妖怪の宿『鳳明館』～妖怪を東京の新たな観光資源へ～

妖怪の宿『鳳明館』概要

 

■日程：2018年7月1日（日）より毎月第１日曜日

 

■時間：1４時～19時（予定）

 

■ＨＰ：https://www.youmise.info/yokaiyado

 

■入場料：1000円（入場券＋妖怪通貨3枚）

 

■館内通貨：受付にて販売する妖怪通貨のみになります。館内のイベントやカフェは全て妖怪通貨での表示になっており、人間の通貨は使えません。

 

■館内イベント

館内妖怪イベントや、出現する公式妖怪は毎月変更します。またメニューや物販の内容も毎月違います。全て“妖怪”がテーマとなっています。

 

■訪日外国人向け（10月以降で実施予定）

イベント日に合わせ、英語での散策ツアーを企画中。『妖怪とは？』と簡単に説明した紙芝居（映像）を制作。昔から日本人が描き続け、時には恐れられ、時には愛される“妖怪”を通して、面白い方向からの日本文化を学べる機会をつくります。

 

 

女将は鳳明館のシンボルでもある鳳凰、番頭は鳳明館森川別館にも彫られている河童です。

 

 

＜鳳明館（ホウメイカン）とは＞

・本郷旅館街

明治37年に創業した『朝陽館』の成功を機に、次々と旅館が増えていき、本郷は百軒以上の旅館がひしめく一大旅館街となりました。

しかし現在では、現役で営業している本郷の旅館は数軒のみとなり、本郷が旅館街だったことを知る人は少なく、東京に旅館があることを知らない人も増えています。

鳳明館は、明治時代は下宿として、戦後は旅館に業態を変え、現在も昔の姿をそのままに営業している旅館のひとつで、本館・台町別館・森川別館の三館を営業しています。

 

・お客様を待つ旅館から、お客様を呼び込む旅館へ

様々な形態のホテルが増え、ネットでの販売が主流になる中で、古い建物であることや、トイレ風呂が共同であるという宿泊環境は、それだけで選択肢から外れることがあります。

しかし、無理に部屋の中にトイレを設けたり、現代に合わせた改装をするのではなく、この状態のまま愛してくださる方を増やしていくことにしました。

予約が入るのを待つのではなく、旅館自らが発信し、新しい楽しみ方を提案し、実際に内装を見ていただく機会をつくります。

 

＜妖店百貨展（ヨウミセヒャッカテン）とは＞

・東東京を中心に妖怪イベントを実施

妖怪のアニメは色々とありますが、アニメとはまた違う“体感”という観点から2013年より、商店街・テーマパーク・元キャバレー施設等、環境や建物を活かす形での妖怪イベントを実施しております。

はじまりが文京区と台東区の境目にある商店街“よみせ通り”だったことから拠点を台東区谷中にしており、その際に名付けた『妖店（ようみせ）』を冠として活動しております。

 

・『妖怪』を東京の観光資源に

昔からの言い伝えが妖怪という形になって現れたものや、伝統工芸品や伝統芸能の中にも付喪神や鬼や人魚などと深いつながりがあるものも多くあります。“忍者”と同様、多様性のある観光ツールであり、海外の方への面白いアプローチになると確信し、今回、『鳳明館』を使ったイベントを実施することになりました。

 

問合せ先：妖店百貨展（ヨウミセヒャッカテン）

海津智子（カイヅ）

youmise@outlook.jp

Twitter：@youmisedori