早期提供など、患者サービスが向上しました。

 

3.オーダリングシステムとの連携強化

電子カルテと同時にリニューアルを行ったオーダリングシステムに、化学療法の投与量、計画の自動作成、各種チェック機能を実装しました。これにより、医師に化学療法データが正確かつタイムリーにフィードバックされ、患者とのコミュニケーションが向上しました。

 

 

■医療法人社団珠光会  聖ヶ丘病院について

主に癌治療を専門とする病院として、がん検診、早期癌から進行・再発癌に対する外科治療や化学療法、そして緩和治療も含めたトータルな医療を一貫して行う病院です。患者一人ひとりにとって理想となるホスピスケアの実現に向けて、痛みをはじめとする苦痛緩和のみならず、患者の考え方や心のニーズを尊重した全人的なチームケアを推進しています。1996年には東京都で4番目のホスピスとして認可されています。

近年は、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の治療や、肺炎などの急性疾患の対応、乳がん検診にも注力することで、地域社会に貢献する活動に尽力しています。

 

医療法人社団珠光会  聖ヶ丘病院

http://www.hijirigaoka.or.jp/

 

電子カルテシステム導入事例

http://www.toshiba-tsos.co.jp/ex/hijirigaoka/

 

■東芝ソリューション販売株式会社について

クラウドソリューション、パッケージソリューションを主体とした情報システムを、企画からサポートまで一貫したサービス体制でご提供しています。

 

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